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カッシウス・ディオの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 世界史で「暴君ネロ」と習ったけれど……実は名君だった? 古代の落書きが示す別の顔:朝日新聞GLOBE+

    大英博物館「ネロ 虚像に覆われた男」の展示。右は、1951年の米映画「クォ・ヴァディス」で、ピーター・ユスティノフ演じるネロがローマ大火を見ながら歌う場面の写真。左は、ネロの胸像で最も有名なものだが、大部分は17世紀の修復で、ネロ存命当時の部分は顔のごく一部。しかもネロの死後、後代の皇帝に似せて彫り直され、ネロの面影を伝えているわけではないという=2021年7月25日、国末憲人撮影 ネロは紀元54年、伯父であり養父でもあった第4代皇帝クラウディウスの死去を受けて、16歳で即位した。その背後には、強い政治的野心を抱く母アグリッピナの策謀があったという。哲学者セネカの指導を受けて当初は政治にいそしんだものの、何かと政治に口を出す母を殺害。セネカや妻も死に追いやった。64年に起きたローマ大火の際には、キリスト教徒に責任を負わせて弾圧した。 この間、次第に芸術にのめり込み、ギリシャ文化を熱愛。自ら

      世界史で「暴君ネロ」と習ったけれど……実は名君だった? 古代の落書きが示す別の顔:朝日新聞GLOBE+
    • 巴御前、ジャンヌ・ダルク、歴史の中の驚くべき女性戦士たち5選

      鎧に身を包んだ巴御前の絵。苛烈さが強調されている。(Image courtesy of John Stevenson/Asian Art & Archaeology, Inc./Corbis via Getty Images) 歴史書には戦士があふれている。ほとんどが男性だ。しかし、長い歴史においては女性たちも、槍や剣、拳銃などで武装して男たちを相手に戦ってきた。古代のケルトの女王は実在し、武勇でその名を馳せた。東洋の伝説の女武者は敵兵を斬り倒し、首をひねって殺すほどの強さを誇った。ナショナル ジオグラフィック別冊『伝説の謎 事実かそれとも空想か』から、史上最も驚くべき女性戦士たちを紹介しよう。 復讐に燃えたケルトの女王ブーディカ 今から2000年近く前、現在の英国に当たる土地で、ローマ帝国の支配に抗って血みどろの大反乱を起こし、伝説となった女王がいた。イケニ族の女王ブーディカだ。 彼女の

        巴御前、ジャンヌ・ダルク、歴史の中の驚くべき女性戦士たち5選
      • ダムナティオ・メモリアエ つくり変えられたローマ皇帝の記憶 - 岩波書店

        ローマ帝国では「悪帝」とみなされた皇帝にまつわる記録や彫刻の削除・改変が、広く行われていた。ダムナティオ・メモリアエと呼ばれるそうした記憶抹消行為は、なぜ、どのようにして行われたのか。文献史料の記述と碑文や彫像等に残された攻撃の痕跡を元に綿密に論じる。現代にも示唆を与える、記憶をめぐる古代史。 序 論 1 ローマ皇帝とダムナティオ・メモリアエ 2 研究史 「ダムナティオ・メモリアエ」の誕生/ダムナティオ・メモリアエ研究の現在 3 文献史料に残された「悪帝」の記憶 4 ダムナティオ・メモリアエの形成 5 議論の射程 第一章 カリグラの記憶と記録 はじめに 1 カリグラ暗殺とメモリアをめぐる議論 2 帝政初期のメモリアへの攻撃 3 カリグラの記録とその処遇 4 クラウディウスとカリグラのメモリア おわりに 第二章 「国家の敵」ネロとメモリアへの攻撃 はじめに 1 ネロの死と「国家の敵」決議 2

          ダムナティオ・メモリアエ つくり変えられたローマ皇帝の記憶 - 岩波書店
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