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古書展の検索結果1 - 8 件 / 8件

  • スゴ本と読書猿が映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を語り尽くす - はてなニュース

    対談者プロフィール Dain 書評ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」(スゴ本)管理人。「その本が面白いかどうか、読んでみないと分かりません。しかし、気になる本をぜんぶ読んでいる時間もありません。だから、(私は)私が惹きつけられる人がすすめる本を読みます」 読書猿 「読書猿 Classic: between / beyond readers」管理人。正体不明。博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、陽の当たらない古典から目も当てられない新刊までを紹介している。人を喰ったようなペンネームだが、「読書家、読書人を名乗る方々に遠く及ばない浅学の身」ゆえのネーミングとのこと。知性と謙虚さを兼ね備えた在野の賢人。著書に『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)。 谷古宇浩司 株式会社はてな 統括編集長/

      スゴ本と読書猿が映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』を語り尽くす - はてなニュース
    • 「在野研究ビギナーズ」は15人の実践録 それにつけても図書館の重要さよ - 書物蔵

      縁あって荒木優太さんの編著「在野研究ビギナーズ」(明石書店、2019.9)を入手。昨日、暁ふ頭公園で一気読み。本日スタバにて読了したので、ここに感想をば(´・ω・)ノ 大学に所属していないけれど学術論文を書く15名の方々による実践記録集。俸給生活者でありながら学問を実践している人たちの半自叙伝でもある。学問ジャンルは、工学、医学など機械や巨費が必須の学問を除いた自然科学や人文、社会科学といったところ。 在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活 作者: 荒木優太出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2019/09/06メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 冒頭の荒木さんの前書きと、あともうひとかた誰だったか、日本の学会発表なるものは、質疑でお偉いさんのずれた話を延々きかされるとか、懇親会で愚痴をいいあうとか、そんなあるあるがあるらしく。歴史ある大規模学会の通弊なのだろうなぁ。 在

        「在野研究ビギナーズ」は15人の実践録 それにつけても図書館の重要さよ - 書物蔵
      • 楽しむのも命がけ(古本編)|30代で心臓病になった看護師チチ

        今回は主に4月のお話です(^_^)/ 3月はめまいが続いててあまり動けなかったのもあり、狭心症の症状が少なくなって回復を感じていた。 ということは、、、 危険なにおいがするー!Σ(゚Д゚) そうです。 またやらかしてしまいました。 「回復してくると調子に乗る病」です。 古本との出会い 遡ること2月初旬。 神奈川県の藤沢駅にある大っきい本屋さんに行った時に、たまたま見かけた「古書フェア」。 昭和初期から現代までの本がたくさん並んでて、「えー!何これスゴーイ!」と感動した。 本を手に取り、歴史を感じる色や手触りで古本に魅了されること数時間。 時間を忘れるとはこういうことを言うのか。 自分が心臓病だということも忘れて休憩もせずずっと立ちっぱなしだった。 ということで皆さんにもこの感動を伝えたい。 1928年(昭和3年)に出版された本。 タイトル「動物園」 よく見てください。 色合いや破れ感。そし

          楽しむのも命がけ(古本編)|30代で心臓病になった看護師チチ
        • 出版状況クロニクル148(2020年8月1日~8月31日) - 出版・読書メモランダム

          20年7月の書籍雑誌推定販売金額は929億円で、前年比2.8%減。 書籍は447億円で、同7.0%減。 雑誌は481億円で、同1.4%増。 その内訳は月刊誌が405億円で、同5.7%増、週刊誌は76億円で、同16.5%減。 返品率は書籍が40.2%、雑誌は37.5%で、月刊誌は36.6%、週刊誌は41.9%。 月刊誌の増加は前月と同じくコミックの貢献で、『鬼滅の刃』(集英社)21巻の初版が300万部刊行されたことによっている。 まさに今月だけでなく、今年は『鬼滅の刃』様々であるけれど、いつまで続くのか。そして来年も同じようにヒットするコミックが生まれるかどうか、『SPY×FAMILY』(集英社)がそのヒット作にまで育つだろうか。 1.『日経MJ』(8/5)の「第48回日本の専門店調査」が出された。 そのうちの「書籍・文具売上高ランキング」を示す。 ■ 書籍・文具売上高ランキング 順位会社名

          • 日本の古本屋 / 第28回 下平尾直さん 出版の出発点に古本があるひと

            7年前、千駄木の〈往来堂書店〉で、藤原辰史『食べること考えること』と都甲幸治『狂喜の読み屋』の2冊が並べられていた。店長の笈入建志さんによると、版元の「共和国」の最初の刊行物だという。その時点ではどちらも知らない著者だったが、造本の良さに惹かれて前者を買った。その後も池内規行『回想の青山光二』など、値段は張るが手元に置いておきたい本を出す出版社として印象に残った。 2年前に出版業界紙で、社主の下平尾直(しもひらお・なおし)さんに取材をした。東久留米のファミレスで3時間近い話を聞くと、端々に古本のことが出てくる。この人の根っこには古本や古本屋の経験があるのだろうと感じていたので、今回話を伺うことにした。 下平尾さんは1968年の元旦、大阪府高石市に生まれ、岸和田市に育った。両親と3つ下の弟との4人家族。父は会社員。母は本好きで、本棚には文学全集や美術全集が並んでいた。 幼稚園のときに読んだ絵

            • 日本の古本屋 / 『書籍文化史料論』

              旧著『書籍流通史料論 序説』(2012年、勉誠出版)は、書籍流通に関わる論考に絞ってまとめたものであるが、このたび上梓の『書籍文化史料論』は、流通だけではなく、江戸時代から明治の半ばまでの書籍文化史全体に及んで、これまで書きためた、また書き下ろしの史料がらみの論考を収めた。勉誠出版の雑誌『書物学』に15回連載した「書籍文化史料片々」も併せて収めた。いずれも、書籍の文化の歴史の、書籍そのものだけではなかなか捉えられないさまざまな様相を、書籍に関わる、また関わりそうな史料を掘り出しながらあぶり出そうとしたものである。といえば、いささかかっこよく聞こえるが、どんな史料があってどう使えるのか、何が史料となりうるか、手探りしながら試みたものたちである。あぶり出せたものは、小さな局面、小さな状況に過ぎないかもしれないが、そこそこ具体的で生々しいはずである。 出来上がった本をパラパラと繰って図版を眺めて

              • 日本の古本屋 / ズレて、ズラして、ズラされて――時代と価値観からのスピン・オフ (古本の読み方1)

                ■古本の買い方ならぬ読み方 古本読書術というお題は成立するだろうか。古本の「買い方」本には意外と「読み方」が書かれていない。それらは、買い方+自分がオモシロいと思った古本の紹介、というパターンがほとんどで、「なんで自分がその本をオモシロいと思えたか」「どうしてその本がユニークだと気づけたか」といったメタな記述、つまり、購書術ならぬ読書術はあまり見当たらないのだ。気づいた結果は書いてあるのに、なぜ気づけたのか、プロセスがないのは、無意識的な動作だからだろう。 そこで改めて考えてみた。 ■古本とは、時代のズレを楽しむ本のこと 購書術の中の「掘り出し」をする説明に、手がかりが少し示されている。例えば、唐沢俊一は『古本マニア雑学ノート 2冊目』(ダイヤモンド社, 1998)でこういう。 たまたま行った地方の古本屋で名著の初版本を見つける、なんてことは「絶対にない」から、逆に「今から将来を見越した本

                • 西洋経済古書収集ーコンドルセ,『人間精神進歩史素描』

                  CONDORCET, Marie Jean Antoine Nicolas de Caritat, Esquisse d'un Tableau Historique des progrès de l'esprit humain. , Paris, Chez AGASSE, L'an III. de la République., ppviii+389, 8vo. コンドルセ『人間精神進歩史素描』、1795年刊初版。 著者略歴:コンドルセCondorcet, Marie Jean Antoine Nicolas Caritat, Marquis de (1743-1794)。 帯剣貴族(注1)の子として北フランス、リブモンに生まれる。父はコンドルセ生後35日にしてオーストリア継承戦争に戦死したとされる。父はシャヴァリエ(騎士)とは呼ばれても、家系上のマルキ(侯爵)と呼ばれなかったことから解る

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