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オットーサイクルの検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 欧州のEV戦略は「ブラック魔王」で読み解ける

    「太りすぎです」 医者は厳かな表情でそう言った。一瞬「そんなもん医者じゃなくてもわかるわい」と突っ込もうと思ったが、場が凍ると後の展開がキツいので思いとどまった。ナイス判断。続く医者の言葉は「HbA1cの数値9.8は今すぐ入院してもおかしくないくらいです」。 ということで、忙しがって外食に頼っている場合じゃなくなった。仕方なく自炊である。そして炭水化物を、豆腐か厚揚げに置き換える生活が始まった。八宝菜みたいな野菜多めの餡かけや、出汁を利かせた鶏挽肉と菜の花の銀餡なんかを作って、焼いた厚揚げを焼きそばに見立てて餡かけにしたり、木綿豆腐をご飯代わりにした親子丼なんかを作って、日々過ごしている。 幸いなことに長い独居生活のおかげで、料理はそこそこできる。しかし、それゆえに自分の作る料理の味に飽きて、何か違う味のものが食いたくなるのだ。長年かけて染みついた手癖というか、自己流のやり方が何を作っても

      欧州のEV戦略は「ブラック魔王」で読み解ける
    • セラミックエンジンはなぜ消えた? 悪夢か、それとも貴重なヒントか

      もともとは「ラジエーターの要らない戦闘車両」を実現するための技術だった。それがいつしか民生用で実現させようという機運が高まり、日本ではいすゞを始めセラミックエンジンの実用化研究が活発化した。しかし、現在ではだれもセラミックの話をしなくなった。 TEXT:牧野茂雄(Shigeo MAKINO) FIGURE:Isuzu モーターファン・イラストレーテッド vol.156「最適冷却」より一部転載 いまは昔、セラミックエンジンなるもの、ありにけり……。 こう書き始めなければならないくらい、すでに昔の話である。日系2世エンジニア、ロイ・カモ氏がカミンズ・エンジン・カンパニーで仕事を始めたのは1948年、氏は83年に退社するまで熱機関研究所でエンジン研究一筋に過ごした。セラミックエンジンの研究は70年代末に着手され、カモ氏がカミンズの役員に就任した82年には試作セラミックエンジンを米陸軍の5tトラッ

        セラミックエンジンはなぜ消えた? 悪夢か、それとも貴重なヒントか
      • 内燃機関超基礎講座 | 排気エネルギーで回生:林義正氏のS-ハイブリッド・システム|Motor-FanTECH[モーターファンテック]

        捨てている排気を上手に回収することができれば、エネルギー効率は上がる。約30%のエネルギー効率を41%に向上させる技術が、排気の力で発電機を駆動するハイブリッドシステム。シンプルかつ高効率なのが特徴だ。 TEXT:世良耕太(Kota SERA) ILLUSTRATION:熊谷敏直(Toshinao KUMAGAI) すべての写真を 見る 仕組みがわかってみれば非常にシンプルだ。 「まともな技術は簡単なんです。これは誰もが知っている技術しか使っていません」 そう語るのは、東海大学総合科学技術研究所の林義正教授(取材当時)である。 燃焼室の中で燃料が生み出すエネルギーを100とすると、出力として取り出せるのはせいぜい30%程度だ。残りは冷却損失や機械損失として失われてしまう。オットーサイクルの原理上、ピストンを押し下げる役割を果たした排気は、外に逃がさないと次の行程に移れない。つまり、大きなエ

          内燃機関超基礎講座 | 排気エネルギーで回生:林義正氏のS-ハイブリッド・システム|Motor-FanTECH[モーターファンテック]
        • 130年越しに実現!!ホンダが夢のガソリンエンジンをついに完成させた! | モタガレ

          SKYACTIV-XやVCターボエンジンのように、日本のメーカーは、エンジン単体の性能を最大限に引き上げ、速さと燃費を両立できるよう、開発に尽力してきました。そんななか、最近になって採用が増加しているのが『アトキンソンサイクルエンジン』です。いったいどのようなエンジンなのでしょうか。 ©Honda Motor Co., Ltd. アトキンソンサイクルについて説明する前に、まずはエンジンの基本構造や動作原理について解説します。 ガソリン車の現行モデルはレシプロエンジンを搭載し、内燃機関の中で『吸気』→『圧縮』→『膨張』→『排気』の4行程が繰り返されるオットーサイクルが行われています。 エンジンの構造上、シリンダー移動区域にあたる『行程』は、圧縮時と膨張時で同じ長さ。 そのため膨張時の熱エネルギーは、決まった長さだけシリンダーを押し出すことなります。 膨張時の圧力(膨張圧力)は、シリンダーをさ

            130年越しに実現!!ホンダが夢のガソリンエンジンをついに完成させた! | モタガレ
          • 絶滅の危機から復活!ロータリーエンジンの歴史が凄い!|モーター天国

            ロータリーエンジンとは、ローターの回転運動によるエネルギーで動くエンジンのことです。 このエンジンは、まゆ型の空洞を持ったハウジング内をおむすび型のローターが回る様子が特徴的で、レシプロエンジンとは仕組みが大きく異なります。 このおむすび型のローターはハウジング内の空間を3つに仕切り、回転しながら吸気、圧縮、燃焼、排気の4工程を同時並行で行います。 この4工程を「オットーサイクル」と呼びますが、これらの工程を3つの部屋で同時に行うことで、燃焼効率が高いエンジンとなっています。また、この構造は「ヴァンケル型」とも呼ばれており、ロータリーエンジンの中で量産されているのはこのヴァンケル型だけです。 このエンジンはドイツのフェリックス・ヴァンケル博士によって発明されました。そして、このエンジンはその発明者の名前から呼ばれています。 レシプロエンジンとの違い ロータリーエンジンは回転運動によって動く

              絶滅の危機から復活!ロータリーエンジンの歴史が凄い!|モーター天国
            • マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエンジンで圧縮比世界最高16.3、燃料噴射圧世界最高700bar|Motor-FanTECH[モーターファンテック]

              マツダ Mazda3で初搭載のスカイアクティブ-Xを実現させた技術を考察する。 マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエンジンで圧縮比世界最高16.3、燃料噴射圧世界最高700bar 2019/07/15 Motor Fan illustrated編集部 ブックマークする いよいよ量産版が登場したマツダSKYACTIV-X。欧州仕様のマツダ3搭載のエンジン 今秋からいよいよ日本でも受注、そして販売がスタートするSKYACTIV-Xエンジン。国内の詳細のスペックはまだ発表されていないが、欧州仕様の試乗会は行なわれた。発表仕様から、技術情報を読み取ってみる。 すべての写真を 見る ■SKYACTIV-X(欧州仕様) シリンダー配列:直列4気筒 排気量:1998cc 内径×行程:83.5 mm×91.2mm 圧縮比:16.3 最高出力:180ps(132kW)/6000r

                マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエンジンで圧縮比世界最高16.3、燃料噴射圧世界最高700bar|Motor-FanTECH[モーターファンテック]
              • 130年越しに実現!!ホンダが夢のガソリンエンジンをついに完成させた! | Motorz(モーターズ)- クルマ・バイクをもっと楽しくするメディア -

                アトキンソンサイクルについて説明する前に、まずはエンジンの基本構造や動作原理について解説します。 ガソリン車の現行モデルはレシプロエンジンを搭載しており、内燃機関の中で『吸気』→『圧縮』→『膨張』→『排気』の4行程が繰り返されるオットーサイクルが行われています。 また、エンジンの構造上、シリンダー移動区域にあたる『行程』は、圧縮時と膨張時で同じ長さのため、膨張時の熱エネルギーは、決まった長さだけシリンダーを押し出すことになります。 そして膨張時の圧力(膨張圧力)は、シリンダーをさらに押し下げるエネルギーを生み出すため、その分シリンダーの行程を延長すればいいと考えてしまいますが、圧縮時の圧力が高くなることでノッキングが起きることも。 そうなると、膨張に限定して上死点から下死点までを長くすれば、より発生した熱エネルギーを無駄なく使いきることができるはず。そう考えられ、膨張時の行程を圧縮より長く

                  130年越しに実現!!ホンダが夢のガソリンエンジンをついに完成させた! | Motorz(モーターズ)- クルマ・バイクをもっと楽しくするメディア -
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