「落語の世界ですから、師匠の小言は弟子にとって金言だと思っています。でも、暴言と暴力は、決して“小言”ではありません。そのことに気づくのに6年、外に向けて声を上げるのに、さらに4年以上もかかった。いま師匠にはっきりと言いたい。お願いですから僕を早く正式に“破門”してください」 【画像】あまりに無惨…頭を丸坊主にさせられた三遊亭天歌の姿…! 絞り出すような口調で落語家・三遊亭天歌(二ツ目・40)は、自身の師匠である四代目三遊亭圓歌(63)に向かって訴えた。圓歌とは、名跡「三遊亭圓歌」の当代であり、20年からは落語協会の理事も務める大物落語家である。 そんな大物の師匠に向かって、弟子の方から「破門にしてください」とは、穏やかではない。落語の世界で師匠が弟子に告げる破門は、弟子にとっては落語家の“死”を意味するからだ。それでも天歌は、師匠である圓歌に、そう訴えるしか生きる道がないと判断したのであ