「就職氷河期世代」という言葉をご存じだろうか。 バブル期からバブル崩壊までの過程で社会のうねりに飲み込まれ、まともま就職が困難な時期で、生涯年収が他の世代に比べて低い世代をいいます。 2019年現在で、30代半ばから40代半ばあたりの世代を指しており、100万人は存在すると言われています。 就職氷河期世代の特徴は以下のとおりです。 ・希望する職種に就けなかった ・低賃金、重労働な職しか働き先がなかった ・派遣労働など不安定な生活が続いた ・中途採用者はどの企業も受け入れてくれなかった ・生涯年収が極端に低い世代 ・引きこもり、未婚が多い ・生活保護が多い など社会問題として認識されています。 そんな就職氷河期世代も中高年化し始め、高齢化した親と一緒に暮らしている孤立無業状態の人たちが、いよいよ支援の手がなくなりつつある状況なのです。 ⇒就職氷河期世代、国が就業支援 不安定な仕事から脱却を: