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  • 源氏は 葵上の産んだ若君を慈しむ【源氏物語154 第九帖 葵27】御息所の生き霊を見た源氏は苦悶する。御息所を気遣い手紙だけは送る - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

    少し安心を得た源氏は、生霊をまざまざと目で見、 御息所の言葉を聞いた時のことを思い出しながらも、 長く訪ねて行かない心苦しさを感じたり、 また今後御息所に接近してもあの醜い記憶が心にある間は、 以前の感情でその人が見られるかということは 自身の心ながらも疑わしくて、 苦悶《くもん》をしたりしながら、 御息所の体面を傷つけまいために手紙だけは書いて送った。 産前の重かった容体から、 油断のできないように両親たちは今も見て、 心配しているのが道理なことに思えて、 源氏はまだ恋人などの家を微行で訪うようなことをしないのである。 夫人はまだ衰弱がはなはだしくて、 病気から離れたとは見えなかったから、 夫婦らしく同室で暮らすことはなくて、 源氏は 小さいながらもまばゆいほど美しい若君の愛に没頭していた。 非常に大事がっているのである。 自家の娘から源氏の子が生まれて、 すべてのことが理想的になってい

      源氏は 葵上の産んだ若君を慈しむ【源氏物語154 第九帖 葵27】御息所の生き霊を見た源氏は苦悶する。御息所を気遣い手紙だけは送る - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
    • 悲しみの更衣の母君【源氏物語 5 第一帖 桐壺5】悲嘆にくれる母君、帝の使者の命婦 もらい泣き。帝の思いやりに感涙するも 悩み多い母君 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

      「娘を死なせました母親が よくも生きていられたものというように、 運命がただ恨めしゅうございますのに、 こうしたお使いが荒《あば》ら屋へおいでくださると またいっそう自分が恥ずかしくてなりません」 と言って、 実際堪えられないだろうと思われるほど泣く。 「こちらへ上がりますと、 またいっそうお気の毒になりまして、 魂も消えるようでございますと、 先日 典侍《ないしのすけ》は 陛下へ申し上げていらっしゃいましたが、 私のようなあさはかな人間でも ほんとうに悲しさが身にしみます」 と言ってから、 しばらくして命婦は帝の仰せを伝えた。 「当分夢ではないであろうかというようにばかり思われましたが、 ようやく落ち着くとともに、 どうしようもない悲しみを感じるようになりました。 こんな時はどうすればよいのか、 せめて話し合う人があればいいのですがそれもありません。 目だたぬようにして時々御所へ来られて

        悲しみの更衣の母君【源氏物語 5 第一帖 桐壺5】悲嘆にくれる母君、帝の使者の命婦 もらい泣き。帝の思いやりに感涙するも 悩み多い母君 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
      • 【源氏物語159 第九帖 葵32】妻、葵の上に十分な愛を示さなかったことを後悔する源氏 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

        「こんな老人になってから、 若盛りの娘に死なれて無力に私は泣いているじゃないか」 恥じてこう言って泣く大臣を悲しんで見ぬ人もなかった。 夜通しかかったほどの大がかりな儀式であったが、 終局は煙にすべく 遺骸を広い野に置いて来るだけの寂しいことになって 皆 早暁に帰って行った。 死はそうしたものであるが、 前《さき》に一人の愛人を死なせただけの経験よりない源氏は 今また非常な哀感を得たのである。 八月の二十日過ぎの有明月《ありあけづき》のあるころで、 空の色も身にしむのである。 亡き子を思って泣く大臣の悲歎に 同情しながらも見るに忍びなくて、 源氏は車中から空ばかりを見ることになった。 昇《のぼ》りぬる 煙はそれと分《わ》かねども なべて雲井の 哀れなるかな 源氏はこう思ったのである。 家へ帰っても少しも眠れない。 故人と二人の長い間の夫婦生活を思い出して、 なぜ自分は妻に十分の愛を示さなか

          【源氏物語159 第九帖 葵32】妻、葵の上に十分な愛を示さなかったことを後悔する源氏 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
        • 和装の準備! - karutakko-muratanの日記

          今日も天気が良いですね。 曇り時々晴れです。 明日は曇り時々雨ですかね? 明日は、町内会行事のグランドゴルフの日です。 全く行きたくないのですが。。。 行ったらそれなりに楽しむそんな性質です。 昨日は、国民健康保険や国民年金を1回分払ってきたり、お義母さんのお金関係のことでも行ったり来たり・・・ 割と何でもすぐに出来たので、今週しか時間がないと思い、美容院へ!カットの方ですね。 たまたま空いててよかったです。 シルキーカットいよいよある一定の料金となりました。 定額は12,000円です。シャンプーカットだけで?って思いますよねぇ。。。 昔からのお試し機関からの常連さんたちは、これより少ない設定ですが、「人に聞かれたら、12,000円のカット」と、答えてね~と、言われてます。笑 でも、ここにお世話になってからは、細くて少なくて柔らかい三重苦の私の髪質でも、パーマ無しでもどこかふんわりとして見

            和装の準備! - karutakko-muratanの日記
          • ついに常陸宮の宮の姫君の顔を見た🐘🌷【源氏91 第六帖 末摘花12】髪は美しいが 顔も身体も鼻も長い。特に鼻の先は垂れて赤くなっている。源氏は呆然とした。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

            先刻老人たちの愁《うれ》えていた雪が ますます大降りになってきた。 すごい空の下を暴風が吹いて、 灯の消えた時にも点《つ》け直そうとする者はない。 某《なにがし》の院の物怪《もののけ》の出た夜が 源氏に思い出されるのである。 荒廃のしかたはそれに劣らない家であっても、室の狭いのと、 人間があの時よりは多い点だけを慰めに思えば思えるのであるが、 ものすごい夜で、不安な思いに絶えず目がさめた。 こんなことはかえって女への愛を深くさせるものなのであるが、 心を惹《ひ》きつける何物をも持たない相手に 源氏は失望を覚えるばかりであった。 やっと夜が明けて行きそうであったから、 源氏は自身で格子を上げて、 近い庭の雪の景色《けしき》を見た。 人の踏み開いた跡もなく、 遠い所まで白く寂しく雪が続いていた。 今ここから出て行ってしまうのも かわいそうに思われて言った。 「夜明けのおもしろい空の色でもいっし

              ついに常陸宮の宮の姫君の顔を見た🐘🌷【源氏91 第六帖 末摘花12】髪は美しいが 顔も身体も鼻も長い。特に鼻の先は垂れて赤くなっている。源氏は呆然とした。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
            • 【お稽古】大島紬に半幅帯 - キモノ★キドキ

              東京出張のお土産にといただいた東京ばな奈ポケモンバージョン。 持って来て下さったのは、お稽古に通って下さっているOさん。 年末に気軽に着物が着たいとのことで、卒入式に向けてのお稽古ですが、ちょっと気分転換にとちょうど持ってこられていた半幅帯で帯結びの練習。 リバーシブル仕立ての長尺の半幅帯。 リバーシブルならばと両面の色を、更には長さを生かして羽根を作って帯を結んでいただきました。 帯結びに特に名前はありませんが、色々手を動かして楽しんで頂けたらそれで良いかなと思います。 楽しい、面白いが長く続く秘訣。 みなさま、良い週末を☆ ◆体験コース90分1,000円、無料相談はこちら 【体験コース】と【無料相談】 - キモノ★キドキ ◆お稽古内容はこちら 【着物の着方】お稽古メニュー - キモノ★キドキ ◆お着付け料金はこちら 【お着付け料金】 - キモノ★キドキ ◆女袴単品のレンタルはこちら 【

                【お稽古】大島紬に半幅帯 - キモノ★キドキ
              • お庭で満開の、紫陽花のイメージでの、着物コーデ - SYUREIの着物あれこれ

                [http:// ] 2020/06/27 今日の神戸は曇り/晴れです。 こんにちは、着物大好きSYUREIです。 長い自粛生活から抜け出し、 久しぶりにお友達とランチに行ってきました♪ たしか前回は9月頃だったと思うので、 本当に久しぶりに楽しいひと時を過ごせました。 行ってきましたのはこちら↓ www.mcart.jp 美術館の中にあるレストランなんですが、 立杭焼の窯元がたくさんある地域のお店なので、 お料理が立杭焼の素敵な器やお皿で出されて、 目の保養にもなりました♪ 税込み1870円。 お味も何食べても美味しく満足で、 前菜と生パスタが良かったです(^^) で、その日は少し雨模様の予報だったのですが、 ザーザー降りにはならなそうだったので、 自宅で洗える着物をチョイスして、 着物を着て行ってまいりました♪ 今我が家のお庭で満開の紫陽花をイメージして、 コーディネートしてみました♡

                  お庭で満開の、紫陽花のイメージでの、着物コーデ - SYUREIの着物あれこれ
                • 仕事着をデニム着物にしたら冷え知らずで姿勢も良くなったレポート | 漫画家 漣ミサ 公式サイト

                  こんにちは。漣です。 先日、デニム着物を仕事着にしたら冷えが改善して姿勢もよくなった話をレポートしました。 もともと、冷えで悩む同じデスクワークの作家さん達にオススメしたくてまとめたのですが、予想以上に反響があったので、この記事では私がデニム着物を着るために集めた 「これさえあればデニム着物を着れる!」という最低限必要なアイテムをまとめてご紹介します。 仕事着をデニム着物にして冷え知らず+姿勢が良くなったのでレポート。 今日のような寒い日も⛄着物の帯のお陰でおなかポカポカ☀️重ね着も暖房もいらず。カルタ結びで椅子に座れて姿勢も改善。 ゆる~く普段着として着てますが、帯を締めるとやる気もわいてくるしデスクワークでもいいこと尽くし👘 pic.twitter.com/CYDRlvomHI — 漣ミサ ⚓︎ 5月15日ジーン新連載開始 (@3373misa) March 3, 2019 着物を着

                    仕事着をデニム着物にしたら冷え知らずで姿勢も良くなったレポート | 漫画家 漣ミサ 公式サイト
                  • 【源氏物語 634 第20帖 朝顔16】お屋敷の門は錆びていて なかなか開かない。物の錆びたことに時の流れを感じる。仮の世の執着が離れず、人に心の惹かれることのやむ時がない自分であると源氏は恥じた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                    桃園のお邸《やしき》は北側にある普通の人の出入りする門をはいるのは 自重の足りないことに見られると思って、 西の大門から人をやって案内を申し入れた。 こんな天気になったから、 先触れはあっても源氏は出かけて来ないであろうと 宮は思っておいでになったのであるから、 驚いて大門をおあけさせになるのであった。 出て来た門番の侍が寒そうな姿で、 背中がぞっとするというふうをして、 門の扉をかたかたといわせているが、 これ以外の侍はいないらしい。 「ひどく錠が錆《さ》びていてあきません」 とこぼすのを、源氏は身に沁《し》んで聞いていた。 宮のお若いころ、 自身の生まれたころを源氏が考えてみるとそれはもう三十年の昔になる、 物の錆びたことによって人間の古くなったことも思われる。 それを知りながら仮の世の執着が離れず、 人に心の惹かれることのやむ時がない自分であると源氏は恥じた。 いつのまに 蓬《よもぎ

                      【源氏物語 634 第20帖 朝顔16】お屋敷の門は錆びていて なかなか開かない。物の錆びたことに時の流れを感じる。仮の世の執着が離れず、人に心の惹かれることのやむ時がない自分であると源氏は恥じた。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                    • 継続は力なり 着物に書道に、10年後を見据えて - SYUREIの着物あれこれ

                      [http:// ] 2019/09/28 今日の神戸は晴れです。 こんにちは、着物大好きSYUREIです。 最近あまり皆様のブログに訪問できずに すみません。 細く長く続けてまいりますので、 よろしくお願いいたしますm(_ _)m 朝夕はとても過ごしやすくなりましたが、 ここ数日の日中の暑さにはややバテ気味です。 もう10月になると言うのに、 湿気交じりの暑さがつらいです。 さて、今日は先日着た着物コーデです。 こちら↓ 紬の単衣着物に、彼岸花の洗える半幅帯。 彼岸花のお色に合わせて帯締め帯揚げは 臙脂カラーでまとめました。 着物は季節に合わせてコーデを考えるのも 楽しみの1つですね。 着物を普段着で着始めて2年とちょっと。 いろいろわかることも増えてきて、 着物だからこうしなくちゃダメなんだ!! という意識がかなり抜けてきました(笑) この日も下駄を履いて行きました。 このカジュアル感

                        継続は力なり 着物に書道に、10年後を見据えて - SYUREIの着物あれこれ
                      • 【源氏物語625 第20帖 朝顔7】「今はもう神に託しておのがれになることもできないはずです。私が不幸な目にあっていた時以来の苦しみの記録の片端でもお聞きください」源氏は朝顔の姫君に会いたいと伝える。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                        「今になりまして、 お居間の御簾の前などにお席をいただくことかと 私はちょっと戸惑いがされます。 どんなに長い年月にわたって 私は志を申し続けてきたことでしょう。 その労に酬《むく》いられて、 お居間へ伺うくらいのことは 許されていいかと信じてきましたが」 と言って、源氏は不満足な顔をしていた。 「昔というものは皆夢でございまして、 それがさめたのちのはかない世かと、 それもまだよく決めて思われません境地に ただ今はおります私ですから、 あなた様の労などは静かに考えさせていただいたのちに 定《き》めなければと存じます」 女王の言葉の伝えられたのはこれだった。 だからこの世は定めがたい、頼みにしがたいのだと、 こんな言葉の端からも源氏は悲しまれた。 「人知れず 神の許しを 待ちしまに ここらつれなき 世を過ぐすかな」 ただ今はもう神に託して おのがれになることもできないはずです。 一方で私が

                          【源氏物語625 第20帖 朝顔7】「今はもう神に託しておのがれになることもできないはずです。私が不幸な目にあっていた時以来の苦しみの記録の片端でもお聞きください」源氏は朝顔の姫君に会いたいと伝える。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                        • 【源氏物語621 第20帖 朝顔3】女五の宮様に 源氏は なかなか訪ねられなかったことを詫びた。宮は「私は長生きがいやでしたが、貴方がお栄えになる日を見ることができ 考えが変わりました」と言う。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                          ずいぶん老人《としより》めいておしまいになったと思いながらも 源氏は畏《かしこ》まって申し上げた。 「院がお崩《かく》れになりまして以来、 すべてのことが 同じこの世のことと思われませんような変わり方で、 思いがけぬ所罰も受けまして、 遠国に漂泊《さすら》えておりましたが、 たまたま帰京が許されることになりますと、 また雑務に追われてばかりおりますようなことで、 長い前からお伺いいたして故院のお話を承りもし、 お聞きもいただきたいと存じながら果たしえませんことで 悶々《もんもん》としておりました」 「あなたの不幸だったころの世の中はまあどうだったろう。 昔の御代もそうした時代も 同じようにながめていねばならぬことで 私は長生きがいやでしたが、 またあなたがお栄えになる日を見ることができたために、 私の考えはまた違ってきましたよ。 あの中途で死んでいたらと思うのでね、 長生きがよくなったので

                            【源氏物語621 第20帖 朝顔3】女五の宮様に 源氏は なかなか訪ねられなかったことを詫びた。宮は「私は長生きがいやでしたが、貴方がお栄えになる日を見ることができ 考えが変わりました」と言う。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                          • 最近考えてる事ツラツラと - お気楽ミニマルライフ

                            なんかいきなり文章書けなくなったので、箇条書きに考えてる事羅列するだけの記事。 (しかも『羅列』と打つ時に「られる」)とか「あれつ」とか「らるる」とか何度も打ち直しして軽くウツになっているほど低調~) 梅雨入り この時期の体調不良の原因は間違いなく湿気 今年は通勤中と仕事中マスク着用だから余計ツライ 家ではもう既にエアコン除湿モードでつけてる 真夏が思いやられる 地中海性気候だったらいいのに 湿気で髪の毛もチリチリになってマスクしたアヤシイ山姥状態ツライ 毎年この時期コードレスのヘアアイロンが欲しくなる けど今年もきっと買い忘れる 給付金待たずに除湿機買って、家の中から湿気を取りたい 着物 ポリエステルの長襦袢が暑すぎてムリ 洗えるのはいいんだが ステテコを勤務先でゲットしたからあとは半襦袢が届くのを待つばかり こないだ見かけた着物姿のオバサマが粋でカッコよかった 縞の木綿着物を短めに着て

                              最近考えてる事ツラツラと - お気楽ミニマルライフ
                            • 空蝉の弟をそばに置く源氏【源氏物語 28 第2帖 箒木17】小君は源氏の恩顧を受ける事を喜び 手紙の使いをする - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                              【源氏物語 第二帖 💠箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji  second chapter 💠Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開します。 光源氏はこの話し合いをきっかけに、それまで縁のなかった中流の女性に興味を持つようになりました。 そして、光源氏は方違えに、紀伊守の屋敷に行くことになった。 そこで伊予守の妻で、紀伊守の継母の空蝉に契を結びます(中の品の女人) 空蝉も光源氏に心惹かれますが、あまりの立場の違いから距離をとります。 このごろはずっと左大臣家に源氏はいた。 あれきり何とも言ってやらないことは、 女の身にとってどんなに苦しいことだろうと 中

                                空蝉の弟をそばに置く源氏【源氏物語 28 第2帖 箒木17】小君は源氏の恩顧を受ける事を喜び 手紙の使いをする - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                              • 【源氏物語635 第20帖朝顔17】五の宮様のお居間から退出した源氏。その時に 尼になって女五の宮のお弟子分でお仕えしている源典侍に会う。今でも息災であったことに驚く。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                源氏はまず宮のお居間のほうで例のように話していたが、 昔話の取りとめもないようなのが長く続いて 源氏は眠くなるばかりであった。 宮もあくびをあそばして、 「私は宵惑《よいまど》いなものですから、 お話がもうできないのですよ」 とお言いになったかと思うと、 鼾《いびき》という源氏に馴染《なじみ》の少ない音が聞こえだしてきた。 源氏は内心に喜びながら宮のお居間を辞して出ようとすると、 また一人の老人らしい咳をしながら御簾《みす》ぎわに寄って来る人があった。 「もったいないことですが、 ご存じのはずと思っておりますものの私の存在を とっくにお忘れになっていらっしゃるようでございますから、 私のほうから、出てまいりました。 院の陛下がお祖母《ばあ》さんとお言いになりました者でございますよ」 と言うので源氏は思い出した。 源典侍《げんてんじ》といわれていた人は尼になって 女五の宮のお弟子《でし》分で

                                  【源氏物語635 第20帖朝顔17】五の宮様のお居間から退出した源氏。その時に 尼になって女五の宮のお弟子分でお仕えしている源典侍に会う。今でも息災であったことに驚く。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                • 帯留めを手作りしてみました。 - ムリせず頑張りすぎない生活

                                  新年おめでとうございます。れいです。 1日の夕方の能登半島地震は、びっくりしました。 震度7ってすごい揺れだったでしょうね。 日本海は津波がすぐ来るとかで、テレビでは、ほぼ命令口調で避難を、呼びかけてましたね。 まだまだ余震が続くそうですので、お気をつけください。 そして、2日の夕方には、羽田空港の火事。 夕方ちょうどTVで見てました。 こんな事があるのですね。 乗客は全員脱出、ってさすがJALです。 さて、私は2日に、近所の神社に初詣に行ってきました。 せっかくなので、今年も着物を着ました。 母からもらったピンクの着物は、昨年日傘にリメイクしてしまったので、別のピンクの着物です。 reiando.hatenablog.com ピンクと言っても小豆色っぽい感じなので、アラフィフでも、ぎり着れるかな。 これは以前、着付け教室でもらったポリエステルの洗える着物です。 汚しても平気です。デメリッ

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                                  • 【源氏物語593 第18帖 松風17】源氏は大堰の山荘に来た。今さらのようにこの人に深い愛を覚えながら、生まれた姫君を見て また感動した。源氏は姫君を非常に可愛いと思った。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                                    微行《しのび》で、 しかも前駆には親しい者だけを選んで 源氏は大井へ来た。 夕方前である。 いつも狩衣《かりぎぬ》姿をしていた明石時代でさえも 美しい源氏であったのが、 恋人に逢うがために引き繕った直衣《のうし》姿は まばゆいほどまたりっぱであった。 女のした長い愁《うれ》いもこれに慰められた。 源氏は今さらのようにこの人に深い愛を覚えながら、 二人の中に生まれた子供を見てまた感動した。 今まで見ずにいたことさえも 取り返されない損失のように思われる。 左大臣家で生まれた子の美貌を世人はたたえるが、 それは権勢に目がくらんだ批評である。 これこそ真の美人になる要素の 備わった子供であると源氏は思った。 無邪気な笑顔の愛嬌《あいきょう》の多いのを 源氏は非常にかわいく思った。 🪷道すがら written by ゆうり🪷 少納言のホームページ  源氏物語&古典 syounagon-web

                                      【源氏物語593 第18帖 松風17】源氏は大堰の山荘に来た。今さらのようにこの人に深い愛を覚えながら、生まれた姫君を見て また感動した。源氏は姫君を非常に可愛いと思った。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                                    • 半幅帯の結び方のまとめ | ふだんきもの杏

                                      浴衣はもちろんウールから小紋まで、 ふだんのカジュアルなお出かけに、シーンや季節を問わず合わせられる半幅帯。 可愛く結んで目立っちゃいましょう! ※前で結んで後ろに回す半幅帯は、後ろに回すときと同じ方向、 つまり右巻き(右前から後ろへ、左脇を通って前へ)に結ぶ方が緩みにくいです。 そのため、基本的に左巻きで掲載しています。 左巻きがやりにくい方は、画像を”鏡だと思って”ご覧になるとわかりやすいです。 まずは帯結びの基本中の基本。 半幅帯をしっかり締めるポイント! 特に化繊の半幅帯は伸びやすく、緩みやすいもの。 段階を踏んできっちりと締めていくと、緩みも少なくなります♪ 風船太鼓 紙風船のようなフォルムがオシャレ♪ 半幅帯の変わり結び、風船太鼓の結び方です。 一般的に知られる結びですが、手順はいろいろ。 ここでは店主こいけ流の結び方で紹介しています。 【動画あり】 かわいいネコミミアレンジも

                                        半幅帯の結び方のまとめ | ふだんきもの杏
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