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会田誠 作品 値段の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • あいちトリエンナーレ津田大介芸術監督インタビュー - webDICE

    「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督、津田大介氏 「あいちトリエンナーレ2019」で「表現の不自由展・その後」が3日間だけ展示され撤去された問題を受けて、8月15日に津田さんは個人ブログでことの経緯とお詫びを発表した。それを読み同日、僕は以下のテキストをツイートした。 「アップリンクはあいちトリエンナーレに映像作品を出品している。アップリンクが日本での上映権を持つホドロフスキー監督のドキュメンタリー作品『ホドロフスキーのサイコマジック』だ。今日、9人のアーティストがトリエンナーレの出品を取り下げた。事務局の映像担当者から電話がかかってきた。次に何かしそうなのは浅井さんだからだという。取り下げるなんてことは考えもしていなかった。アップリンクは出品者なので、実は事件が起きてから8月7日に津田大介芸術監督から『「あいちトリエンナーレ2019」協賛企業・個人の皆様へ』という1万880字の長文

      あいちトリエンナーレ津田大介芸術監督インタビュー - webDICE
    • ポスト資本主義は「新しい」ということを特権としない Vol.1:卯城竜太(Chim↑Pom)

      ポスト資本主義は「新しい」ということを特権としない Vol.1:卯城竜太(Chim↑Pom)いま必要なのは、「ポスト資本主義」ではなく「ウィズ資本主義」だ──。道具やスペースのシェア、見返りを求めない贈与的な活動、プロジェクトを通じた異なる階層の出会いの創出など、アートはそもそも経済的価値では測れない独自の芸術的価値を生きてきた。ひとつのシステムに「包摂」されない、こうした脱中心的な態度は、経済体制だけでなく、作家活動における「展覧会」の相対化、真に多様なコミュニティへの志向、人間を超えた「サブジェクトの多様化」など、アートの世界にさまざまに現れ始めている。「美術手帖」本誌10月号で「ポスト資本主義とアート」をめぐる対談に臨んだChim↑Pomの卯城竜太が、そこで語ろうとした思考の全容をあらためて綴る。 文=卯城竜太(Chim↑Pom) 編集協力=杉原環樹 デザイン=涌井智仁 リサーチ協力

        ポスト資本主義は「新しい」ということを特権としない Vol.1:卯城竜太(Chim↑Pom)
      • タイのショッピングセンターで「編集」される雑多で装飾過剰な日本イメージの観察

        深読みを求める商業施設 ターミナル21ほど深読みできそうなショッピングセンターはない。 たとえば、珍スポットが”珍”である所以は何だろうか?私が思うに、それらは基礎や王道、伝統、歴史的文脈から外れており、カフェなども含む商業施設であれば利益ないしマーケティングを度外視したケースがほとんどだ。ややもすれば独りよがりな自己表現に終始しており、そのズレを「面白がる」ないし「発見する」人との関係が生まれて、やっとはじめて”珍”と評される気がする。 何がウケているのか、なぜウケているのかが作り手にも分かっていない。ありていに言えば、かなり他者に依存しており、作品として底が浅い。 上の写真は確かに”珍”だが、この深読みができそうな施設こと、ターミナル21をただの珍スポットにとどめておくのは勿体無い。ここには貫徹した作り手の意思があり、見る側、つまり客をパッシブにさせる力がある。 ターミナルから飛行機ま

          タイのショッピングセンターで「編集」される雑多で装飾過剰な日本イメージの観察
        • 【会田 誠】現代美術史上最大の問題作が生まれたとき、何があったのか?─アートというお買い物

          描かれなければならない絵というものがあった。レオナルドはモナリザを。マネは昼食のときの女性を裸で。ウォーホルは時代のアイコンをシルクスクリーンで大量生産。同様に会田誠は『犬』を描かねばならなかった。その理由を詳細に明かした著書『性と芸術』を携え、会田誠本人に会いに行った。連載「アートというお買い物」とは…… 物議を呼んだとき、芸術はまた一歩、先に進むのである 現代美術家、会田誠の最新著書『性と芸術』の帯には、書名と著者名よりも大きな文字で、こう書かれている。 「日本の現代美術史上、最大の問題作(スキャンダル)『犬』は、なぜ描かれたのか?」 どれくらい「問題作」かというと、その作品を展示した美術館に抗議と作品撤去の要請の圧力があったほどである。 2012〜13年、森美術館で開催された「会田誠展:天才でごめんなさい」。18歳未満の入室を禁止する部屋に展示された『犬』シリーズをはじめいくつかの作

            【会田 誠】現代美術史上最大の問題作が生まれたとき、何があったのか?─アートというお買い物
          • サラリーマン・コレクターの生き様──MY NAME IS TOKYO KAI AND I AM AN ARTOHOLIC 甲斐寿紀雄コレクション展:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

            「嫁は飯を食いますもんな」とは、NHK熊本放送局に職員として勤務しながら、生活を切り詰め、肉筆浮世絵や茶道具などの蒐集を続けた故・今西菊松氏(1913-1987)の言葉である。★1 今西氏とは、およそ時代やジャンルは異なるが、熊本市現代美術館ギャラリーⅢでコレクション展「MY NAME IS TOKYO KAI AND I AM AN ARTOHOLIC」★2 を開催している甲斐寿紀雄(かい・ときお)氏(1984-)は、現在の九州を代表する、若手の現代美術コレクターと言えるのではないだろうか。 久留米市に在住する甲斐氏もまた、会社勤務のかたわら現代美術のコレクション活動に取り組む、サラリーマン・コレクターだ。美術雑誌に「ニート・コレクター」とも紹介され★3、九州にこんな人がいるのかと驚かされた。筆者にとっては、とても謎めいた存在だったが、2019年11月9日に当館で担当学芸員との対談形式で

              サラリーマン・コレクターの生き様──MY NAME IS TOKYO KAI AND I AM AN ARTOHOLIC 甲斐寿紀雄コレクション展:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape
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