並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 4 件 / 4件

新着順 人気順

あさのあつこ 新刊の検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 影響を受けた100作 - ささやかな終末

    好きな小説を100冊選ぶという企画は、長年何度もチャレンジしながらも最後まで選びきれずに失敗し続けていた心残りである。しかし今回、「好き」だけではなく「影響を受けた作品」との条件を追加し、100冊ではなく100作、小説だけではなく映像作品等も込みにすることで、めでたく完成させることができた。1作1作コメントを書いていきたいところなのだが、影響を受けているだけあって思い入れの強い作品ばかりが並び、コメントが非常に長くなってしまいそうなので、まずは作品タイトルのみで記事を公開する。「出会った順」で番号を付けた。なお、コメントの追加時期は未定である。 追記1:コメントは順調に追加できており、順調すぎるあまり後半に行くにつれ長くなる一方であるため、読むときは注意が必要であると思われる。「紹介」と「思い出語り」がメインであり、重要な展開等のネタバレはしていない。 追記2:予想以上に多くの方々に閲覧し

      影響を受けた100作 - ささやかな終末
    • 最強に面白い人生最高のおすすめ小説100選 - 神本を求めて

      神本を求めて 無数にある小説の中でも本当に面白い小説はほんのひと握りしかなく、世間一般的に高評価な小説が自分にとっても高評価になるとは限らない。 そこでSF、ファンタジー、伝奇小説が特に好きで、ミステリやホラーもそれなりに読む私がこれまでに読んで素晴らしいと思った作品を100冊厳選して挙げていく。趣味が近そうな方の参考になれば幸いである。 神本を求めて本を積みまくる日々 1. 星を継ぐもの 三部作 / J.P.ホーガン(1977~1981年) 月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。 「月で5万年前の真紅の宇宙服をまとった死体が見つかった。」 こん

        最強に面白い人生最高のおすすめ小説100選 - 神本を求めて
      • 周防柳(すおうやなぎ)著「高天原-厩戸皇子の神話(たかまのはら-うまやどのみこのかみばなし)」 - シニアライダーの日常・R1200Rと共に

        周防柳という作家の「高天原-厩戸皇子の神話」という小説を読みました。彼女の作品は「蘇我の娘の古事記(ふることぶみ)」に続いて2作目で、漢字の読ませ方が独特ですが、飛鳥時代の話ですから訓読みが基本なんでしょうね。 高天原 ── 厩戸皇子の神話 (集英社文庫) 作者:周防 柳 集英社 Amazon 蘇我の娘の古事記 (時代小説文庫) 作者:周防柳 角川春樹事務所 Amazon 厩戸皇子すなわち聖徳太子が古事記や日本書紀よりも前に編纂させたといわれる「国史(くにつふみ)・天皇記(すめらみことのふみ)」を題材としたもので、前作の古事記より更に古い話です。 歴代天皇の名前をはじめとして耳慣れない単語が連続しますし、日本の古代史が頭に入っていないので中々理解が進まないところもありましたが、単なる読み物としてもとても面白かったです。何より文体が私の好みで、今後彼女の愛読者になってしまいそうな予感がありま

          周防柳(すおうやなぎ)著「高天原-厩戸皇子の神話(たかまのはら-うまやどのみこのかみばなし)」 - シニアライダーの日常・R1200Rと共に
        • 武田綾乃さんが読んできた本たち 作家の読書道(第222回)|好書好日

          武田綾乃(たけだ・あやの)作家 1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年に出版されデビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』がテレビアニメ化され話題に。『その日、朱音は空を飛んだ』で第40回吉川英治文学新人賞候補。他の著作に、『青い春を数えて』『どうぞ愛をお叫びください』『愛されなくても別に』など。 「本屋チャンス」が楽しみだった ――いちばん古い読書の記憶を教えてください。 保育園の頃だと思いますが、自分で最初から最後まで全部読んだ本をすごく憶えています。絵本の『白鳥の湖』でした。内容というよりも、はじめて自分で全部読んだ、ということで印象に残っています。 ――昔から本はよく読んでいましたか。 家が結構本だらけでした。絵本は定期的に送られてきていたし、毎月5000円までは、小説でも漫画でも図鑑で

            武田綾乃さんが読んできた本たち 作家の読書道(第222回)|好書好日
          1