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ルイ15世 女の検索結果1 - 36 件 / 36件

  • 【保存版】世界史に影響を及ぼした人物ランキングベスト100【世界史入門】~歴史が苦手な人にこそ読んで欲しい~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

    俺は世界史の面白さをもっと世に広めたいと思っている。 そう思って始めた「俺の世界史ブログ」だが、このブログのあらゆる方面からのトップ10記事に世界史の記事が並んだことはほとんどない。 上位に並ぶのはこのブログの看板と言ってもよい「ベスト100シリーズ」の記事であったり、日本の現状に物申す系の記事だったりする。 www.myworldhistoryblog.com www.myworldhistoryblog.com www.myworldhistoryblog.com これはこれでありがたいことなのであるが、やはり世界史ブログたるもの世界史記事をメインにしたいという思いがある。 そしてこのブログのキャッチコピーが「世界史を面白く」なので、できるだけ面白く読めるようにしたい。 そんな想いもあり、今回は当ブログ初の世界史をテーマにベスト100シリーズを作成することにした。 実際に作ってみるとあ

      【保存版】世界史に影響を及ぼした人物ランキングベスト100【世界史入門】~歴史が苦手な人にこそ読んで欲しい~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
    • 閲覧注意!世界史に名を轟かす悪女ランキングトップ50!~シンデレラは悪女になった?~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

      きれいなバラには棘があるというけれども、その美しい容姿の裏に猛毒を抱え込んだ女性がいる。 彼女らは悪女と言われしばしば歴史の表舞台に現れては大暴れをするわけだが、恐ろしさの中にもどこか魅力を感じる人物ばかり。そこで今回はそんな世界史に名が残るような悪女たちの伝説をまとめてみたいと思う。 ちなみにこの前文は記事が書き終わってから書いている訳だが、書いた感想としてはこんな感じになっているかなと思う。 50位~35位:悪女と言ってもねぇ、誰でもそういう部分はあるからねぇ、そうでもないような気がするねぇ 34位~25位:うん、これは悪女だね 24位~8位:ヤバイ、背筋が凍るレベルだ… 7位~1位:規模が違い過ぎて現実感がない。段々感覚がマヒしてくる 特に後半はどこか遠くで起こったのことのように感じてくるし、自分の中の常識も段々と亡くなってくるのだけれど、恐ろしいことにこの記事に記載されていることは

        閲覧注意!世界史に名を轟かす悪女ランキングトップ50!~シンデレラは悪女になった?~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
      • 超閲覧注意!世界史に名を轟かせる暴君・悪漢ランキングトップ100!~ヤバイ奴らのオールスター~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

        今回の記事は前回の記事に寄せられた「女性ばっかり悪く書かれるのはおかしい!!」というコメントから始まった。 www.myworldhistoryblog.com 他にも「暴君のランキングはないの?」みたいなコメントもいただいたし、確かに女性のランキングだけだと男女平等に反するのかも知れない。ということで今回の記事を書き始めた訳だが、とにもかくにもエライことになったなという感想である。 前回の記事もある意味狂気に彩られていたが、今回の記事はもはや狂気そのものと言って良く、前回みたいにこの記事の感じを簡単に書くと以下のようになるだろうか。 前半:暴君というより「暴君的な人物」 中盤:完全なる暴君(悪漢)、段々と感覚がおかしくなってくる 後半:酷すぎて同じ人類として生まれたことを恥じるレベル 特に後半は人類の狂気が集まっている。タイトルにもあるように超閲覧注意である。 全部書き終えてからこの前文

          超閲覧注意!世界史に名を轟かせる暴君・悪漢ランキングトップ100!~ヤバイ奴らのオールスター~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
        • 【2019年7月版】世界史関連の面白そうな新刊35冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

          2019年前半に発売された面白そうな世界史関連の本 半年ぶりの新刊紹介です。 半年もたつと山のように世界史関連の新刊が発売されるんですが、全部紹介すると大変なので、ぼくが「あ、これは面白そう」「これは読みたい」と思ったもののみ紹介します。それでも35冊ありますが、どうぞお付き合いください。 紹介順はおすすめ順とかではなく「正統派→マニアック→変わり種」という順です。 1. 図説 十字軍(ふくろうの本/世界の歴史) 櫻井康人著 河出書房新社(2019年2月14日発売) 図説 十字軍 (ふくろうの本/世界の歴史) 作者: 櫻井康人 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/02/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 現在のキリスト教世界とイスラームとの対立にも通じる十字軍は、今、その本質が見直されている。真の目的は何だったのか?約700年間に渡る十字軍史を、多様な角

            【2019年7月版】世界史関連の面白そうな新刊35冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
          • 決定版!世界史で活躍した偉大な女性ランキングベスト50~後世に名を遺すべき女性たちの活躍~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

            ここ最近悪女と暴君の記事を書いてきたので、今回は人を褒め称える記事を書きたいと思う。 www.myworldhistoryblog.com www.myworldhistoryblog.com 今回のテーマは「世界の歴史で活躍した偉大な女性ランキングベスト50」。文字通り世界史で活躍した女性たちをランキング形式でお伝えしていきたいなと思いますのでおつきあい願えれば幸いです。 てな訳で前置きが長くなってしまうのもアレなので早速ランキングに行ってみよう! 第50位:最も成功した女性起業家「ココ・シャネル」 20世紀を代表するファッションデザイナー。貧しい生まれながらもその美貌と才覚で世界でもその名を知らない人が稀と言えるほど強力なブランドを築き上げた。 ココ・シャネルが世界の歴史上最も成功し、最も著名で最も偉大な起業家であることは誰しも認めるところであろう。 しかしココ・シャネルの母国での評判

              決定版!世界史で活躍した偉大な女性ランキングベスト50~後世に名を遺すべき女性たちの活躍~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
            • 女帝を悦ばせた、最高の御前演奏。ハイドン『交響曲 第48番 ハ長調《マリア・テレジア》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

              マリア・テレジア 女帝、侯爵の宮殿に行幸 〝ハンガリーに自分のヴェルサイユを〟という壮大な夢を実現すべく、莫大な費用をかけて大宮殿「エステルハーザ」を造営した、ハイドンの主君、エステルハージ侯爵ニコラウス1世。 庭の付属物も含めた最終的な完成は1784年でしたが、主要な建物が完成した1773年9月1日、侯爵は満を持して、ハンガリー女王兼オーストリア女帝(正式には神聖ローマ皇后、オーストリア女大公)マリア・テレジアを新造宮殿のお披露目に招待しました。 これは、ハプスブルク家第一の忠臣、エステルハージ家一世一代の盛儀でした。 日本史でいえば、豊臣秀吉が天下を取ったことを見せつけるために、天皇・上皇を自邸に招いた「聚楽第行幸」にあたるでしょうか。 当然、贅を尽くしたおもてなしの大饗宴となりましたが、一番の目玉は、ハイドンの音楽でした。 当時の雑誌『ヴィーナー・ディアリウム』の記述から、その豪華が

                女帝を悦ばせた、最高の御前演奏。ハイドン『交響曲 第48番 ハ長調《マリア・テレジア》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
              • 才色兼備のプリンセス、その短い悲劇の生涯。マリア・テレジアとヨーゼフ2世母子の葛藤物語3。ハイドン『交響曲 第52番 ハ短調』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                可憐なプリンセスの生い立ち 幼い頃のイザベラ・フォン・パルマ 1760年、神聖ローマ皇帝の実質的な皇太子である、ローマ王ヨーゼフ2世のもとに嫁いだ19歳の花嫁、マリア・イザベラ・フォン・ブルボン=パルマ。 彼女の可憐な美しさは、新郎だけでなく、ハプスブルク家の面々、宮廷に仕える人々、ウィーン市民の全ての心を奪いました。 パレードの沿道には、一目その姿を見ようという人々が押し寄せ、皆口々に〝天使のよう〟と感歎しました。 しかし彼女は、その微笑みの裏で、心に深い闇を抱いていたのです。 彼女は、1741年12月31日にスペインのマドリードで生まれました。 父は、スペイン王フェリペ5世の王子、フィリップ。 母は、フランス王ルイ15世と、王妃マリー・レグザンスカの長女、ルイーズ・エリザベート。 オーストリア女帝マリア・テレジアは、オーストリア継承戦争の結果、夫フランツ・シュテファンが神聖ローマ皇帝に

                  才色兼備のプリンセス、その短い悲劇の生涯。マリア・テレジアとヨーゼフ2世母子の葛藤物語3。ハイドン『交響曲 第52番 ハ短調』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                • 異国に嫁ぐ皇女、故国最後の夜。~マリー・アントワネットの生涯4。ハイドン:交響曲 第84番 変ホ長調《イン・ノミネ・ドミニ》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                  結婚前のマリー・アントワネット(マイテンス) マリー・アントワネットのフランスへのお輿入れの旅の続きです。 12日目、5月2日。 朝8時半にオーバーマルヒタールを出発。 エアティンゲンに到着すると、子供たちが『ばんざい、マリア・アントニア様、ばんざい!わたしたちは、大公女様の栄光とご多幸をお祈りします!』と声を上げました。 メンゲンに到着すると、銃を手にした市民90人がパレードで歓迎。男子生徒が木銃をもって余興を披露します。 昼食はメスキルヒ。 休憩は3時間に及び、その間に馬を交換します。 このあたりの道は輿入れのために新しく急遽造成し、〝王太子妃の道〟と永く呼ばれました。 この日の宿はシュットカッハ。 華やかな民族衣装の住民と、色鮮やか制服を着た騎馬兵が整列して出迎えます。 食後には、道路整備を行った騎士団員や各市の代表が謁見します。 謁見の栄誉にあずかった人々は、口々に王太子妃の美しさ

                    異国に嫁ぐ皇女、故国最後の夜。~マリー・アントワネットの生涯4。ハイドン:交響曲 第84番 変ホ長調《イン・ノミネ・ドミニ》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                  • 『一杯のチョコレート』を楽しむパンティエーヴル公の家族と フランス革命「9月虐殺」 - hanna_and_art’s blog

                    仲良く飲みものを楽しむ家族。後にこの家族に降りかかる運命とは? 元のファイルを確認していただけるように、wikipedia(public domain)のものは記事の最下部にまとめて、commons やそれ以外のものはそれぞれの画像左下にリンクを張ってあります。 『一杯のチョコレート』 飲みものを受け皿から飲む バンティエーヴル公ルイ・ジャン・マリー・ド・ブルボン 息子 ランバル公ルイ・アレクサンドル・ド・ブルボン 娘 ルイーズ・マリー・アデライード・ド・ブルボン=パンティエーヴル ランバル公妃マリー・ルイーズ フランス革命「9月虐殺」 1792年9月3日 ルイ16世の処刑 『一杯のチョコレート』 飲みものを受け皿から飲む 『一杯のチョコレート』 1768年 ジャン=バプティスト・シャルパンティエ その昔、ヨーロッパでは、コーヒーやお茶を受け皿に移し、冷ましてから飲む習慣がありました。 ス

                      『一杯のチョコレート』を楽しむパンティエーヴル公の家族と フランス革命「9月虐殺」 - hanna_and_art’s blog
                    • メトロポリタン美術館展の感想から穴場駐車場まで!楽しみつくすための完全ガイド

                      中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名含む)は無料 チケットは日時指定制。 公式サイトよりオンライン予約ができます ①9:30〜10:30 ②10:30〜11:30 ③11:30〜12:30 ④12:30〜13:30 ⑤13:30〜14:30 ⑥14:30〜15:30 ⑦15:30〜16:30 各日①〜⑦の時間帯でチケットを選びます。 入れ替え制ではないので、館内に入ると滞在時間は自由です。 比較的空いてる穴場時間各時間の入場開始時間はとても混みます。 入場時間にはそれぞれ1時間の幅がるので、開始時間30分後くらいが比較的空いています。 当日チケットも販売されていますが、私が来館した平日の11:00ごろでも若干購入の列ができていました。 定員を超えると完売になってしまう時間もあるので、土日は予約して来館したほうがいいなと感じました。 会期の後半にかけても混むので予約必須ですね。

                      • シュノンソー城・火花散る女の戦い | フランス生活 色彩の記録

                        今回のロワール地方名城巡り、最後のシュノンソー城です。 ロワール地方で観光客に人気のお城は、シャンボール城、アンボワーズ城、 レオナルド・ダ・ヴィンチ終焉の地クロ・リュセ城、そしてこちらの シュノンソー城ですが、まだまだこの地域には100以上の古城があります。 (写真をクリックすると拡大写真がポップアップで出てきます) Le château de Chenonceau 主だった6人の城主が全員女性だったこともあって、どこか女性的な華麗さで 魅せてくるお城です。 夏休みシーズン中に行ったのですが、ビックリするくらい混んでいました。 城内はどの部屋も観光客でいっぱい、ゆえ撮影は難しかったです。 6人の女城主のうちのツートップといえばこのお二人、 ここはフランス王アンリ2世の公妾、ディアーヌ・ド・ポワティエの寝室、 暖炉上にかかる肖像画はアンリ2世の王妃、カトリーヌ・ド・メディシス。 (どうして

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                        • ヴェルサイユ宮殿の豪華絢爛な部屋の数々をご紹介-鏡の間や王妃の大居室などを最大限楽しむための知識とは - すみくにぼちぼち日記

                          フランスのパリ観光で是非訪れたいのがヴェルサイユ。 豪華絢爛な装飾と美しい芸術品を鑑賞することができる宮殿です。あのマリー・アントワネットが過ごした宮殿でもあります。ヴェルサイユには700以上の部屋があるそう。 今回はその中でも特に有名で絶対見学したい部屋をご紹介します。 ヴェルサイユ宮殿とは ヴェルサイユ宮殿 王室礼拝堂 ヘラクレスの間-天井画が美しい 豊穣の間-食事を楽しむ ヴィーナスの間-ルイ14世を讃える部屋 ディアーヌの間-ヴェルサイユのビリヤード場 マルスの間-社交の場 アポロンの間-玉座の間 戦争の間-フランスの勝利を讃える 鏡の間-ヴェルサイユの象徴 平和の間-音楽室 王妃の大居室-歴代王妃の部屋 貴人の間-王妃の謁見室 グラン・クヴェールの控えの間-晩餐会を催した 衛兵の間-兵士の待機部屋 戴冠の間-ナポレオンの戴冠式がここに 王の寝室-ルイ14世の部屋 閣議の間-執務室

                            ヴェルサイユ宮殿の豪華絢爛な部屋の数々をご紹介-鏡の間や王妃の大居室などを最大限楽しむための知識とは - すみくにぼちぼち日記
                          • 華麗にして果てしない、皇女のブライダルジャーニー。~マリー・アントワネットの生涯3。ハイドン:交響曲 第83番 ト短調《めんどり》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                            再現されたマリー・アントワネットの婚礼用馬車 皇女の輿入れ、果てしない旅路 マリー・アンワネット輿入れの行程 マリー・アントワネットの輿入れ行列は、廷臣、護衛、侍女、小間使い、美容師、秘書、医師、司祭、料理人といった総勢275人、馬車57台でゆっくりと西に向かいます。 うち200人はフランスからお迎えに来たメンバーでした。 馬は376頭。 1日に4、5回交換しなければならなかったので、フランス国境までの2週間に2万頭以上の馬が必要だったことになります。 ヴェルサイユまで、24泊25日、行程1,260Km。 果てしない旅路を辿ってみます。 各地での歓迎行事に、14歳の少女はどう耐えたのでしょうか。 1日目、4月21日。 マリア・テレジアとマリー・アントワネットの別れ 朝、家族そろっての別れの礼拝を終え、9時半に出発。 母帝マリア・テレジアも、花嫁マリー・アントワネットも永遠の別れに涙します。

                              華麗にして果てしない、皇女のブライダルジャーニー。~マリー・アントワネットの生涯3。ハイドン:交響曲 第83番 ト短調《めんどり》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                            • 『ベルサイユのばら』を彩った悪女たちの末路!彼女たちはどう生きてどう描かれたのか

                              こんばんは!ナビゲーターのビー玉(@beedama_lab)です。 1970年代に大ムーブを巻き起こした『ベルサイユのばら(ベルばら)』 フランス革命を題材にした作品で、可愛い絵柄に判じてかなり骨太な歴史もの。 私が歴史好きになった原点は間違いなく『ベルばら』です。 歴史の大きな流れに圧倒され、主人公の勇気に泣き、王妃の悲劇に酔いしれた子ども時代。 歳を重ねた今は敵役として主要キャラクターたちの行手を遮った悪役にも感情を動かされるようになりました。 本日、そんなベルばらを彩った三人の悪女にスポットを当てたいと思います。 彼女たちはどうのように革命を生きたのか?悪女たちの人生にあなたをナビゲートします。 よろしければ、最後までお付き合いください。 ベルサイユのばらってどんな作品? ベルサイユのばら コミック 1-12巻 妙齢の女性には説明不要かとは思いますが、若い人には馴染みがないかもしれま

                                『ベルサイユのばら』を彩った悪女たちの末路!彼女たちはどう生きてどう描かれたのか
                              • パリで行きたい3大美術館(ミュゼ)のうち中に入ったのは【オランジュリー美術館】 - ガネしゃん

                                芸術の都パリ フランスと言えば、美術館がたくさんありますよね。 その中でも有名なのはこの3つ ・ルーヴル美術館 ・オルセー美術館 ・オランジュリー美術館 ルーヴル美術館は外観のみにして、実際に入ったのはオランジュリー美術館となりました。 パリ3大美術館(ミュゼ)はぞれぞれの規模や個性を知ってから ダ・ヴィンチ・コードのあらすじ ルーヴル美術館 ルーヴル美術館ミュゼ巡りミニアドバイス チケットは日本からが便利 大きな美術館の注意点 無料公開日もある スリに注意 オルセー美術館 オランジュリー美術館 見学おすすめルート 作品以外も楽しんでみて 美術史の豆知識 美術史を学ぼう ルネッサンス バロック 古典主義 ロココ 新古典主義 ロマン派 印象派 ポスト印象派 芸術家を知ろう レオナルド・ダ・ヴィンチ ルーベンス フェルメール ドラクロワ ミレー モネ ルノワール セザンヌ ゴッホ パリで行きた

                                  パリで行きたい3大美術館(ミュゼ)のうち中に入ったのは【オランジュリー美術館】 - ガネしゃん
                                • ルネサンスを花開かせたメディチ家の末路。ヴィヴァルディ:協奏曲集『調和の霊感 作品3』第10番~第12番 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                  『調和の霊感 作品3』初版の表紙 「献呈出版」とは 『調和の霊感 作品3』の最終回です。 前回取り上げたように、この12曲のコンチェルト集は、1711年にアムステルダムのE.ロジェ社から出版されました。 当時は出版にあたって、その曲を特定の王侯貴族に捧げる「献呈」という形をとり、印刷譜にはその冒頭にうやうやしい献辞を掲げることが多くありました。 作曲者は書いた曲に箔がつき、出版物のいい宣伝になりますし、献呈される方も、芸術の保護者としての名望が高まり、その権威を他国に見せつけることができるため、ウィンウィンの取り引きでした。 献呈された側は、作曲家に対し、なにがしかの返礼を送る慣習です。 それはお金であったり、記念品であったりしましたが、時代が下がると、財政的に手元不如意な王侯貴族も多くなり、ベートーヴェンなどは見返りが少ないと怒って、献呈を取り消したりしています。 献呈されるほうも、お金

                                    ルネサンスを花開かせたメディチ家の末路。ヴィヴァルディ:協奏曲集『調和の霊感 作品3』第10番~第12番 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                  • 莫大な費用がかかった、王妃のロハスな暮らし。~マリー・アントワネットの生涯36。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』第3幕前半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                    プチ・トリアノン宮殿 夫王から「宮殿」のプレゼント 即位からしばらくして、20歳のフランス国王ルイ16世は、19歳の王妃マリー・アントワネットに、プレゼントをあげます。 それは、ひとつの「宮殿」。 プチ・トリアノンです。 ただ、宮殿といっても、大きさはそれほど豪壮なものではなく、8つの居室にダイニングルーム、大小の客間、寝室に浴室、そして小さな図書室といった間取りで、現代のセレブでも持っているような「豪邸」といった規模です。 もともとは、先代のルイ15世が公妾ポンパドゥール夫人のために建設し始めましたが、完成前に夫人は逝去してしまい、新たに愛妾となったデュ・バリー夫人に与えられました。 居住のための宮殿というよりは、王が愛人との情事を楽しむために作られた、ラブホテルのような施設でした。 例えば、食事の際に召使いを遠ざけるため、地下の台所から、セッティングされたテーブルがそのままダイニングル

                                      莫大な費用がかかった、王妃のロハスな暮らし。~マリー・アントワネットの生涯36。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』第3幕前半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                    • フラゴナール 『ベッドで犬と遊ぶ少女(ラ・ジャンブレット)』『読書する娘』『かんぬき』 - hanna_and_art’s blog

                                      ロココ美術の最後を飾るフラゴナール。 そのフラゴナールに『ぶらんこ』の仕事を回した画家の名は? 元のファイルを確認していただけるように、wikipedia(public domain)のものは記事の最下部にまとめて、commons やそれ以外のものはそれぞれの画像左下にリンクを張ってあります。 フラゴナールの代表作『ぶらんこ』(1768年) 男爵からの注文を断った画家ガブリエル=フランソワ・ドワイアン フラゴナールの「あぶな絵」 『ベッドで犬と遊ぶ少女(ラ・ジャンブレット)』 『ベッドで子犬と戯れる娘』 『奪われた肌着』 その他 フラゴナールによる歴史画 『偶像に犠牲を捧げるジェロボアム』 『カリロエを救うためにみずからを犠牲にする大祭司コレシュス』 非歴史画 『読書する娘』 『しるし』 『ラヴ・レター』 『子宝』 『冠を受ける恋人』 (連作『恋の成り行き』) 『ピエロに扮した少年』 『ユ

                                        フラゴナール 『ベッドで犬と遊ぶ少女(ラ・ジャンブレット)』『読書する娘』『かんぬき』 - hanna_and_art’s blog
                                      • これが観たい!2021年後半〜2022年に公開される美術展まとめ | 大人の美術館

                                        2021年ももう後半、毎年年末に1年間の美術展の予定をまとめて記事にしてるんですが、今年はコロナ禍で次々に中止になったり延期になったりと、予定も完全に未定でしたね(^▽^;) まだまだ予断を許さない状況だし、今後もどうなるかわかりませんが、無事に開催して楽しめるように祈りを込めて仕切り直しをしたいと思います。 2021年後半の美術展をまとめ直します。 よかったら参考にしていただいて、コロナ対策万全に楽しんでもらえたらと思います。 メトロポリタン美術館 世界3大美術館の一つアメリカのメトロポリタン美術館から西洋絵画の美の巨人たちの作品65点が来日。 そのうち初来日作品はなんと46点!! コロナ禍の水面下でこんなすごい企画が進んでいたのとは感動♡ 大阪と東京を巡回しますが、珍しく大阪のほうが先です(ΦωΦ)フフフ… フェルメール『信仰の寓意』1670年 なんと言っても最大の目玉はフェルメールの

                                          これが観たい!2021年後半〜2022年に公開される美術展まとめ | 大人の美術館
                                        • 『きょうのヴェルサイユも大変な賑わいですこと』の一言が与えた影響。~マリー・アントワネットの生涯11。ハイドン:交響曲 第91番 変ホ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                          デュ・バリー夫人(ヴィジェ・ルブラン画)1782年 ヴェルサイユの派閥争い フランス王太子妃マリー・アントワネットは、さっそくにフランス宮廷での権力争いに巻き込まれました。 今は亡きポンパドゥール夫人派の流れをくむ、親オーストリア派。 この婚儀を進めたショワズール公爵が中心人物です。 それに対する、新たな寵姫、デュ・バリー夫人を担ぎ上げた、反オーストリア派。 正確には、反・親オーストリア派といった方がよいかもしれません。 こちらは王太子の師、ヴォーギュイヨン公爵が中心人物。 これに、ルイ15世の未婚の娘たち、アデライード王女、ヴィクトワール王女、ソフィー王女の三姉妹が絡みます。 マリー・アントワネットの義理の叔母たちになりますが、王妃マリー・レクザンスカ、王太子妃マリー・ジョゼフ、宰相級に権力を握った公妾ポンパドゥール夫人がいずれも故人となった今、彼女が輿入れしてくるまでは、ヴェルサイユ宮

                                            『きょうのヴェルサイユも大変な賑わいですこと』の一言が与えた影響。~マリー・アントワネットの生涯11。ハイドン:交響曲 第91番 変ホ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                          • 敵は祖父の愛人!陰謀渦巻くヴェルサイユ。~マリー・アントワネットの生涯9。ハイドン:交響曲 第89番 ヘ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                            デュ・バリー夫人(フランソワ=ユベール・ドルエ画 1770年) 陰謀の巣窟、ヴェルサイユ 14歳の王太子妃マリー・アントワネットは、色々小さなトラブルはあったものの、まずは滞りなく結婚式を済ませ、表向きはフランス人たちに大歓迎、祝福され、ヴェルサイユ宮殿での生活を始めることになりました。 国王ルイ15世からも気に入られ、可愛がられることができたのも大きな成果でした。 こうして、王太子妃としてヴェルサイユでの生活が順調に始まったかのようですが、この14歳の少女はいくつもの課題に直面していました。 まずは、王家にしては家庭的な雰囲気だった実家、ハプスブルク家と、あまりにも違う儀礼、しきたり、マナー、エチケットの嵐。 先代の『朕は国家なり』の太陽王ルイ14世は、自分に反乱を起こした中世以来の封建領主たちを手懐けるため、壮大なヴェルサイユ宮殿で廷臣として飼い慣らすことに努めました。 自領で半独立さ

                                              敵は祖父の愛人!陰謀渦巻くヴェルサイユ。~マリー・アントワネットの生涯9。ハイドン:交響曲 第89番 ヘ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                            • マリア・テレジアの娘たち。五女マリア・エリザベト(リースル)の物語。ハイドン、悪妻と結婚する!『オルガン協奏曲 ハ長調』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                              ハイドンの妻マリア・アンナ・アロイジア・ケラー 伯爵夫人の色香にドギマギ 1759年、27歳でボヘミア貴族のモルツィン伯爵の楽長に就任したハイドン。 青年時代を食うや食わずの飢餓線上を彷徨いながら、叩き上げの修業を積み、ようやくまともな定職に就くことができたのです。 生活が安定してきた青年の次の目標は、結婚。 仕事も忙しく、内助の功を必要としていました。 これまで、若きハイドンの女性関係についての記録は、本人の老年期の回顧からも窺えません。 とても、女性とお付き合いできる境遇ではなかったでしょう。 そんな彼の、奥手ぶりが伝わっている微笑ましいエピソードを、伝記作家のグリージンガーが伝えています。 あるときハイドンは、チェンバロの前に座って、歌が好きなモルツィン伯夫人の伴奏を務めていました。 美しい伯爵夫人は、ハイドンの上に身をかがめて楽譜を覗き込んでいましたが、ふと彼女の肩掛けが落ち、肌が

                                                マリア・テレジアの娘たち。五女マリア・エリザベト(リースル)の物語。ハイドン、悪妻と結婚する!『オルガン協奏曲 ハ長調』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                              • 陰で足を引っ張った義弟、ルイ18世とは。~マリー・アントワネットの生涯14。モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                プロヴァンス伯(のちのルイ18世) ルイ16世の兄弟たち 前回はマリー・アントワネットの夫、ルイ16世の生い立ちについて取り上げましたが、今回から彼の弟たちについて見ていくことにします。 弟はふたりいて、両方とも、ルイ16世夫妻がフランス革命に倒れ、ナポレオンが登場しフランスのみならずヨーロッパを席巻したあげく退場したあと、ブルボン復古王朝の国王として相次いで即位しました。 5人兄弟を整理すると次のようになります。 長男 ブルゴーニュ公 ルイ・ジョゼフ・グザヴィエ(9歳で逝去) 次男 アキテーヌ公 グザヴィエ・マリー・ジョゼフ(1歳で逝去) 三男 ベリー公 ルイ・オーギュスト(のちのルイ16世 在位 1774-1792) 四男 プロヴァンス伯 ルイ・スタニスラス・グザヴィエ(のちのルイ18世 在位 1814-1824) 五男 アルトワ伯 シャルル=フィリップ(のちのシャルル10世 在位 1

                                                  陰で足を引っ張った義弟、ルイ18世とは。~マリー・アントワネットの生涯14。モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                • 9月5日は数河獅子、球根で求婚記念日、国民栄誉賞の日、KUKKIAの日、クリーンコールデー、ライトニング・マックィーンデイ、計画と実行の日、 毎月5日はノー・レジ袋の日、たまごの日、チーズケーキの日、等の記念日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                                  おこしやす♪~ 9月5日は何の日? その時そして今日何してた? 2023年(令和5年) 9月5日は数河獅子、球根で求婚記念日、国民栄誉賞の日、KUKKIAの日、クリーンコールデー、ライトニング・マックィーンデイ、計画と実行の日、 毎月5日はノー・レジ袋の日、たまごの日、チーズケーキの日、等の記念日です。 ■数河獅子(すごうしし)【岐阜県飛騨市古川、松尾白山神社・白山神社】(予定) www.youtube.com 飛騨古川の伝統芸能「数河獅子」。奉納される獅子舞は、曲獅子・天狗獅子・金蔵獅子の3段構成。勇壮な中にコミカルな動きが混じり、独特の魅力で観客を惹きつける。 その年の豊穣への感謝をこめて、古くからの神事である獅子舞を奉納する――これが岐阜県の重要無形民俗文化財にも指定されている「数河獅子」です。数河獅子は「曲獅子」「天狗獅子」「金蔵獅子」の三段から構成され、ユニークで独特な踊りを舞い

                                                    9月5日は数河獅子、球根で求婚記念日、国民栄誉賞の日、KUKKIAの日、クリーンコールデー、ライトニング・マックィーンデイ、計画と実行の日、 毎月5日はノー・レジ袋の日、たまごの日、チーズケーキの日、等の記念日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                                  • 『図説ブルボン王朝(ふくろうの本)』長谷川輝夫 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

                                                    絢爛豪華なフランス・ブルボン王朝の歴史を近世フランス史研究の第一人者である著者によってコンパクトにまとめられた一冊。豊富な図版でお馴染みの河出書房新社「ふくろうの本」シリーズということもあって、眺めるだけでも楽しい。 ブルボン朝時代については、フランス史上の最盛期で日本でも人気が高いことで、それぞれの王や王妃・人物の伝記、フランス革命を筆頭にした様々な事件、ブルボン朝時代の文化・芸術・建築等類書は非常に多いが、一般向けの通史ということになると意外と少ない。軽い読み物を除くと、最近出た佐藤賢一氏の『ブルボン朝 フランス王朝史3 (講談社現代新書)』ぐらいで後は一気に世界歴史大系とかの専門書やフランス史の通史の書籍にジャンプアップする。 本書は百ページ余りの薄さだが、全体像の要点が的確にまとまっているのでブルボン朝の時代はどんなものだったか、有名なあの人やあの人はどんなことをしたのか、何が起こ

                                                      『図説ブルボン王朝(ふくろうの本)』長谷川輝夫 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
                                                    • 新緑の森で、花婿とのぎこちない対面。~マリー・アントワネットの生涯7。ハイドン:交響曲 第87番 イ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                      新緑のコンピエーニュの森 マリー・アントワネットのフランスへのお輿入れの旅の続きです。 24日目、5月14日。独仏因縁の地、コンピエーニュの森へ いよいよ、マリー・アントワネットの長い長いブライダルジャーニーも、目的地に到着です。 フランス国王ルイ15世と、その孫にして、花婿である王太子、ベリー公ルイ・オーギュスト(のちのルイ16世)との対面です。 何かにつけて、仰々しい儀式ばかりの今回の婚儀で、この対面の儀だけは、なぜか自然で家庭的な演出が行われました。 対面はヴェルサイユ宮殿で衆人環視の中で行われたのではなく、パリから北東に90Kmばかり離れた、フランス王室のお狩場、コンピエーニュの森でした。 マリー・アントワネットは既にウィーンで仮婚儀というべき、代理結婚式を済ませているので、すでにブルボン家の一員ということになり、対面は、狩りに来ていた国王、王太子と偶然森で出会った、という風を取ら

                                                        新緑の森で、花婿とのぎこちない対面。~マリー・アントワネットの生涯7。ハイドン:交響曲 第87番 イ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                      • やっと王妃になれた!浮かれる娘と心配する母帝。~マリー・アントワネットの生涯35。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』第2幕後半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                        イピゲネイアに扮したマリー・アントワネット 王妃になった喜びを隠せない娘 先代のフランス王、ルイ15世が世を去り、ついに王妃となったマリー・アントワネット。 義祖父の死を、オーストリアにいる母帝マリア・テレジアに知らせる手紙には、前半には悲しみが綴られているものの、後半は、晴れて王妃となった喜びが隠し切れていません。 マリー・アントワネットからマリア・テレジアへ 1774年5月14日 愛するお母様 私たちの不幸にまつわるもろもろの事柄につきましては、メルシーがご報告いたしたことと存じます。この恐ろしい病気は、幸いなことに最後まで陛下の理性を曇らせることはなく、ご臨終は神への帰依の心を強固にさせるものでございました。新国王は国民の心をつかんでおいでと見受けられます。祖父様が世を去る二日前に、世継ぎの王太子は20万ふらんを貧者に分け与えるよう指示なさいましたが、これがまことに良い印象をあたえま

                                                          やっと王妃になれた!浮かれる娘と心配する母帝。~マリー・アントワネットの生涯35。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』第2幕後半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                        • 戦争回避にがんばった王妃マリー・アントワネット。マリア・テレジアとヨーゼフ2世母子の葛藤物語13。ハイドン『交響曲 第62番 ニ長調』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                          幼い頃のマリー・アントワネット 墺仏同盟の総仕上げ、マリー・アントワネットの結婚 母帝マリア・テレジアの心配をよそに、バイエルンへの領土拡大を強引に進める皇帝ヨーゼフ2世。 それを認めないとする、仇敵プロイセン王フリードリヒ2世。 一触即発の情勢の中、渦中に巻き込まれたのが、マリア・テレジアの末娘、マリア・アントニア、すなわちフランス王ルイ16世妃、マリー・アントワネットです。 オーストリア継承戦争で四面楚歌になった苦い経験から、マリア・テレジアは、新しい敵プロイセンに対抗するため、古くからの敵だったフランスと同盟を結ぶことにしました。 ヨーロッパの政治情勢を180度転換させた、外交革命です。 これを確固たるものにするため、女帝は自分の子供たちを、フランス王家であり、各地の小国にも散らばっているブルボン家と縁づかせました。 六女マリア・アマーリアはパルマ公妃に。 十女マリア・カロリーナはナ

                                                            戦争回避にがんばった王妃マリー・アントワネット。マリア・テレジアとヨーゼフ2世母子の葛藤物語13。ハイドン『交響曲 第62番 ニ長調』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                          • エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによる 1778年のマリー・アントワネットの肖像画 - hanna_and_art’s blog

                                                            マリー・アントワネット、1773年の肖像画 フランソワ=ユベール・ドルーエ (François-Hubert Drouais 1727年12月14日ー1775年10月21日) ルイ15世の公式寵姫デュ・バリー夫人 夫の3人の叔母たち 皇女時代を描いたジャン=エティエンヌ・リオタール(Jean-Étienne Liotard、1702年12月22日ー1789年6月12日) エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランとの出会い エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン(Marie Élisabeth-Louise Vigée Le Brun, 1755年4月16日ー1842年3月30日) 胸像に見られるマリー・アントワネットの顔かたち 画家による自画像 マリー・アントワネット、1773年の肖像画 フランソワ=ユベール・ドルーエ (François-Hubert Drouais 1727年12

                                                              エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランによる 1778年のマリー・アントワネットの肖像画 - hanna_and_art’s blog
                                                            • サド侯爵、ローマでベルニーニの聖女とステファノ・マデルノの『聖チェチリア像』を観る。 - hanna_and_art’s blog

                                                              18世紀後半のローマでサド侯爵が観たベルニーニの作品、『聖テレサの法悦』『聖ビビアーナ』『福女ルドヴィカの法悦』と、ステファノ・マデルノの『聖チェチリア像』。サド侯爵の感想付きでご紹介します。(一部性的な表現を含んでおります。) 元のファイルを確認していただけるように、wikipedia(public domain)のものは記事の最下部にまとめて、commons やそれ以外のものはそれぞれの画像左下にリンクを張ってあります。 マルキ・ド・サド(Marquis de Sade, 1740年6月2日 - 1814年12月2日) 『イタリア紀行』 『聖テレサの法悦』 アビラのテレサ 『聖女ビビアーナ像』 聖ビビアーナの薬指の欠損事件 『福女ルドヴィカ・アルベルトーニの法悦』 実際のルドヴィカ 『聖チェチリア』 ステファノ・マデルノ作 建築家カルロ・マデルノ サド家の紋章 マルキ・ド・サド(Mar

                                                                サド侯爵、ローマでベルニーニの聖女とステファノ・マデルノの『聖チェチリア像』を観る。 - hanna_and_art’s blog
                                                              • お腹を空かせた少年合唱団員が楽しみにしていたこと。ハイドン『交響曲 第9番 ハ長調』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                現代のウィーン少年合唱団(シュテファン大聖堂) 〝中二病〟で作曲を始めた? 幸運が続き、車大工の息子でありながら、ウィーンのシュテファン大聖堂少年合唱団に入隊でき、さらに独唱を任されたヨーゼフ・ハイドン少年。 ハイドンを見出した大聖堂楽長のロイターは、当然のことながら、ハイドンにはボーイソプラノの歌い手としか期待していませんでした。 ハイドンは、立場上、当時のウィーンの音楽生活にどっぷり浸かることができました。 大聖堂では、〝教会音楽の父〟といわれた16世紀イタリアの大作曲家、パレストリーナ(1525-1594)の聖歌が歌われていました。 200年も前の音楽ですが、〝The 教会音楽〟としてずっとスタンダード扱いされていたのです。 また、女帝マリア・テレジアの父カール6世がヴィヴァルディをウィーンに招いていたように、イタリア音楽も大流行しており、コレッリやヘンデルの音楽も盛んに演奏されてい

                                                                  お腹を空かせた少年合唱団員が楽しみにしていたこと。ハイドン『交響曲 第9番 ハ長調』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                • 頭はいいけど、集中力なし…。~マリー・アントワネットの生涯1。ハイドン:交響曲 第81番 ト長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                  7歳のマリア・アントニア(マリー・アントワネット) 女帝の娘たちの運命 これまで、音楽に多大な影響を与えた、オーストリア女帝マリア・テレジアと、その息子、神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世の生涯を追ってきました。 ヨーロッパ随一の名家といわれたハプスブルク家の君主たちは、みな音楽を愛し、その結果、帝都ウィーンは「音楽の都」と讃えられるようになりました。 女帝マリア・テレジアは、戦争に次ぐ戦争、困難な帝国統治といった、想像を絶する激務のかたわら、男5人、女11人、計16人の子供を、夫の皇帝フランツ1世との間に生みました。 男の跡継ぎがおらず、戦争になってしまった父カール6世のような目に遭わないため、また、政略結婚の道具として、子作りに励んだのです。 しかし、政略結婚の道具とされた娘たちの運命は、総じて過酷なものとなりました。 従順な娘もいれば、反抗的な娘もいて、女帝は悩まされもしましたが、過干渉なこ

                                                                    頭はいいけど、集中力なし…。~マリー・アントワネットの生涯1。ハイドン:交響曲 第81番 ト長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                  • ヴェルサイユ宮殿で鑑賞できる絵画と彫像についての豆知識-マリー・アントワネット、ルイ14世、ナポレオンなど豪華な美術品をご紹介 - すみくにぼちぼち日記

                                                                    フランスのヴェルサイユ宮殿は豪華絢爛な内装、美しい調度品が数多ある宮殿。ヴェルサイユ宮殿では、美術品の数々に囲まれ、至福の時を過ごすことができます。今回はヴェルサイユ宮殿で鑑賞できる肖像画、彫像、絵画を中心に美術品をご紹介します。 ヴェルサイユ宮殿とは ヴェルサイユ宮殿の肖像画と彫像-各作品がある部屋もご紹介 『マリー・アントワネットの胸像』-王妃の大居室 『マリー・アントワネットと子どもたち』-グラン・クヴェールの控えの間 『ルイ14世彫像』-ヴィーナスの間 『ルイ14世胸像』-ディアーヌの間 『ルイ14世肖像画』-アポロンの間 『ルイ14世のレリーフ』-戦争の間 『ルイ14世の胸像』-王の寝室 『ルイ16世の肖像画』-アポロンの間 『ナポレオンの肖像画』-戴冠式の間 『ナポレオンの戴冠式(ヴェルサイユ版)』-戴冠式の間 『ナポレオンの戴冠式(ルーブル版)』-ルーブル美術館 『ヴィクトワ

                                                                      ヴェルサイユ宮殿で鑑賞できる絵画と彫像についての豆知識-マリー・アントワネット、ルイ14世、ナポレオンなど豪華な美術品をご紹介 - すみくにぼちぼち日記
                                                                    • 王妃ばんざい!英雄アキレウスに讃えられた新王妃。~マリー・アントワネットの生涯34。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』第2幕前半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                      新国王・王妃を祝う装飾画 国王崩御、国王ばんざい! グルックの新作オペラ、『オーリードのイフィジェニー』が上演された1774年4月19日。 それから20日ほど過ぎた5月10日午後3時15分。 国王ルイ15世が天然痘で薨去します。 誰もが固唾をのんで、時計を見つめながら待っていた瞬間でした。 ひとつの時代が終わり、新しい時代がやってきた―――! 人々は、遺骸のまだ温かい先王の部屋から雪崩を打って飛び出し、ドヤドヤと、控えの間に詰めかけます。 その小さな部屋には、王太子と王太子妃が控えています。 扉が開け放たれ、最初に入ってきたのは、女官長ノアイユ伯爵夫人。 ふたりの前に跪き、『国王崩御、国王ばんざい!』と挨拶します。 これで、新王ルイ16世と、新王妃マリー・アントワネットが誕生しました。 太鼓が連打され、何百人もの将校や廷臣たちも叫びます。 『国王崩御、国王ばんざい!』 これは、代替わりの慣

                                                                        王妃ばんざい!英雄アキレウスに讃えられた新王妃。~マリー・アントワネットの生涯34。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』第2幕前半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                      • 放蕩の限りを尽くした国王ルイ15世の最後。~マリー・アントワネットの生涯33。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』第1幕後半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                        フランソワ=ユベール・ドゥルエ『フランス国王ルイ15世』(1773年) オペラ初演8日後のできごと グルックの新作オペラ、『オーリードのイフィジェニー』が、王太子妃マリー・アントワネットの強い後ろ盾のもと、半ば強引に初演され、半ば強引に「大成功」とされ、音楽史上に「オペラ改革」の画期として刻まれた日が、1774年4月19日。 そして、その8日後の4月27日。 国王ルイ15世が、狩猟中に急に脱力感と激しい頭痛に襲われます。 ヴェルサイユに戻り、ベッドに入った国王の脈を、多くの侍医がかわるがわる診ます。 これといって病名は特定できませんでしたが、夜になって、王の顔に赤い斑点を見つけます。 当時、死の疫病として恐れられていた天然痘でした。 天然痘はかつてハプスブルク家も襲い、マリー・アントワネットがフランスに嫁ぐことになったのも、姉たちがこの伝染病で亡くなり、順番が回ってきたからでした。 公妾の

                                                                          放蕩の限りを尽くした国王ルイ15世の最後。~マリー・アントワネットの生涯33。グルック:オペラ『オーリードのイフィジェニー』第1幕後半 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                        • 息苦しい!コルセットで締めつけられたお妃。~マリー・アントワネットの生涯17。モーツァルト:フルート四重奏曲 第4番 イ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                          ヴェルサイユの礼装グラン・コール 女性を物理的にも束縛したコルセット 王太子妃マリー・アントワネットが、母帝マリア・テレジアの反対を押し切って乗馬に熱中したのは、最初は自分と距離をとっている王太子の狩りの趣味に付き合うためでした。 しかし、いざ始めてみると、ヨーロッパ一堅苦しく、衆人環視のもとエチケットやマナーを厳守しなければならない、ヴェルサイユの宮廷生活からの解放感に酔いしれるようになりました。 夫が狩りや趣味の錠前作りに熱中しているのも、必ずしも自分を避けているのではなく、彼も宮廷から、できる限り逃れたいからだ、と理解できてきました。 また、彼女を束縛しているのは「コルセット」でした。 フランス貴族の子女は、男女ともに2歳からコルセットを着用する習慣でしたが、男の子は6歳で外されます。 しかし、女の子はずっと着用しなければなりません。 それは、中国で行われていた「纏足」と同じく、女性

                                                                            息苦しい!コルセットで締めつけられたお妃。~マリー・アントワネットの生涯17。モーツァルト:フルート四重奏曲 第4番 イ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
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