「ジョホールバルの歓喜」実況の“不敗神話"アナ、防災への取り組みをライフワークに第2の人生へ 「サッカー日本代表の試合をフジテレビで中継すると負けない」不敗神話を生んだ元アナウンサー・長坂哲夫さん(55)が3月31日付でフジテレビを退社、現在はハローワーク通いで資格勉強の日々を送っている。1997年のサッカーW杯仏大会での初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」を実況し、2002年W杯日韓大会での日本初勝利も担当。当時の視聴率66・1%はスポーツ中継史上、歴代2位の驚異的数字として刻まれている。スポーツ実況の看板アナとして活躍しながら、しかし、不祥事を起こして異動。2015年からは報道記者だった長坂さんが、スポーツアナ時代の絶頂期から、転落、再生、フジテレビからの卒業、これからの「第2の人生」などについて、語った。 * * * * * 東京のサクラは今年は散るのが遅かった。満開の花に