仏パリで行われた極右団体の抗議デモで、ローラさんの肖像画を掲げる参加者(2022年10月20日撮影)。(c)Emmanuel DUNAND / AFP 【10月22日 AFP】仏パリで先週、12歳の少女が性的暴行を受け殺害される事件があり、移民の女が殺人などの容疑で逮捕された。女は不法滞在により国外退去を命じられていたことが判明。右派政治家からは政府への批判が噴出したが、被害者の両親は21日、事件を政治利用しないよう訴えた。 名前を「ローラ」とのみ公表されている少女は先週、パリ北東部で行方不明になった後、遺体がプラスチック箱の中に入れられた状態で発見された。 逮捕された女はアルジェリア人で、精神疾患の病歴があった。検察当局によると、取り調べに対し、ローラさんと同じ建物に住んでいた親族のアパートにローラさんを誘い込み、シャワーを浴びさせた後、性的暴行を加えて殺害したと供述。捜査当局の調べから