2月14日、アメリカのクパチーノ市 (カリフォルニア州)のショッピングモールに人気ラーメン店「一風堂」がオープンし、店の前に長蛇の列ができた。 先頭は地元の高校生。大学受験の結果待ちの時期で、比較的ヒマだからと開店3時間前に並び始めたという。リボンカットセレモニーのときにはおよそ250人が並び、ショッピングモールの端まで列が伸びた。客の一部は折りたたみ椅子を携帯し、長期戦に備えていた。 実は、アメリカでは、人気ラーメン店に人が並ぶのはすでに当たり前の光景である。 【関連記事:週5回ラーメンを食べる「しずる」村上純の東京ベスト店】 新宿に本店のある「ラーメン凪」の米国1号店も、いつも人だかりで、週末の夜は、並びきれない人たちが隣りのブロックまで列を作る。 整理券を出す有名ラーメン店では、整理券をもらうためにまず並び、いったん家に帰ってからまたあとで食べに来るスタイルを苦とも思わない客が増えて