並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 5 件 / 5件

新着順 人気順

ドイツ文学史の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • ドイツ文学史をどの本で学ぶか? - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

    読んだふりではなく、これからの読書のために文学史を学ぶ ドイツ文学を知るための第一歩 代表作から文学史を知る 一昔前のスタンダード 原文に触れてみたい人向け 評伝、年表、翻訳文献一覧などが充実 放送大学のテキストもおすすめ 大学院入試ならやはりこの一冊 執筆者たちの思い入れが伝わってくる記述 地域ごと、時代ごとの文学史も学びたい 読んだふりではなく、これからの読書のために文学史を学ぶ 昨年から関西学院大学で、ドイツ近代文学講義およびドイツ文学特殊講義という講義科目を半期ずつ担当しています。ドイツ文学を専攻する学生を相手にした授業というのは、じつは初めてなので、何を教えたらいいのか戸惑うことばかりでしたが、一年やってみて、要はこれから自分がやりたいことを話せばいいのだと気づきました。もちろん、すでに知っていることや、長年研究してきたことを授業で話すのほうがやりやすいのでしょうが、私はこれまで

      ドイツ文学史をどの本で学ぶか? - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々
    • 名著100「モモ」

      「時間とはなにか?」「いのちとはなにか?」「死とはなにか?」 誰もが心に抱いている根源的な問題を、ファンタジーという手法を使って、子どもにもわかる易しい言葉で考えさせてくれる文学作品があります。ミヒャエル・エンデ「モモ」。30カ国以上で翻訳され、今も世界中で愛され続けている作品です。生誕90年を越えて、再び大きな脚光を集めるこの作品を、「100分de名著」で取り上げます。 主人公は、街の円形劇場の廃墟に住みついた小さな女の子、モモ。彼女の不思議な魅力にひかれて大人も子どももモモの周りに次々と集うようになり、街の人々との間にあたたかな友情が生まれました。ところがある日、「時間貯蓄銀行」から来た灰色の男たちがこの街に現れます。人間の時間を盗んで生きる彼らの詐術によって街の人々は時間の節約を始めました。どんどん冷えきっていく街の大人たちの心。友人たちを助けるためにモモは「時間の国」を訪れます。そ

        名著100「モモ」
      • 信念を貫き、人々に慕われた悲劇のお妃さまを悼んで。バッハ:追悼頌歌『侯妃よ、さらに一条の光を』BWV198 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

        ザクセン選帝侯妃・ポーランド王妃クリスティアーネ・エーベルハルディーネ・フォン・ブランデンブルク=バイロイト(1671-1727) 玉座を捨て、信仰を貫いた侯妃 前回、前々回と、バッハが音楽監督をしていたライプツィヒが属するザクセンの選帝侯フリードリヒ・アウグスト2世(ポーランド国王アウグスト3世)(1696-1763)を讃えるための世俗カンタータを聴いてきました。 そして、プロテスタントのザクセン選帝侯がカトリックのポーランド王位を兼ねるという、当時の複雑な政治状況にも触れてきました。 その陰で、ひとりの気丈な、悲劇の女性がいました。 アウグスト3世の父で、これまでも登場した、強王アウグスト2世(選帝侯としてはフリードリヒ・アウグスト1世)の王妃、クリスティアーネ・エーベルハルディーネ(1671-1727)です。 彼女は、ザクセンの隣国で、同じドイツの領邦の君主であるブランデンブルク=バ

          信念を貫き、人々に慕われた悲劇のお妃さまを悼んで。バッハ:追悼頌歌『侯妃よ、さらに一条の光を』BWV198 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
        • 世界文学全集を買った - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

          『集英社ギャラリー世界の文学』をまとめ買い とてもきれいな本なので、箱イラストと内容を紹介したい 第1巻 古典文学集 第2巻 イギリス I 第3巻 イギリス II 第4巻 イギリス III 第5巻 イギリスⅣ 第6巻 フランス I 第7巻 フランス II 第8巻 フランス III 第9巻 フランス Ⅳ 第10巻 ドイツ I 第11巻 ドイツ II 第12巻 ドイツ III 第13巻 ロシア I 第14巻 ロシア II 第15巻 ロシア III 第16巻 アメリカ I 第17巻 アメリカ II 第18巻 アメリカ III 第19巻 ラテンアメリカ 第20巻 中国 アジア・アフリカ おまけ:新刊案内がおもしろい 『集英社ギャラリー世界の文学』をまとめ買い 少し前に秋草俊一郎さんの『「世界文学」はつくられる:1827-2020』を読み、世界文学全集に関心を持っていました。この本では、かつて日本で

            世界文学全集を買った - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々
          • 提言:「高校国語教育の改善に向けて」日本学術会議言語・文学委員会古典文化と言語分科会

            提言 高校国語教育の改善に向けて 令和2年(2020年)6月30日 日 本 学 術 会 議 言語・文学委員会 古典文化と言語分科会 i この提言は、日本学術会議言語・文学委員会古典文化と言語分科会の審議結果を取りまと め公表するものである。 日本学術会議言語・文学委員会古典文化と言語分科会 委員長 小倉 孝誠 (連携会員) 慶應義塾大学文学部教授 副委員長 倉員 正江 (連携会員) 日本大学生物資源科学部一般教養教授 幹 事 安藤 宏 (連携会員) 東京大学大学院人文社会系研究科教授 幹 事 西村 賀子 (連携会員) 和歌山県立医科大学名誉教授 渡部 泰明 (第一部会員) 東京大学大学院人文社会系研究科教授 大芝 芳弘 (連携会員) 首都大学東京(東京都立大学)名誉教授 川合 康三 (連携会員) 京都大学名誉教授 木田 章義 (連携会員) 京都大学名誉教授 久木田直江 (連携会員) 静岡大

            1