3日午前、岐阜県高山市の北アルプスの西穂高岳で福岡市の66歳の男性が山頂近くから滑落して死亡しました。 警察によりますと、滑落したのは福岡市東区の佐藤憲明さん(66)で、西穂高岳の山頂に近い標高2700mほどの「ピラミッドピーク」と呼ばれる岩場の付近からおよそ500m下に滑落したとみられるということです。 ヘリコプターで捜索した結果、およそ2時間後に佐藤さんを見つけて助け上げましたが、頭などを強く打っていて、すでに亡くなっていたということです。 佐藤さんは娘と2人で登山をしていて、3日朝7時ごろに山荘を出て、10時ごろに山頂に到着し、そこから再び山荘に戻る途中だったということです。 警察が当時の詳しい状況を調べています。