Harvard Business Reviewの記事にて、大学を辞めてIT起業家を目指すことの現実を若者に知らせる必要があるとの指摘がされている(Harvard Business Review、slashdot)。 ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグなど、大学を中退して起業し成功した例はいくつかある。だがそのような若者で成功するのはほんの一握りであり、大半は親元から経済的に自立することのできない人生を送ることになるという。 同記事では、学業を犠牲にしてアプリ開発に精を出す若者に焦点を当てている。アプリ開発の世界は、トップの一握りの人だけが「独り勝ち」するパターンとなっており、若者に進学を辞めて起業することを促すのは、まるで宝くじに大学資金を注ぎ込むことを勧めるようなものだとしている。