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文化人類学の思考法の検索結果1 - 12 件 / 12件

  • 「1日1万冊」ずつ増える、買い取っても売れない本 「捨てたくない」…本の循環を目指すバリューブックスの取り組み

    暮らしを彩るいい商品を見つける「マーケット」、ものづくりや消費をめぐる問いに向き合う「トークセッション」、そして、ものづくりや作り手の想いを間近で体験する「ワークショップ」をコンテンツに、3日間にわたって行われたイベント「Lifestance EXPO(ライフスタンスエキスポ)」。本記事では、同イベントで行われた10本のトークセッションの最後を飾った「ものの手放し方」をテーマとしたセッションの模様をお届けします。年間で約400万冊の古本を流通させるバリューブックスの「よりよい本の循環」を目指す取り組みが語られました。 「ものの手放し方」を考える 幅允孝氏(以下、幅):みなさんこんにちは。こんなに雨が降っていて、しかも寒い日曜日の午後にお時間をいただきまして、本当にありがとうございます。 私はPARADE株式会社の取締役で、有限会社BACHという会社ではブックディレクターという仕事をしており

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    • 『くらしのアナキズム』(松村圭一郎 著)「はじめに」を公開! | みんなのミシマガジン

      第80回 『くらしのアナキズム』(松村圭一郎 著)「はじめに」を公開! 2021.09.16更新 こんにちは。ミシマガ編集部です。 今月、文化人類学者の松村圭一郎さんによる、著書『くらしのアナキズム』を刊行します。ミシマ社からは、『うしろめたさの人類学』以来、4年ぶりとなる松村さんの新刊です。 「国ってなんのためにあるのか? ほんとうに必要なのか」 この問いを出発点に、だれもがとらわれている前提を問いなおし、ふつうの生活者が持っている、埋もれた潜在力をほりおこす。自分たちの生活を、自分たちの手で立て直していくための知見が詰まった一冊です。 本日は、9月24日(金)のリアル書店先行発売に先立ち、『くらしのアナキズム』より「はじめに」を公開いたします。刊行記念イベントも予定しておりますので、ぜひご注目ください。 はじめに 国家と出会う 国ってなんのためにあるのか? ほんとうに必要なのか。 「国

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      • 偉大なる参考文献集(学術書編) - kokeのブログ

        はじめに 今回は、学術書の話をします。 セクシュアリティについて 森山至貴『LGBTを読みとく』 河口和也『クィア・スタディーズ』 M・ハルプリン『聖フーコー』(村山敏勝訳) 竹村和子『愛について』 D・カメロン/D・クーリック『ことばとセクシュアリティ』(中村桃子/熊谷滋子/佐藤響子/クレア・マリィ訳) 家族・恋愛について 岩間暁子・大和礼子・田間泰子『問いからはじめる家族社会学』 牟田和恵編『家族を超える社会学』 齋藤純一『政治と複数性』 現代思想 第49巻第10号「〈恋愛〉の現在」 A・ギデンズ『モダニティと自己アイデンティティ』 松村圭一郎/中川理/石井美保編『文化人類学の思考法』 ケア規範について 村上靖彦『ケアとは何か』 J・C・トロント/岡野八代『ケアするのは誰か?』(岡野八代訳) 小川公代『ケアの倫理とエンパワメント』 G・ペリー『男らしさの終焉』(小磯洋光訳) おわりに

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        • 「紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30」を発表

          株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井 昌史)はこのたび、「紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30」を発表いたします。 「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」――との思いから立ち上げた「紀伊國屋じんぶん大賞」は、今年で第10回目を迎えました。 おかげさまで、本年もたくさんのご応募と推薦コメントをお寄せいただきました。一般読者の方々からいただいたアンケートを元に、出版社、紀伊國屋書店社員による推薦を加味して事務局にて集計し、ベスト30を選定いたしました。 ※2018年12月~2019年11月に刊行(店頭発売日基準)された人文書を対象とし、2019年11月1日(金)~12月10日(火)の期間に読者の皆さまからアンケートを募りました。当企画における「人文書」とは、「哲学・思想、心理、宗教、歴史、社会、教育学、批評・評論」のジャ

            「紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30」を発表
          • はじめてのアナキズム|松村圭一郎 | みんなのミシマガジン

            現在、世界中で脅威の広がる新型コロナウィルス感染。日本では、「先手で対応する」とのA首相の言葉が喜劇であってほしいと思わざるをえないほど、「後手」および「誤手」の連続。一例に事欠かないが、2月19日クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客を「ソフト隔離」することなく下船させ、専用バスなどの手配もなく、そのまま帰宅させてしまう。二週間ほど前の検査で「陰性」だったことだけを根拠に。当然のように、その後、下船客から陽性患者が出ている。 こうした愚策が、なぜおこなわれるのか? どうして、これほど頻発するのか? 『ちゃぶ台』Vol.5の「編集後記」で記した通りの事態ーー「何かが起こったら、機能停止。予想できない事態に直面したら、思考停止。それは、機能不全の上層部の判断を仰ぎながら仕事をすることを常とした結果」。ーーが日々、進行しているとしか思えません。本号では、「実態として無政府状態になっている

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            • 雑誌『広告』のリニューアル創刊号が販売価格1円 ものの価値について考える「価値」特集で

              ※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 博報堂の雑誌『広告』のリニューアル創刊号(Vol.413)が7月24日、販売価格1円(税込)で発売されました。 『広告 Vol.413 特集:価値』(Amazonより) ものが溢れるいまの時代に「本当に価値あるものとは何なのか、これから価値あるものをどう生み出していけばいいのか」といった、ものの価値を特集。全680ページで、さまざまな視点から「価値」について考える内容となっています。今回の雑誌の価格も、その“ものの価値”について考える入り口としての「1円」とのこと。 さらに同誌と連動した特別企画「1円ショップ」をオープン。こちらではリニューアル創刊号をはじめ、「あきたこまち ひと口分」「伊豆の天然水 小さじ1杯」「国語辞典 全24語」など、計11商品を販売しています。なお、同誌はAmazonでは7月24日分は完売となっており、7月

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              • 探す、参考文献

                参考文献紹介 『誰も正常ではない―スティグマは作られ、作り変えられる』の参考文献参考文献紹介 『クリティカル・ワード―文学理論』の参考文献参考文献紹介 『疲労社会』の参考文献参考文献紹介 『民主主義のつくり方』の参考文献参考文献紹介 『批評の教室―チョウのように読み、ハチのように書く』の参考文献参考文献紹介 『他者と生きる―リスク・病・死をめぐる人類学』の参考文献参考文献紹介 『責任という虚構』の参考文献参考文献紹介 『文化人類学の思考法』の参考文献参考文献紹介 『コンヴィヴィアル・テクノロジ―人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』の参考文献参考文献紹介 『積読こそが完全な読書術である』の参考文献参考文献紹介 『マツタケ―不確定な時代を生きる術』の参考文献参考文献紹介 『現代思想入門』の参考文献参考文献紹介 『ブルシット・ジョブ―クソどうでもいい仕事の理論』の参考文献参考文献紹介 『手の倫

                  探す、参考文献
                • 「企業の文化」を考える前に「人類の文化」について考えてみた|宮崎慎也 / 編集者

                  普段はCINRAという会社で企業のインナーブランディングなどをやっているのですが、企業文化やインナーブランディングに役に立ちそうな情報を発信していければと思い、noteをはじめました。(自己紹介エントリはいつかやりたいです。) 最近の疑問は「企業文化」ってなんだろう、そもそも「文化」とは何なのか、というテーマです。 いまインナーブランディング業界では「カルチャーフィット」や「企業文化の醸成」などが重要視されています。その手法や考え方はさまざまな人が発信しています。 特にGoodpatchさんのこの記事はカルチャーをつくるにあたって、とても参考になります。 そこで、そもそも「企業の文化」について考える前に「人類の文化」について学んだほうがいいんじゃないか、と壮大に思いたち、こんな本を読み始めました。 『うしろめたさの人類学』(松村圭一郎著、ミシマ社)。 本を紹介しながら、「文化とは何か」を探

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                  • 2021年東大国語で出典になった本 - 受験百景(予備校講師のブログ)

                    2021年東大(国語)の題材となった本を紹介します。 第1問は、松嶋健「ケアと共同性-個人主義を超えて」からの出題でした。 『文化人類学の思考法』(世界思想社)に収録されています。 世界思想社は正式には「株式会社 世界思想社教学社」といい、なんと赤本を出している教学社のことです。 東大が世界思想社教学社の本を選ぶとは… (当然、出版社ではなく、内容で選んでいるよね) 2020年京都府公立高校入試(中期)でも使われています。 (こちらは第Ⅱ部の「貨幣と信用-交換のしくみをつくりだす(深田淳太郎)」から出題) リンク 第4問は、夏目漱石「子規の画」からの出題でした。 『夏目漱石全集10』(ちくま文庫)に収録されています。 夏目漱石という有名な著者からの出題でした。 センター試験でも何度か出題されています。 これからじっくりと読みます。 リンク 興味があれば、過去の記事もご覧ください。 juke

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                    • 松村圭一郎×若林恵スペシャルトーク「いま、あたりまえの外へ」 前編

                      『文化人類学の思考法』、おかげさまで四刷です。みなさま本当にありがとうございます。 さて、4月20日に本書の刊行記念トークイベントを青山ブックセンター本店で行いました。 今回はその様子を、一部ですが、3回に渡ってみなさまにお届けいたします。 文化人類学者の松村圭一郎さんと『WIRED』日本版前編集長の若林恵さん。お二人の見つめる世界を少しでもお伝えできれば幸いです! なんで“あたりまえ”の外へ出る必要があるんだ 松村:最初のイベントの対談相手として、今回は若林さん以外考えられなかったんです。だって若林さんからいただいた推薦文、表紙でこんなに大きく使わせていただいたので。タイトルよりもスペースを取っているくらい。スペース的には、若林さんの本じゃないかって思ってしまいますよね。 若林:自分が書いた本みたいに見えるという。本当にありがたいことです(笑) 松村:編者名より推薦者の若林さんの名前が大

                        松村圭一郎×若林恵スペシャルトーク「いま、あたりまえの外へ」 前編
                      • 「紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30」発表(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース

                        「紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30」が発表された。 「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」との思いから立ち上がった「紀伊國屋じんぶん大賞」は、今年で第10回目を迎えた。一般読者からのアンケートを元に、出版社、紀伊國屋書店社員による推薦を加味して事務局にて集計し、ベスト30を選定した。 ◆紀伊國屋じんぶん大賞2020 読者と選ぶ人文書ベスト30 1位『居るのはつらいよ――ケアとセラピーについての覚書』東畑開人(医学書院) 2位『「差別はいけない」とみんないうけれど。』綿野恵太(平凡社) 3位『在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活』 荒木優太(明石書店) 4位『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』北村紗衣(書肆侃侃房) 5位『チョンキンマンションのボスは知っている――アングラ経済の

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                        • 文化人類学教科書・入門書(2010年以降)|Kan T.

                          ふと覗いた日本文化人類学会の読書案内のページが2010年で更新が止まっていたので、自分へのメモとして(時々更新予定)。2010年より前に出版のものは↑のページなりこれ(-2001年)なりを参照のこと。 ○『書名』、編著者名、出版年、出版社、本体価格 出版社ウェブサイト 『人類学者たちのフィールド教育:自己変容に向けた学びのデザイン』、箕曲在弘・二文字屋脩・小西公大 編、2021、ナカニシヤ出版、2400円 http://www.nakanishiya.co.jp/book/b561919.html 『医師・医学生のための人類学・社会学:臨床症例/事例で学ぶ』、飯田淳子・錦織宏 編、2021、ナカニシヤ出版、2500円http://www.nakanishiya.co.jp/book/b570799.html 『人間と社会のうごきをとらえるフィールドワーク入門』、新原道信 編著、2022、ミ

                            文化人類学教科書・入門書(2010年以降)|Kan T.
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