並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 5 件 / 5件

新着順 人気順

クロム酸鉛の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 集団鉛中毒の原因が「色の悪いウコンを隠すため40年間ターメリックに混入され続けていた化学物質」だと科学者が突き止めるまでの物語

    鉛の過剰摂取が原因で発症する鉛中毒は神経系や心血管系に深刻な障害を引き起こし、最悪の場合は死に至る危険な中毒です。南アジアのバングラデシュで発生した集団鉛中毒の原因が、世界中で広く使われているスパイス「ターメリック」に混入された化学物質だったことを科学者が突き止めるまでの物語が、スタンフォード大学の医療系マガジンであるStanford Medicineで公開されています。 Turmeric’s unexpected link to lead poisoning in Bangladesh https://stanmed.stanford.edu/turmeric-lead-risk-detect/ 1990年代から世界各国の鉛汚染問題に取り組んできたスタンフォード大学のスティーブン・ルビー教授は、2010年に発表された「バングラデシュの農村部に住む妊婦が驚くほど高濃度の鉛に汚染されている」

      集団鉛中毒の原因が「色の悪いウコンを隠すため40年間ターメリックに混入され続けていた化学物質」だと科学者が突き止めるまでの物語
    • 材料科学から 絵画を読み解く ~ゴッホの作品を例として~

      66回日府展市民講座 2019.5.26 都美術館 材料科学から 絵画を読み解く ~ゴッホの作品を例として~ 佐藤勝昭 日府展理事 東京農工大学名誉教授(工博) 自己紹介  私は応用物理学の研究者であると同時に、洋画家 です。  光物性・材料物性の科学的視点で絵具や絵画技法 を観ると新たな発見があります。  以前の市民講座では、絵具の科学、北斎ブルーの 材料科学などをお話ししました。  今回は、ゴッホの絵画を題材として材料科学の視 点で読み解きます。 1966 京大大学院工学研究科修士修了 1966-1984 日本放送協会 1984-2007 東京農工大学 2007-2018 科学技術振興機構 1970 日府展洋画部初出品 現在 日府展理事・総務部長 日府賞, 東京新聞賞, 中日賞他 1974 第1回個展、2018まで個展16回 はじめに  私のゴッホの絵との出会いは、中1の時(

      • 読むと体が物理的に毒に冒される「有毒図書」を見分ける方法

        現代社会において本が危険物と見なされることはめったにありませんが、実は一部の古書には危険な「毒」が含まれています。一体どのような古書に危険な毒が含まれているのかについて、イギリスのハル大学でサイエンスコミュニケーション教授を務めるマーク・ローチ氏が解説しています。 Many old books contain toxic chemicals – here’s how to spot them https://theconversation.com/many-old-books-contain-toxic-chemicals-heres-how-to-spot-them-228834 アメリカのヴィンタートゥール博物館・庭園・図書館やデラウェア大学は、「Poisonous Book Project(有毒本プロジェクト)」という共同研究プロジェクトに取り組んでいます。Poisonous Boo

          読むと体が物理的に毒に冒される「有毒図書」を見分ける方法
        • フェルメールブルー、ゴッホイエローなど、画家の名前がついた色の話。

          こんばんは、大人の美術館ナビゲーターのビー玉です。 強烈な個性を持って画家達の中には、特定の色により強烈な印象を与える特徴的な色を持っている画家がいます。 いつしかそんな色には画家の名前が付けられるようなっていったんです。 逆玉マスオさん画家のフェルメール、友人の死で世界が真っ青になっちゃったピカソ。 裸婦の肌にこだわりすぎた藤田やルノワールなどなど・・ 本日はそんな印象的な色にまつわる絵画小咄です。 よろしければ最後までお付き合いください。 フェルメール《真珠の耳飾りの少女》1665年マウリッツハイツ美術館所蔵 西洋絵画で “色” といえばフェルメールのブルーと連想するくらい有名なブルー。 だけど、この色はフェルメールが発明したのではなく、古くは6–7世紀に作られたアフガニスタンの寺院の洞窟画にも使用されており、別名ウルトラマリン。 原料は鉱石ラピスラズリ、当時はアフガニスタンの一部の地

            フェルメールブルー、ゴッホイエローなど、画家の名前がついた色の話。
          • 150周年記念ツアーで見る品川駅の過去と未来 - 品川駅再開発2022(1) - Reports for the future ~未来へのレポート~

            カテゴリ:鉄道:建設・工事 > 上野東京ライン・品川駅再開発 150周年記念ツアーで見る品川駅の過去と未来 - 品川駅再開発2022(1) 公開日:2022年06月18日15:31 品川駅では、2015年の上野東京ライン開業を発端とした駅施設の整理・跡地の再開発が進められています。昨年のレポートから1年が経ち、現地では 山手線外回りホームが移動 するなど新たな変化がありました。また、今年は品川駅が開業して 150周年 という節目の年にもなります。これを記念して今月上旬、 普段は公開されていない業務用通路や工事中のエリアを巡る特別ツアー が開催されました。今回も2回に渡り品川駅再開発のここ1年の動向について、ツアーの模様も交えながらレポートします。 ▼関連記事 品川駅再開発2020-2021(1)高輪ゲートウェイ駅開業 (2021年5月9日作成) 品川駅再開発2020-2021(2)高輪築堤

              150周年記念ツアーで見る品川駅の過去と未来 - 品川駅再開発2022(1) - Reports for the future ~未来へのレポート~
            1