並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 9 件 / 9件

新着順 人気順

ブローチピン おしゃれの検索結果1 - 9 件 / 9件

  • 【源氏物語588 第19帖 薄雲19】太政大臣が薨去した。国家の柱石であった人であるから帝もお惜しみになった。すべてをその人に任せていたので、死別の悲しみのほかに 責任の重くなることを痛感した。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

    明石の入道も今後のいっさいのことは 神仏に任せるというようなことも言ったのであるが、 源氏の愛情、娘や孫の扱われ方などを知りたがって 始終使いを出していた。 報《しら》せを得て胸のふさがるようなこともあったし、 名誉を得た気のすることもあった。 この時分に太政大臣が薨去《こうきょ》した。 国家の柱石であった人であるから 帝《みかど》もお惜しみになった。 源氏も遺憾《いかん》に思った。 これまではすべてをその人に任せて 閑暇《ひま》のある地位にいられたわけであるから、 死別の悲しみのほかに責任の重くなることを痛感した。 帝は御年齢の割に大人びた聡明な方であって、 御自身だけで政治をあそばすのに 危《あぶな》げもないのであるが、 だれか一人の御後見の者は必要であった。 だれにそのことを譲って静かな生活から、 やがては出家の志望も遂げえようと思われることで 源氏は 太政大臣の死によって打撃を受け

      【源氏物語588 第19帖 薄雲19】太政大臣が薨去した。国家の柱石であった人であるから帝もお惜しみになった。すべてをその人に任せていたので、死別の悲しみのほかに 責任の重くなることを痛感した。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
    • 源氏と頭中将は一つの車に乗って左大臣家に🌿【源氏物語84 第六帖 末摘花4】二人の貴公子は 荒れ屋敷の琴の音を思い出す。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

      源氏にも頭中将にも第二の行く先は決まっていたが、 戯談《じょうだん》を言い合っていることがおもしろくて、 別れられずに一つの車に乗って、 朧月夜《おぼろづきよ》の暗くなった時分に左大臣家に来た。 前駆に声も立てさせずに、そっとはいって、 人の来ない廊の部屋で直衣《のうし》に着かえなどしてから、 素知らぬ顔で、 今来たように笛を吹き合いながら 源氏の住んでいるほうへ来たのである。 その音《ね》に促されたように 左大臣は高麗笛《こまぶえ》を持って来て源氏へ贈った。 その笛も源氏は得意であったからおもしろく吹いた。 合奏のために琴も持ち出されて女房の中でも 音楽のできる人たちが選ばれて弾《ひ》き手になった。 琵琶《びわ》が上手《じょうず》である中将という女房は、 頭中将に恋をされながら、それにはなびかないで、 このたまさかにしか来ない源氏の心には たやすく従ってしまった女であって、 源氏との関係

        源氏と頭中将は一つの車に乗って左大臣家に🌿【源氏物語84 第六帖 末摘花4】二人の貴公子は 荒れ屋敷の琴の音を思い出す。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
      • 【源氏物語598 第19帖 薄雲29】僧都は「陛下がご存じにならないでは 相当な大きな罪をお得になることでございますから、天の目の恐ろしさを思いまして、」と言い出した。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

        僧都は昔風に咳《せき》払いをしながら、 世の中のお話を申し上げていたが、 その続きに、 「まことに申し上げにくいことでございまして、 かえってそのことが罪を作りますことになるかもしれませんから、 躊躇《ちゅうちょ》はいたされますが、 陛下がご存じにならないでは 相当な大きな罪をお得になることでございますから、 天の目の恐ろしさを思いまして、 私は苦しみながら亡《な》くなりますれば、 やはり陛下のおためにはならないばかりでなく、 仏様からも卑怯者としてお憎しみを受けると思いまして」 こんなことを言い出した。 しかもすぐにはあとを言わずにいるのである。 帝は何のことであろう、 今日もまだ意志の通らぬことがあって、 それの解決を見た上でなければ清い往生のできぬような 不安があるのかもしれない。 僧というものは俗を離れた世界に住みながら 嫉妬《しっと》排擠《はいせい》が多くて うるさいものだそうで

          【源氏物語598 第19帖 薄雲29】僧都は「陛下がご存じにならないでは 相当な大きな罪をお得になることでございますから、天の目の恐ろしさを思いまして、」と言い出した。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
        • 簡単でレトロな花のサークルブローチを手作り/100均&パーツクラブ - gu-gu-life

          がっちゃんです。 子供の習い事の発表会、入園式や卒園式、入学式など。 非日常なハレの舞台に少しおしゃれがしたくなります。 スーツやワンピースに少し花が添えられたらと思い、ブローチを作りました。 コサージュよりも付けやすく、ちょっとしたお出かけなどにも使えています。 作ったサークルブローチ 100均のサークルブローチの作り方 準備したもの 作り方 パーツクラブのサークルブローチの作り方 準備したもの 作り方 着用例 作ったサークルブローチ 左はパーツクラブ、右はセリアのパーツで作りました。 最初、接着剤を使っていましたが、パーツ同士の隙間が埋まらずすぐに剥がれてしまいました。 木工用ボンドで隙間を埋めるように接着していますが、既製品のような強度はあまり期待できません。 大事に使って行ければいいなと思います。 100均のサークルブローチの作り方 100均でもゴテゴテしすぎないパーツが売っていま

            簡単でレトロな花のサークルブローチを手作り/100均&パーツクラブ - gu-gu-life
          • 『黒いプラ板』の可能性を感じるハロウィンおばけ工作 - なる子とマーナル☆

            黒いプラ板を手に入れました。100円ショップ、ダイソーです。 まずはお試し工作 ツルツルの光沢のある面とザラザラの面があります。 蓄光プラ板の時も書きましたが、ザラザラの面があると色鉛筆が使えます。 普通のプラ板なら、一度ヤスリがけすると色鉛筆に対応しますよ。 www.ma-naru.com 黒のプラ板ですから、ポスカ推奨なのでしょう。 リンク しかし、ツルツルの面はツルツルしすぎで本当に描きにくい!乾くのも遅いし、うっかり触ってしまったら台無し。絵を描くには不向きかもしれません。 そこで、ザラザラの面に白の色鉛筆でお花を描いてみました。 快適! ほとんど使うことのない白色鉛筆が活躍できるのはこういう所かも。 雌しべおしべのところだけ、金色ポスカ。 焼いてみました。 おお、工芸的な美しい仕上がり。汎用性がありそうです。 反対の面はツルツルで、仕上がりも光沢があります。ブローチピンなんかつけ

              『黒いプラ板』の可能性を感じるハロウィンおばけ工作 - なる子とマーナル☆
            • 中高年のアクセサリー☆ブローチのすすめ - リウのくらしの絵日記

              シンプルなスタイルが大好きなのですが、中高年になるとシンプルすぎると、めっちゃ貧相に見えます。 Tシャツが40代になって急に似合わなくて、あたふたしたものですが、最近ようやく分かったのですが、体が衰えてくるので、シンプルなTシャツだと貧相が際立ってしまうんですね。 なので、Tシャツを着るときは、上にジャケットを羽織ったり、スカーフをしたり、大きめのネックレスをつけるようにしています。 コロナ禍で家で過ごすことが多くなりました。 家でもおしゃれを楽しみたいけど、スカーフやネックレスはジャマになるなあと感じる方におすすめが「ブローチ」です。 手作りマーケットなので、可愛いカジュアルな感じのブローチをいろいろ見かけましたので、私も100均で材料を買って作ってみました。 母や義理の母が使っていたブローチもしまってあったので、付けてみると結構華やかになっていいんですよ。 今までブローチなんて付けたこ

                中高年のアクセサリー☆ブローチのすすめ - リウのくらしの絵日記
              • ゆるみサロン 悟空の手

                🎗欲しい物ピックアップ 1  自由な生活を今すぐしたい方に。 2  美味しいコーヒーを探している方に。 3  毛穴までスッキリしたい。 4   ネイルに癒されたい方に。 5   ステキな男性を引き付ける婚活に。 6    カメラやPCを持ち運ぶ方に。 7  好印象のボーダーデザイン。 8  明るく元気になれるワンピ。 9  品の良いゆったりさ。 10 個性が出せるデザインに。 11 雨の日のお散歩に。 12 毎日の洗顔ですから。 🎗     柔らかな印象に。 1位 🎗自由な生活を今すぐしたい方に。 一生お金に困らない「5つの力」をわかりやすく解説! 多くの日本人がお金から自由になれないのは、学校で「お金」について学ぶ機会がなかったからです。 お金に困らない人生を送るためには、「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」という5つの力を学び、行動していくしかありません。 本書では、5つの力の身

                  ゆるみサロン 悟空の手
                • 【源氏物語596 第19帖 薄雲27】源氏は二条の院の庭の桜を見ても、故院の花の宴の日のことが思われ、当時の藤壺の中宮が思われた。「今年ばかりは」(墨染めに咲け)と口ずさまれるのであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                  源氏は二条の院の庭の桜を見ても、 故院の花の宴の日のことが思われ、 当時の中宮《ちゅうぐう》が思われた。 「今年ばかりは」(墨染めに咲け) と口ずさまれるのであった。 人が不審を起こすであろうことをはばかって、 念誦《ねんず》堂に引きこもって終日源氏は泣いていた。 はなやかに春の夕日がさして、 はるかな山の頂《いただき》の 立ち木の姿もあざやかに見える下を、 薄く流れて行く雲が鈍《にび》色であった。 何一つも源氏の心を惹《ひ》くものもないころであったが、 これだけは身に沁《し》んでながめられた。 入り日さす 峯にたなびく 薄雲は 物思ふ袖《そで》に色やまがへる これはだれも知らぬ源氏の歌である。 寡黙な揺り篭 written by 稿屋 隆 少納言のホームページ 源氏物語&古典 少納言の部屋🪷ぜひご覧ください🌿 https://syounagon.jimdosite.com 🪷聴く古

                    【源氏物語596 第19帖 薄雲27】源氏は二条の院の庭の桜を見ても、故院の花の宴の日のことが思われ、当時の藤壺の中宮が思われた。「今年ばかりは」(墨染めに咲け)と口ずさまれるのであった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                  • 【源氏物語580 第19帖 薄雲11】紫の上は、明石の姫君を大切に世話をする。抱いたり、ながめたりすることが またとない喜びであり、姫君も懐いていった。乳母も紫の上と親しくなった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                    どうしてあの人に生まれて、 この人に生まれてこなかったか、 自分の娘として完全に瑕《きず》のない所へは なぜできてこなかったのかと、 さすがに残念にも源氏は思うのであった。 当座は母や祖母や、 大井の家で見馴れた人たちの名を呼んで泣くこともあったが、 大体が優しい、美しい気質の子であったから、 よく夫人に親しんでしまった。 女王《にょおう》は可憐《かれん》なものを得たと 満足しているのである。 専心にこの子の世話をして、 抱いたり、ながめたりすることが夫人のまたとない喜びになって、 乳母も自然に夫人に接近するようになった。 ほかにもう一人身分ある女の乳の出る人が乳母に添えられた。 🌿間 written by Fukagawa 少納言のホームページ 源氏物語&古典 少納言の部屋🪷ぜひご覧ください🌿 https://syounagon.jimdosite.com 🪷聴く古典文学 少納言

                      【源氏物語580 第19帖 薄雲11】紫の上は、明石の姫君を大切に世話をする。抱いたり、ながめたりすることが またとない喜びであり、姫君も懐いていった。乳母も紫の上と親しくなった。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                    1