印刷 メール マチュピチュ劣化深刻 日本の研究者に保存・修復依頼 隙間が目立つようになったマチュピチュ遺跡の「太陽の神殿」(西浦忠輝さん提供) 標高約2400メートルの尾根上に築かれていることから、「空中都市」とも呼ばれる南米・ペルーのマチュピチュ遺跡。世界遺産にも登録されているこの遺跡の建造物遺構の劣化が進み、一部は立ち入り制限も考慮するレベルに至っていることが明らかになった。ペルー政府の要請を受け、日本の研究者たちが保存・修復に乗り出した。 マチュピチュ遺跡は長さ約700メートル。15〜16世紀に築かれたインカ帝国の離宮跡と言われており、200以上の建物から構成される。1911年、アメリカの歴史学者ハイラム・ビンガムによって発見された。 傷みがひどいのは、遺跡の中でも中心的建物とされる「太陽の神殿」。墓とその上にある円筒状の神殿から構成されており、冬至と夏至の日に、それぞれ太陽が差し込
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