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ロン・カーター ブルーノートの検索結果1 - 7 件 / 7件

  • ジャズ・サックスの巨匠、ウェイン・ショーター逝去。その功績を辿る

    謎に満ちたジャズ・サックス奏者/作曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)は、ジャズ・ロックやフュージョンの生みの親の一人でもある。そんな彼が、2023年3月2日、ロサンゼルスの病院で亡くなったと広報担当者がニューヨーク・タイムズに伝えた。89歳だった。彼は、3番目の妻であるキャロライナ・ドス・サントスと娘のミヤコを残してこの世を去った。 先達のジョン・コルトレーン同様、ウェイン・ショーターはソプラノ・サックスの人気向上に大きく貢献した。ソプラノ・サックスはメロディーを奏でるだけでなく、浮世離れした不気味な音色を出すのにも打って付けの楽器だ。 ショーターは1950年代後半のハード・バップ・シーンでテナー・サックスを演奏して経験を積んだあと、1960年代に発展したポスト・バップ・ジャズ界の中心人物として名を馳せた。その時期には一連のソロ・アルバムをブルー・ノートから発表したほ

      ジャズ・サックスの巨匠、ウェイン・ショーター逝去。その功績を辿る
    • ジャズ・トゥナイト 2022年9月24日(ウェイン・ショーター) - ラジオと音楽

      シリーズJAZZジャイアンツ(40)ウェイン・ショーター 今回のJAZZジャイアンツはリビング・レジェンド、サックス奏者、作曲家のウェイン・ショーターでした。 ウェイン・ショーターは1933年8月25日ニュージャージー州ニューアーク出身で現在89歳。ウエインは美術が得意で美術展に出展するほどの腕前だそうです。高校生の時にビバップに目覚め、テナーサックスも始めたそうです。兵役から帰ってきた1958年ホレス・シルヴァーのクインテットやメイナード・ファーガソンのバンドを経て、1959年8月1日(大友さんの誕生日)当時一番人気のあったアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズに引き抜かれます。 今回はウェイン・ショーターのリーダー作が紹介されて、ジャズ・メッセンジャーズ、マイルス・バンド、ウェザー・リポート、V.S.O.P.などのウェイン・ショーターが所属したバンドの楽曲の紹介はされませんでした

        ジャズ・トゥナイト 2022年9月24日(ウェイン・ショーター) - ラジオと音楽
      • ジャズ・トゥナイト 2022年12月17日(マイルス・デイヴィス、トニー・ウィリアムス) - ラジオと音楽

        シリーズJAZZジャイアンツ (43) トニー・ウィリアムス 今回はドラマーの トニー・ウィリアムスの特集でした。 トニー・ウィリアムスは1945年12月12日シカゴで生まれ、ボストン育ち。1997年2月51歳の若さで亡くなりました。存命ならば77歳。 お父さんがジャズのサックス奏者で、幼い頃からドラムスを演奏し、9歳でドラマーになることを決心したそうです。ボストンではサックスのサム・リヴァースに見出され、ボストンのジャズクラブで演奏しながら才能に磨きをかけました。17歳の時にボストンで演奏していたのをジャッキー・マクリーンが見つけます。そしてニューヨークへ進出。マクリーンの推薦でマイルス・デイヴィスのクインテットに入ります。 Miles Davis「Agitation」 1965年マイルス・デイヴィスのアルバム『E.S.P』より。マイルス・デイヴィスのトランペット、ハービー・ハンコックの

          ジャズ・トゥナイト 2022年12月17日(マイルス・デイヴィス、トニー・ウィリアムス) - ラジオと音楽
        • 【2020年 上半期ベスト】ジャズ・アルバム BEST 30 | ARBAN

          投稿日 : 2020.07.03 更新日 : 2021.06.28 【2020年 上半期ベスト】ジャズ・アルバム BEST 30 2020年の上半期(1月〜6月)にリリースされた音楽アルバムの中から「ジャズ系」作品に的を絞り、聞き逃せない新譜30作をセレクト。トラディショナルなジャズはもちろん、2020年ならではのコンテンポラリーなスタイルまで対象にした、広義の「ジャズ作品」傑作選。 ※五十音順(アーティスト名)で掲載 アーロン・パークス 『Little Big 2: Dreams of a Mechanical Man』 18歳でテレンス・ブランチャードのグループに参加し、ブルーノーとECMに音源を残すなど、早熟な天才ぶりを見せている鍵盤奏者のアルバム。パークスもメンバーであるジェイムス・ファームにも通じるインディ・ロック風味と、ザ・バッド・プラスにも通じる躍動的でダイナミックなグルーヴ

            【2020年 上半期ベスト】ジャズ・アルバム BEST 30 | ARBAN
          • Film Review:『マイルス・デイヴィス クールの誕生』という特異な構成のドキュメンタリーについて(※ネタバレあり)|柳樂光隆

            Film Review:『マイルス・デイヴィス クールの誕生』という特異な構成のドキュメンタリーについて(※ネタバレあり) マイルス・デイヴィスのドキュメンタリー映画『マイルス・デイヴィス クールの誕生』はかなり特異な映画であり、マイルス・デイヴィスの映画としては異色の作品でもある。 ■音楽キャリアにおけるトピックを省略しまくっている特異な構成まずこの映画はマイルス・デイヴィスのファン、もしくはそれなりにジャズに精通しているリスナーが戸惑う部分がいくつもある。 例えば、このタイトルにある名盤『Birth of The Cool』に関しては、ギル・エヴァンスの作編曲だけでなく、『Birth of The Cool』にインスパイされて始まるクールジャズのムーブメントの主役でもあるジェリー・マリガンやリー・コニッツの参加も重要だと散々語られてきた。でも、ここではそういったジャズ本での定番の解説は

              Film Review:『マイルス・デイヴィス クールの誕生』という特異な構成のドキュメンタリーについて(※ネタバレあり)|柳樂光隆
            • ジャズ界のレジェンド、サックス奏者のウェイン・ショーター死去 - amass

              ジャズ界のレジェンド、テナーサックス・ソプラノサックス奏者のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)が3月2日、ロサンゼルスの病院で死去。米国の公共ラジオ局NPRが、ショーターの最近の録音をリリースしたブルーノート・レコードの広報担当者に亡くなったことを確認。米ニューヨーク・タイムズ紙も彼の広報担当者に亡くなったことを確認しています。89歳でした。 ウェイン・ショーターは1933年8月ニュージャージー州ニューアーク生まれ。1950年代半ばにニューヨーク大学で音楽を学んだ後、兵役やメイナード・ファーガソンのバンドを経て、1959年にアート・ブレイキーのザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey & The Jazz Messengers)に参加。作曲家、サックス奏者としてジャズ界で注目されるようになる。同年には初リーダー作を発表、以後、コンスタントにリーダー・アルバムを制作

                ジャズ界のレジェンド、サックス奏者のウェイン・ショーター死去 - amass
              • R.I.P. Wayne Shorter | ele-king

                モダン・ジャズの黄金時代である1950年代末から1960年代、エレクトリック・ジャズやフュージョンによって新時代を迎えた1970年代、そして現代に至るまで、長きに渡りテナー・サックス奏者の第一人者として活躍してきたウェイン・ショーターが、2023年3月2日に89歳の生涯を終えた。1933年8月25日にニュージャージー州ニューアークで生まれたショーターは、チャーリー・パーカー、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ファラオ・サンダースなどとともに、ジャズの歴史を動かしてきた真の伝説的なミュージシャンと言えるだろう。 ウェイン・ショーターの活躍期間は大まかに1950年代末のジャズ・メッセンジャーズ加入から1960年代中盤のマイルス・デイヴィス・クインテット時代、1970年代から1980年代中盤にかけてのウェザー・リポート時代、ウェザー・リポート解散後から現在に至るソロ活動期と分けられる。

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