気になる症状があったり治療法を知りたくなったりしたとき、インターネットだけでなく、「本」で情報を探す人も少なくありません。 「ネットより本が信頼できそう」という声が聞かれる一方、取材をすると、本の中にも科学的根拠が不確かな情報が潜んでいることが分かってきました。 命や健康に関わる医療情報を扱った本を手に取るとき、どうすれば信頼できるものを選び取れるのか。医師や司書、元出版社編集長らに聞いた6つのポイントをまとめました。 (報道番組センター ディレクター 藤松翔太郎) 【関連番組】 フェイク・バスターズ「“出版の自由”と医療情報」 8月5日(金)夜10時放送(総合テレビ) バスターズノート「見極めのポイント」 ①“標準治療は最良の治療法” 医療に関する本の中には、「○○を食べれば治る」「この最新治療を行えば・・・」など、一見、希望を感じられるような言葉が並んでいることがあります。 鈴木美穂さ