「名古屋発のお笑いを育てたい!」の思いから劇場が誕生「長者町raBBit(ラビット)」は名古屋で唯一のお笑い専門劇場。2018年5月1日にオープンし、間もなく2周年を迎えます。 劇場といっても以前はミーティングルームとして使われていた地下街のテナント物件で、収容人数は最大25名。お笑い専門のハコとしては“日本一小さい”ともいわれます。 成り立ちも非常につつましいもの。地元の放送作家がクラウドファンディングで資金を集め、自己資金も含めて開店費用300万円でオープンにこぎつけたのです。 場所は伏見地下街の一角。昭和32年に開業した同地下街は、名古屋屈指のオフィス街・伏見エリアにあり、地下鉄改札にも直結。近年は名古屋で最も熱い飲み屋ストリートとしても盛り上がっているその発案者で劇場の代表を務めるのが森下ゆうじさん。自身もかつてはお笑い芸人で、現在は名古屋のテレビ、ラジオ番組の放送作家を務めている