一部改良を受けたスバルの「ソルテラ」に小川フミオが試乗した。日本ではマイナーモデルかもしれないが、あらためて乗ると魅力的な1台だった! 優しい1台 愛車の履歴書──Vol31. 佐野勇斗さん(番外後編) ピュアEVでは今、ドイツをはじめ欧州勢が頑張っている感ありだけど、いま、新しいスバルのソルテラに再注目するタイミングかも。広くて静かでパワーもあって、雪道にも強いが、自慢である。 スバルが手がけるソルテラに、久しぶりに乗ったのは、寒さが戻ってきた2024年2月の東京で。荷室には雪道を走るためのギヤが積まれ、タイヤもヨコハマゴムの「アイスガード」というスタッドレスだった。 たしかに、ソルテラは雪道での走りも自慢だ。かつて、カーブの多い積雪路でテストドライブさせてもらった記憶がよみがえった。 トヨタ「bZ4X」の姉妹車ともいえるが、ソルテラのAWDは常時4輪駆動(前輪駆動モデルの設定もある)。