並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 12 件 / 12件

新着順 人気順

ぐるっとパス 美術館の検索結果1 - 12 件 / 12件

  • 「電線絵画展-小林清親から山口晃まで-」 | 展覧会 | 練馬区立美術館

    街に縦横無尽に走る電線は美的景観を損ねるものと忌み嫌われ、誰しもが地中化されスッキリと見通しのよい青空広がる街並みに憧れを抱くことは否めません。しかし、そうした雑然感は私たちにとっては幼いころから慣れ親しんだ故郷や都市の飾らない、そのままの風景であり、ノスタルジーと共に刻み込まれている景観でありましょう。 この展覧会は明治初期から現代に至るまでの電線、電柱が果たした役割と各時代ごとに絵画化された作品の意図を検証し、読み解いていこうとするものです。 文明開化の誇り高き象徴である電信柱を堂々、画面中央に据える小林清親、東京が拡大していく証として電柱を描いた岸田劉生、モダン都市のシンボルとしてキャンバスに架線を走らせる小絲源太郎、電線と架線の交差に幻想を見出した“ミスター電線風景”朝井閑右衛門。一方で、日本古来よりの陶磁器産業から生まれた碍子(がいし)には造形美を発見することができます。 電線、

    • 東京都庭園美術館への旅④『東京都庭園美術館 正門~本館入口』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

      東京都庭園美術館への旅④ 『東京都庭園美術館 正門~本館入口』 Trip to the Tokyo Metropolitan Teien Art Museum 「白金台どんぐり児童遊園」 「国立科学博物館附属 自然教育園」 「東京都庭園美術館」 この季節の美術館、庭園巡りに最適な「ぐるっとパス」の電子チケットを活用しています。参考東京・ミュージアム ぐるっとパス2023 (rekibun.or.jp) 東京都庭園美術館本館(旧朝香宮邸) photoⒸarashi いつもご覧いただき、ありがとうございます!! グループの新機能「ランキング」に参加しておりますので、お手数ですが下記バナーをクリックいただければ幸いです。応援どうぞよろしくお願いいたします!!! ランキング参加中写真・カメラ ランキング参加中旅行 ランキング参加中鉄道 ランキング参加中アクセスの輪 ランキング参加中はてブロ みんな

        東京都庭園美術館への旅④『東京都庭園美術館 正門~本館入口』 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
      • 【ぐるっとパス】新宿歴史博物館が意外と楽しかった話【夏目漱石推し】 - 転んでもただでは起きない日常

        ぐるっとパス巡りをしている 都内の美術館や博物館、動物園などの無料券や割引券が札束にようになっている、 「ぐるっとパス」を使って芸術の秋を堪能しています。 www.rekibun.or.jp ▲マイぐるっとパス。 付箋付けて計画立てて行ってます☆ 2200円で、2か月使えるので休日にぐいぐい巡るようにしているんですが、先日は 「新宿歴史博物館」に行って来ました!(もちろんぐるっとパスで無料) 丸の内線の四谷三丁目駅から徒歩8分ほどのちょっとわかりづらい場所。 途中でコンビニやら飲食店がたくさんあったので、お茶を買ったりしてのんびり歩いていくと・・・ありました~! 思っていたよりデカいし立派~!! いいね、いいね~ 中に入ると、階段で下ったところに受付があります。 スタッフの方々がみんな優しげで、いろいろ丁寧に教えてくれましたよー。 こちら、ホッコリ系のベテラン風の方ばかりで職場環境の良さを

          【ぐるっとパス】新宿歴史博物館が意外と楽しかった話【夏目漱石推し】 - 転んでもただでは起きない日常
        • 国立科学博物館 - 地球PF運用ブログ

          先日、上野にある国立科学博物館(科博)に行って来ました。科博については、昨年クラウドファンディングで史上最高額の支援金を集めたニュースが記憶に新しいところです。FIREしている身だと、平日にフラッとこういう所に行けるのが良いですね。私は東京生まれ、東京育ちで、今も都内に住んでいますが、もしかすると初めて科博に行ったかもしれません。 科博の展示スペースは広大で、展示物の数も膨大です。「日本館」と「地球館」に大きく分かれていますが、どちらも大ボリュームです。たしか午前中に入館して、それぞれ一通り回っただけで夕方の閉館まで居ました。当日は11709歩の歩数をマークし、自己最高記録となりました。もっとも、スマホに歩数計を入れたのは先週初めなので、10日未満の中での記録です。 いやー、楽しかったです。初っ端に全球型映像施設で「宇宙138億年の旅」を体験しました。ビッグバンによる宇宙誕生から地球誕生に

            国立科学博物館 - 地球PF運用ブログ
          • ただのきっぷじゃない⁉台東区をめぐるときに優待が受けられる各種一日乗車券は買うべき! - いろはめぐり

            皆さんこんにちは!よしたにです。 以前、台東区をめぐるのにお得なきっぷについての記事を書きました。 ▼鉄道オタクが送る台東区をめぐるのにお得なきっぷは?鉄道ファンライターが選ぶ便利な切符 この記事、知人から「読んだよー」とか「分かりやすくてよかったよ」とか、反響の多かった記事なのですが…個人的には、すごく反省している記事なんです。 なぜなら、書くべきことを書ききれなかったから。 実は、記事の中で紹介した各種一日乗車券を購入すると、都内の各施設で様々な優待が受けられるんです! 台東区内でも、お得に使える施設がたくさんあるんですよ! そこで今回は、前回の記事ではお伝えしきれなかった、台東区内で一日乗車券を持っているとお得なスポットをご紹介していきます! 知らずに損してしまう前に、ぜひお読みになってからお出かけくださいね。 一日乗車券で優待が受けられる台東区内の施設 早速、台東区内で地下鉄の一日

              ただのきっぷじゃない⁉台東区をめぐるときに優待が受けられる各種一日乗車券は買うべき! - いろはめぐり
            • 現代アートの多種多様さに感動した話【東京国立近代美術館】 - 転んでもただでは起きない日常

              東京国立近代美術館に行ってきた 数週間前に、ぐるっとパスを使って美術館や博物館を巡ってきたのですが、 www.izumisawasan.tokyo 東京国立近代美術館にも行ってきました。 https://www.momat.go.jp/ こちら、初めて入りましたけどね、 見る所がいっぱいありすぎて、時間があっという間に飛んでいきましたわ。 アートで時間泥棒される、という経験をしてきたのです。 3階?4階?分もフロアがあって、各フロアの広さが半端ない!! さすがの健脚自慢のワタクシもぐったりしてしまうほどの広さに加えて、飾られているたくさんのアートで精神が削られていくのです。 いや、精神が削られる、といっても、 圧のあるアートばっかりって感じじゃあないんですよ。 種類がすんごく多いので、「おおお〜!この絵はなんだか気味が悪くていいなあ〜!」から「あら、シンプルでかーわい〜♡」までホントにさま

                現代アートの多種多様さに感動した話【東京国立近代美術館】 - 転んでもただでは起きない日常
              • エドワード・ゴーリーの優雅な秘密 | 展覧会 | 練馬区立美術館

                アメリカの絵本作家エドワード・ゴーリー(Edward Gorey/1925-2000)の展覧会を開催します。アイロニカルで少し不気味な独特の世界観と、繊細なモノクロームの線描は、世界中の人々を魅了しています。近年、『うろんな客(The Doubtful Guest)』『不幸な子供(The Hapless Child)』などの絵本の翻訳が次々と発表されたことにより、日本でもその人気が高まっています。 ゴーリーは、新聞記者の父エドワード・リード・ゴーリーと母ヘレン・デュマのもとに、シカゴで生まれました。少年時代より読書好きで、イギリス古典文学にも親しみました。美術を学ぶために、シカゴ・アート・インスティチュートに進学したゴーリーは、第2次世界大戦での従軍により学業が一時中断されたものの、終戦後にはハーバード大学へ進み、フランス文学を専攻します。この学生時代に、美術と文学のみならず、歌舞伎やバレ

                • 美術館のすすめ - 気になったので、撮ってみた。

                  千代田区立日比谷図書文化会館で開催されていた「複製芸術家 小村雪岱展 」 今回はワタシノスキナモノを紹介です 表題の「美術館のすすめ」の話はのちほどのちほど・・・ よろしければ最後までお付き合いください 泉鏡花「日本橋」装幀 小村雪岱(こむらせったい)とは? という方に少々ご説明しますと 大正3年9月、文豪・泉鏡花の小説「日本橋」で装幀家としてデビュー 装幀、挿絵、版画、日本画、舞台装置と多岐にわたり才能を発揮した 大正の名デザイナー(本の帯より)です 泉鏡花「薄紅梅」装幀 資生堂香水瓶 長田幹彦「祇園夜話」装幀 美しいでしょう?(笑) 繊細な線と曲線のつくりだす美しさ 絶妙な空間の間に・・・ 惚れました 日比谷図書文化会館「複製芸術家 小村雪岱展 」は終了していますが 三井記念美術館「小村雪岱スタイル」が2021年4月18日まで開催されています 🍀 🍀  🍀 絵心も絵の知識もないの

                    美術館のすすめ - 気になったので、撮ってみた。
                  • 生誕140年記念 背く画家 津田青楓とあゆむ明治・大正・昭和【臨時休館日あり】 | 展覧会 | 練馬区立美術館

                    1880年(明治13)に京都市中京区に生まれた津田青楓(つだせいふう、1880~1978、本名・亀治郎)は、1896年(明治29)に生活の糧として図案制作をはじめたことから画家人生の第一歩を踏み出します。歴史画家谷口香嶠に師事し日本画を学び、関西美術院では浅井忠らにデッサンを学んで、1907年(明治40)に安井曾太郎とともに渡仏。アカデミー・ジュリアンで修行します。帰国後の1914年(大正3)には二科会の創立メンバーになるなど洋画の世界で活躍し、後に洋画を離れ、文人画風ののびやかで滋味豊かな作品世界を展開していきました。 青楓は文豪夏目漱石に愛され、彼に絵を教えた画家であり、漱石らの本の装幀も数多く手がけました。また、写生にもとづく創造的な図案の試みや、随筆や画論など多岐にわたる文筆活動、それに良寛研究とその成果ともいえる書作品など、幅広い交流と旺盛な制作活動で知られています。しかし、さま

                    • 没後20年 まるごと馬場のぼる展 描いた つくった 楽しんだ ニャゴ! | 展覧会 | 練馬区立美術館

                      絵本「11ぴきのねこ」シリーズで知られる漫画家・馬場のぼる(1927~2001)を、様々な側面から紹介する展覧会を開催します。 馬場は青森県三戸町に生まれ、1949年漫画家を目指して上京します。1950年には少年誌でいち早く連載漫画を手がけ、手塚治虫、福井英一とともに「児童漫画界の三羽ガラス」と呼ばれるほどの人気を博しました。児童漫画界の主流が活劇モノに変化し始めると、大人向けの漫画雑誌に連載しながら、徐々に絵本の世界に活動の場を移します。1967年に刊行された『11ぴきのねこ』(こぐま社)はロングセラーとなり、現在まで絵本のみならずキャラクターグッズや人形劇など様々な媒体を通し、世代を超えて愛されています。 馬場は1952年から亡くなるまで約50年間練馬区に居住した、地域ゆかりの作家でもあります。自宅には膨大な日記やスケッチブックが残されていました。これら資料の中からは、街で見かけた人々

                      • 「塩田千春展 魂がふるえる」 @森美術館・六本木 - 墳丘からの眺め

                        6月20日から10月27日まで4か月以上にわたって開催される、塩田千春の個展へ行ってきました。 作品はエントランスの頭上空間にも。 作品タイトルは「どこへ向かって」 公式サイトによれば天井から吊られた舟は65艘。 https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/shiotachiharu/04/index.html そんなに多くあったとは。 入口のサインは縫って描かれた雰囲気。 ほとんどの作品は撮影可で、観客のほぼ全員がカメラ・スマホを構えていた印象でした。 以下、これから展覧会へ行く方にはネタバレになります。余計な先入観が付くかも知れないので飛ばして下さい。 中へ入り込んで包まれるような三次元作品は、その場に行かないと味わえない、写真だけでは伝わらないものだとは思いますが… ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 最初の大部屋は「不確かな旅」 舟が燃え上がっているよ

                          「塩田千春展 魂がふるえる」 @森美術館・六本木 - 墳丘からの眺め
                        • 日本の中のマネ ―出会い、120年のイメージ― | 展覧会 | 練馬区立美術館

                          19世紀フランスを代表する画家エドゥアール・マネ(1832‐83)の日本における受容について考察する展覧会です。 画家で美術批評家の石井柏亭は、マネの《草上の昼食》(1863年、オルセー美術館、パリ)にインスピレーションを得て、《草上の小憩》(1904・明治37年、東京国立近代美術館)と題された作品を手掛けました。彼以外にも山脇信徳や安井曾太郎、山本鼎、村山槐多、小磯良平らの作品に、マネからの影響が見受けられます。それは模写であったり、筆触の類似性、そして構図やモチーフの借用であったりと様々です。また、マネへの理解をとりわけ強く主張したのは、批評家であったとも言えます。先述の石井や医師で詩人、小説家、美術批評家の顔を持つ木下杢太郎は、批評家としての発言の中で、マネを理解することこそが西洋近代絵画を受容する上で不可欠であると主張しています。 しかしながら、我が国における洋画黎明期の美術家や批

                          1