90年代のゲーマーな少年と少女の出会いと恋を描いた『ハイスコアガール』。その待望のTVアニメ第2期がいよいよオンエアされる。そこで原作者の押切蓮介と、アニメを手掛けるワーナー・ブラザースジャパンの鶴岡信哉プロデューサーに、第1期から第2期へかける想いを語っていただいた。前編では、アニメ第1期の手応え、劇中で実在するゲームのプレイ画面を出すための苦労や、キャスティングの経緯など、アニメ制作の現場の裏話を伺った。 小春の心情を、僕がゲームプレイで表すことになるとは、思ってもみなかった(押切) ――『ハイスコアガール』は2018年7月から第1期(ROUND1~ROUND12)が放送され、大きな話題となりました。おふたりは放送後に反響を感じることはありましたか? 押切蓮介:外国の方からの(Twitterの)DMが増えました。すごくほめてくださっているんだなというのが伝わるので、ありがたいです。日本