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南木さんの検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 百合×歴史×SF『蝶と帝国』 ソ連百合小説で話題を集めた南木義隆初の長編

    小説家・南木義隆さんの小説『蝶と帝国』が7月20日(水)に河出書房新社より発売となる。価格は1,980円(税込)。 本作は南木さんの初長編にして初単行本。20世紀初頭、帝政末期のロシアを舞台に、時代の悪意に翻弄された一人の女性の愛と復讐が描かれる「百合×歴史×SF」小説。 装画はイラストレーター・shironeさん、装幀は名和田耕平デザイン事務所。それぞれ、主人公とその恋人が抱く痛みと悲しみと幻想や物語が辿る重要なモチーフ、暗示する時代の運命が表現されているという。 また、帯には『なめらかな世界と、その敵』のSF作家・伴名練さんからの推薦文が掲載される。 長編百合小説『蝶と帝国』の書影を公開します 装幀の名和田耕平デザイン事務所さんにタイトルが暗示する時代の運命を 装画のshironeさん@coxo_ii に主人公とその恋人が抱く痛みと悲しみと幻想。そして物語が辿る重要なモチーフを表現して

      百合×歴史×SF『蝶と帝国』 ソ連百合小説で話題を集めた南木義隆初の長編
    • 作家・南木義隆が一冊の本を上梓するまで──ロングエッセイ「百合とリヴァイアサン」|WEB別冊文藝春秋

      初長編小説、そして初単行本となる『蝶と帝国』をこの度上梓される南木義隆さんの長編デビュー記念エッセイをお届けします。南木さんがデビューにあたって大事にされたのはあくまで「百合」を書くことでした。 百合小説であるだけで売れないとされる中で、それでも自分の信念を貫いた南木さんを支えたものとは――。 二〇一五年、二十三歳の僕はある小説講座を受講していて、淡く日が差す五月の午後に、ちょっとした浮遊感を覚えつつ日本近代文学館へ向かっていた。小説家志望の青年にとって、理想の一つである作家を前にすることは、些かの緊張と、高揚とが入り混じっていた。その頃に僕が書いた小説は短編が十数本に、長編が一本。ほとんどが同人誌に寄せて書いたものだが、幾つかは新人賞にも送った。創元SF短編賞に三度送っていずれも一次選考落ち。ハヤカワSFコンテストに当時唯一書き上げられた長編を送って二次選考落ちが最高成績。 講師の津原泰

        作家・南木義隆が一冊の本を上梓するまで──ロングエッセイ「百合とリヴァイアサン」|WEB別冊文藝春秋
      • 「マリア様が見ていない部分を書きたい」南木義隆さんの今までとこれから

        前編に引き続き、『月と怪物』でセンセーションを起こした南木義隆さんと、担当編集者の溝口力丸さんのお話を伺っていきます。 後編では、『月と怪物』という異色作を生んだ南木さんの経歴や人柄に迫ります。百合カルチャーとの出会いや、影響を受けた作品、少年時代の思い出などを、縦横無尽に語っていただきました。

          「マリア様が見ていない部分を書きたい」南木義隆さんの今までとこれから
        • 拉致被害者救出願う「ブルーリボンバッジ」法廷での着用禁止 国賠提訴へ

          大阪地裁堺支部で争われた民事訴訟で、裁判官が当事者や傍聴人に、北朝鮮による拉致被害者の救出を願う「ブルーリボンバッジ」の着用を法廷内で禁止していたことが10日、分かった。法廷という公的な場所でバッジ着用が認められないのは異例で、バッジを外すよう指示された2人は、表現の自由を認めた憲法に違反すると主張、計260万円の国家賠償を求めて、近く大阪地裁に提訴する。 バッジの着用は在日韓国人の女性が平成27年、勤務先の不動産会社「フジ住宅」(大阪府岸和田市)で民族差別を受けたとして同社に損害賠償を求めた訴訟の中で禁止された。 国賠訴訟を起こすのは同社の今井光郎会長(74)と支援者の南木隆治さん(67)。2人の代理人、稲田龍示弁護士によると、30年5月の審理当日、地裁堺支部内でブルーリボンバッジを着けていた南木さんに、職員が裁判官の命令として、「メッセージ性のあるバッジは外すように」と指示。法廷内の秩

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