こないだの「電力足りない」で原発ヨイショ連が巻き返しを図っている。得とした顔で「いますぐ再稼働しろ」みたいな間抜け話を吹聴している。 でもねえ、今回の電力不足は電力供給力の問題ではない。普段は無視して良い事件が2連チャンしただけ。地震で火力が止まってそこに大寒波があっただけ。電力供給設備そのものが足りないわけではない。 しかも節電でどうにかなった。「節電よろしく」を27時間、うち「ホントに大変だからお願い」は8時間くらいでしかない。 全然大したことはない。2013年からの約10年、雑に8万時間のうち本気の節電は8時間でしかないということだ。 ■ 火力増強の必要すら低い それからすれば火力増強の必要すら低い。天然ガス発電能力の積み増しが是非とも必要というわけでもない。人口やら産業構造から今後も電力需要は増える見込みにないからだ。 実際に火力を新設する企業も出てこない。工場につけるような小口は