みなさん、こんにちは。 人はこの世に客に出された旅人。 山岡荘八の伊達政宗を読んでいた時、そういうフレーズがあったと思います。 言うまでもなく政宗の言葉だったものですが、徳川家康の「人の一生は、重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし」と対比して書かれていたようにも思います。 まぁ、今回家康はいいんですけどね。 で、政宗の言ってるこの「客」の意味なんですが、どれだけ資産を持ち名声を博し、多くの家族や友人知人に囲まれていても、人は最後は一人で死んでいくものっていう無常観っていうのがありますね。 また、この世の自分は言ってみれば仮の姿でこの世に放り出されただけなんだよ!なんて言ういささか宗教がかった意味合いにも取れます。 そしてもう一つ、自分が招かれた客と思えば、少々のことは我慢できるし、間違っても招いてくれた人に不愉快な思いをさせないように気を付けるものだっていう意味もありますね。 今日お話しした