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最後のジェダイ ひどいの検索結果1 - 10 件 / 10件

  • 追悼「シン・エヴァンゲリオン劇場版:呪」|小鳥猊下

    *以下のリンク先を読んでおくと、呪いの効果が高まります。 アニメ「2021年のエヴァンゲリオン」雑文集(1/25~3/5) 旧劇のときにはこの世にいなかった人と席をならべて見て、終わったあとはいっしょに少し話をして、本作を目にすることのないまま、この世を去った人たちに思いをはせました。旧劇からのファンと新劇から入ったファンでは、シンエヴァの受け止め方はかなり違うだろうことは理解しています。なので、ファースト・インプレッションでの言い過ぎをまず少し修正しておきますね。 「一般的な映画としては佳作から凡作の間くらいかもしれないが、エヴァンゲリオンとしてはゴミ」 2時間35分の半分ぐらいを過ぎたあたりから、もう腕時計ばっか見てました。私小説とプロダクトを両立するダブルエンディングは儚い妄想であり、「One Last Kiss」と「beautiful world(da capo ver.)」もスタ

      追悼「シン・エヴァンゲリオン劇場版:呪」|小鳥猊下
    • ポリコレは物語の質を上げて多様性を確保する…のか? - THE★映画日記

      theeigadiary.hatenablog.com theeigadiary.hatenablog.com 以前にも似たようなことを書いているが、改めて。今回は特に長い。 ●まえおき ネットでは「創作物とポリコレ」とか「表現規制とポリコレ」という話題は定期的に盛り上がる。それも、数ヶ月に一度どころか一ヶ月に一度くらいのペースだ。一週間に一度くらいかもしれない。 話題となる創作物は漫画であったり映画であったりゲームであったりするし、表現規制の内容も「公共の場での掲示が撤回させられた」「俳優が役を降ろさせられた」「作者や掲載誌が謝罪文を発表させられた」から「規制という結果にはいたってないが、ある作品に対して政治的・規範的な観点からの批判が行われた」まで様々だろう。 生産性のある議論を本気で行う気があるなら、映画の話なのか漫画の話なのか、日本の話なのかアメリカの話なのか、権力や圧力を介した実

        ポリコレは物語の質を上げて多様性を確保する…のか? - THE★映画日記
      • 4Dでみる映画『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の感想。今年もクリスマスイベントがやってきた - アメリッシュガーデン改

        今週のお題「クリスマス」 六本木ヒルズのクリスマス:スターウォーズ最新作上映中 六本木ヒルズのクリスマス クリスマスシーズンに、六本木に『スターウォーズ』を見に行く、我が家では毎年のことになりつつあります。伝統ですか? 映画館のある六本木ヒルズはイルミネーションが美しく輝き、飾り付けが華麗でした。写真撮影が下手すぎて、ごめんなさい。 で、六本木で開催されるドイツ的クリスマスを見ながらの恒例行事になりつつあるスターウォーズ鑑賞会、行ってきました。 映画『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 4D『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の感想(ほぼほぼネタばれなし) まず、最初に言っておくと、私が4Dで映画を見るのはやりすぎでした。 やはり、こういう映画、一番いいのはIMAX 3Dだと思う。画面は大きいし、画像の飛び出し感は素敵だし。自宅のテレビとは迫力が違います。 でも4Dはダメで

          4Dでみる映画『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の感想。今年もクリスマスイベントがやってきた - アメリッシュガーデン改
        • Netflix(US)的価値観が良いことなのか? - THE★映画日記

          ポジティブ病の国、アメリカ 作者:バーバラ・エーレンライク 発売日: 2010/04/10 メディア: ハードカバー このブログをはじめてから「あの映画はポリコレ要素のせいでマイナスになった」「この映画はフェミニズムの主張が強すぎてつまらない」ということばっかり書いているような気がするが、私自身の一応のスタンスとしては、「ポリコレは作品を必ずダメにする」とか「作品はフェミニズムを意識する必要はない」などとは判断しないようにしている。ポリコレやフェミニズムなどの「コード」は、作品を良くする場合もあれば、作品をダメにする場合もある。大切なのは、作品の製作者が「コード」に対してどのように向き合っているかだ。 現代の洋画を観たり海外ドラマを観ている人たちであれば、海の向こうの欧米で作品を製作している環境には大量不定形な「コード」が存在しているらしいことが、感覚的に理解できるだろう。明確に「どの作品

            Netflix(US)的価値観が良いことなのか? - THE★映画日記
          • 感想『スター・ウォーズ EP9 スカイウォーカーの夜明け』 観たかったのは「終わらせるための物語」じゃない - ジゴワットレポート

            上映前、馴染みのシネコンの入り口で、ポケットティッシュが配られていた。不動産屋か、ネカフェか、カラオケか。何らかの宣伝ペーパーが封入されたそのポケットティッシュを、いつもなら断るのについ受け取ってしまった。 2015年に『フォースの覚醒』を観た、その時を思い出したのだ。ジャクーを舞うミレニアム・ファルコンに魂が震え、思わず泣いてしまった。レイがライトセーバーを起動させた瞬間、そして、クライマックスにてついに邂逅する神話の人物・ルーク。感情が昂る数々の名シーンは、何度観てもじわっと涙が流れる。大好きな一本だ。 レイ、レン、フィン、ポー。彼らの物語の終着点として公開された、EP9『スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』。またあの日のように感情が昂るだろうか。エモーショナルに殴られるだろうか。いつでも取り出せるよう、胸ポケット仕込んだポケットティッシュ。 だが、エンドロールが始まっても

              感想『スター・ウォーズ EP9 スカイウォーカーの夜明け』 観たかったのは「終わらせるための物語」じゃない - ジゴワットレポート
            • 2019年後半の成功作・失敗作|シネマトゥデイ

              記録的大ヒットとなった『ジョーカー』 - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の北米オープニング興行収入は1億7,740万ドル(約195億円)で、『キャッツ』は660万ドル(約7億円)。大作が公開される最後の週末、この二作の明暗は大きく分かれた。『最後のジェダイ』には劣っても、前者は間違いなく2019年の「成功」組。一方で、豪華キャストを集め、1億ドル弱(約110億円)をかけて作った後者は「がっかり」組だ。他にはどんな映画がこの2グループに入るのか。9月から年末までのアメリカの興行成績を見てみよう。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)(Yuki Saruwatari/猿渡由紀) 【動画】豪華キャストが衝撃の猫化…『キャッツ』予告編 勝ち組の明らかな代表は、『アナと雪の女王2

                2019年後半の成功作・失敗作|シネマトゥデイ
              • 『スカイウォーカーの夜明け』を見た|gerusea

                この文章には『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のネタバレおよび否定的な意見が含まれています。あとちょっと、『殺し屋1』のネタバレも含まれています。読みたくない人はお引き取りくださいませ。 『殺し屋1』という漫画(映画も)がある。新宿歌舞伎町を舞台にした、ヤクザと殺し屋と暴力が入り乱れる傑作コミックだ。主題となるのはSM、それも殴ったり斬ったり突き刺したりという、ハードな苦痛系SMである。 一方の主人公となるのが、マゾヒストのヤクザである垣原だ。垣原は他人(もしくは自分)から与えられた暴力の「痛み」を思考し味わい、性的な快楽として変換できる生粋のマゾである。対するもう一方の主人公が、タイトルにある「イチ」こと城石一。元いじめられっ子のイチは自身のいじめ体験をキーにした妄想の世界に瞬時に入り込み、相手のことを一切顧みず自分の妄想に浸りきったまま、靴の踵につけた刃でターゲットを惨殺す

                  『スカイウォーカーの夜明け』を見た|gerusea
                • 2000年代に眠る、あなたの知らない傑作映画|城戸|note

                  この世には知られていない傑作が多すぎるので、2000年代から順を追って、誰にも知られていない哀れな傑作をご紹介したいと思います。よろしくお願いします。大変長くなりますが、どうかお付き合いください。私にはこれしかないのです。 今回は2000年~2018年に制作された映画を紹介したいと思います。2019年以降の作品は、まだ”埋もれている”と判断するには早いからです。 ホラー、スリラーが多めです。有名な作品はほとんど紹介しないのでご了承ください。それではいきます。 【2000年】『ギャングスター・ナンバー1』 2000年、イギリス製のクライムムービー。個人的にオールタイムベスト級の傑作。ちょうどこの2000年あたりといえば、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)や『スナッチ』(2000)など、ガイ・リッチーが”英国製クライム・コメディ”というジャンルを確立させた頃で、本

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                  • アナザー呪詛「『シンエヴァ:呪』はてブ!コメント全レス祭り」|小鳥猊下

                    Day1 -2021.4.28-いつまでも緞帳の裏に貧相な全裸でふるえているわけにもいかないので、20時になったら勇気を出して舞台へ飛び出そうと思います。南無八幡大菩薩、願わくは「はてブ」コメント173件への全レス祭り、やり遂げさせ給へ。 それでは、予告通り「:呪」につけられた「はてブ」コメント173件すべてにレスをつけていく! 古いものから時系列に回答していき、1問1分としても2時間強はかかる計算だ! もちろん、飛び入り質問も大歓迎である! おそらくこれがシンエヴァにまつわるnWo最後の祭りとなろう! 拡散しつつ関与せよ! https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/kotorigeika/n/nad89dd308a22 質問1:さっき観てきた。なんだか強引な「やりたかったこと集大成てんこ盛り」「伏線ありったけ回収」「庵野氏の自分語り」に寄った感が否め

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                    • 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』:犯人がバレバレなのはいいんだけど、ポリコレ要素が不愉快 - THE★映画日記

                      ミステリーといえば「誰が犯人か?」ということを頭をひねって推理する知的な面白さを連想するものだが、実は、ミステリーには別の種類の面白さもある。それは、自分勝手な理由で相手を殺したうえに自分の罪を他人になすりつけて素知らぬ顔をしている犯人の罪を探偵役が暴いて刑務所送りにする、という勧善懲悪的な面白さだ。 犯人視点で物語が進行する(つまり、視聴者は誰が犯人か最初からわかっている)『刑事コロンボ』シリーズは勧善懲悪的な面白さに特化したミステリーであるといえるし、ゲームの『逆転裁判』シリーズも大半のエピソードでは誰が犯人かバレバレである代わりに犯人の罪を暴いて追い詰める逆転の爽快感がゲームの肝になっている。むしろ、映画やドラマやゲームなどの映像メディアでは「推理」の要素よりも「勧善懲悪」の要素の方がメインになっている作品が大半であろう。これはメディア時代の制約が原因となる場合もあれば(小説に比べて

                        『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』:犯人がバレバレなのはいいんだけど、ポリコレ要素が不愉快 - THE★映画日記
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