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山本一清の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • おとめ座「スピカ」、「真珠星」の話。和名の真実と背景

    創られた星の名前・・・スピカは「真珠星」 今日梅雨入りの発表がありましたねぇ・・・星空が遠くなります。そんなときは星にまつわるお話でもと思いちょっと書いてみました。 2018年6月5日、午後10時、木星が南の空に明るく輝いています。今は木星のほうが明るく目立っていますが、その近くに「アークトゥルス」「スピカ」ふたつの星が輝いています。このふたつの星は「恒星(こうせい)」つまり私たちの昼間の「太陽」と同じ、自ら光を出している天体で「星座」をつくる星です。もうひとつしし座の「デネボラ」とつないでできるのが春の大三角です。デネボラが「1等星」ではなく2等星なのでちょっと地味に感じるかもしれません。 このうち「スピカ」は「お誕生日の星座」、黄道十二星座のひとつ「おとめ座」の星で「おとめ座アルファ」とも呼ばれます。おとめ座生まれの方!このスピカがあるあたりが「おとめ座」です!「スピカ(Spica)」

      おとめ座「スピカ」、「真珠星」の話。和名の真実と背景
    • 不意の出逢いに疼く脳 ―帝都初のプラネタリウム― - 書痴の廻廊

      とんだ「拾い物」をしたことだ。 頁(ページ)と頁の合間から、このようなものが転(まろ)び出てきた。 「プラネタリウムで美しい星の世界」 「有楽町」 「帝都に出来た新名所」 「東日天文館」 諸余の単語を綜合するに、昭和十三年十一月三日、東京日日新聞会館内に開かれた、天文普及施設の広告とみて相違ない。「日本初」の栄冠こそ大阪市立電気科学館に譲ったものの、東京初のプラネタリウムではあった。 オープンから僅か八年にして東京大空襲の惨に遭い、ナパーム弾に焼き尽くされて、再建不能を余儀なくされた悲劇的な経緯から、「幻のプラネタリウム」として今に至るも偲ぶ者が絶えないという。 裏面は時間割とライオン歯磨の宣伝となっているあたり、どういう層をメインターゲットに据えていたかがよくわかる。事実、東日天文館に啓発されて、斯道を征くと心に決めた天文学者は多いのだ。 これを挟んでいた本の方にも、また特筆すべき謂れが

        不意の出逢いに疼く脳 ―帝都初のプラネタリウム― - 書痴の廻廊
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