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梅原猛 聖徳太子の検索結果1 - 21 件 / 21件

  • 【第5回】山岸凉子の「日出処の天子」が引き起こした大騒動:達人に訊け!:中日新聞Web

    読んではいけない「日出処の天子」 山岸凉子は既に第2回の本文で紹介した通り、もう何といっても少女漫画界の大巨匠です。代表作のひとつ「アラベスク」第一部・第二部は彼女の最初と2番目の長編漫画で、その間の作品の変化は、既に述べたところです。 【第2回】『アラベスク/山岸凉子』はスポ根漫画であるか? その後、幾つかの短編、長編の連載を経て、またまた発行誌を「LaLa」に変えて、発表したのが「日出処の天子」です。 この作品は、正に少女漫画界の金字塔と言ってもよい作品で、その衝撃は語りつくせないものがあります。多くの読者に熱狂的支持を受けるとともに、少女漫画における新たな地平を切り開いた作品です。 主人公は歴史上、最も神格化されてきた「聖徳太子」―勿論これは諡(おくりな)ですから、あくまでも作品上は「厩戸王子」(うまやどのおうじ)として表現されています。いやあ、この設定には驚かされました。物語の最初

      【第5回】山岸凉子の「日出処の天子」が引き起こした大騒動:達人に訊け!:中日新聞Web
    • 研究成果を学ばず、参考にした文献も表示しない粗雑な思いつき本:井沢元彦『聖徳太子のひみつ』 - 聖徳太子研究の最前線

      「時空を越えた極上の歴史エンターテインメント!」と謳っているものの、勉強不足で思いつきばかりが目立つ粗雑な聖徳太子本が刊行されました。 井沢元彦『聖徳太子のひみつ』 (ビジネス社、2021年12月) です。表紙では、題名の横に「「日本教」をつくった」と記されています。 井沢氏は、研究者の研究を軽んじて空想をくりひろげた梅原猛路線を受け継ぎ、問題の多い歴史本を数多く出していることで有名です。今回の本もその一つですが、そもそも副題のような「「日本教」をつくった」という部分が問題です。 「日本教」という言葉を書物の題名にして有名にしたのは、イザヤ・ベンダサン著・山本七平訳という形で『日本人とユダヤ人』を、山本氏が社主をつとめる山本書店から1970年に刊行してベストセラーとなり、続く『日本教について』(文藝春秋、1972年)でも大いに話題を呼んだ山本七平氏です。 山本氏は、1977年には『「空気」

        研究成果を学ばず、参考にした文献も表示しない粗雑な思いつき本:井沢元彦『聖徳太子のひみつ』 - 聖徳太子研究の最前線
      • 雨でも美しい 桜が彩る石舞台古墳・飛鳥寺・橘寺 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

        ※コロナの感染拡大により、各イベントも中止され、今年のお花見がどうなるのかは、わかりません。 それでも… 人間の世界がどうであれ、やはり、今年も花は咲きます🌸 昨日、2020年3月21日に山の辺の道を歩いてきました。 春の訪れを感じ、幸せな気持ちになりました✨ 桜とユキヤナギ モクレンと菜の花畑 そこで今回は、以前書いた、奈良県明日香村の桜の名所の記事を、大幅にリライトしてアップさせていただきたいと思います(*'▽') ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 奈良県には、桜の名所がたくさんあります。 一番有名なのは、吉野山だと思いますが、飛鳥時代に都が置かれていた、明日香村の桜もとても綺麗な写真を撮ることができます。 私が向かった日は2019年4月10日。 あいにく、その日は雨だったのですが、雨の日でも意外と綺麗な写真が撮れました! 今回は、桜が映える明日香村の観光スポットを三

          雨でも美しい 桜が彩る石舞台古墳・飛鳥寺・橘寺 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き
        • 本ー隠された十字架―法隆寺論 - 綾なす

          出典元: https://www.amazon.co.jp/%E9%9A%A0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%8D%81%E5%AD%97%E6%9E%B6%E2%80%95%E6%B3%95%E9%9A%86%E5%AF%BA%E8%AB%96-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%A2%85%E5%8E%9F-%E7%8C%9B/dp/4101244014 法隆寺に対する常識をミステリータッチに分析した本。 法隆寺と言えば聖徳太子の徳を称えたお寺として有名。 学校でもそう習います。 ところが梅原猛氏によるといくつか例を挙げそうではないと断定しています。 ・救世観音の頭に打たれた釘 ・中門の中央の柱のズレている意味 ・藤原一族が恐れおののく理由 などなど疑いたくなるような内容です。 歴史学者や仏教美術史の専門家は批

            本ー隠された十字架―法隆寺論 - 綾なす
          • 法隆寺西院伽藍・美しさの中に悲しみを秘めた世界最古の五重塔 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

            前回の記事では、奈良県斑鳩町にある世界文化遺産・法隆寺の顔とも言える「西院伽藍」の一部をご紹介しました☟ www.norikuma2.com 今回は、西院伽藍・後半編として書かせていただきたいと思います。 ここには世界最古の木造建築物があり、西院伽藍の建物はすべて国宝に認定されています✨ 美しさの秘密は逓減率・五重塔 廊下だと侮るなかれ・廻廊も国宝 法隆寺の大事な行事が行われる「大講堂」 柿食えば…「鐘楼」 宝物がぎっしり?「経蔵」 まとめ 美しさの秘密は逓減率・五重塔 五重塔 国宝・奈良時代 五重塔(34m)は、金堂よりやや後の、711年頃創建と考えられています。 前回の記事でご紹介した、金堂と並んで建っています。 もちろん、現存する世界最古の塔であり、1300年前に建てられた美しい建物の姿に、圧倒される空間です✨ 金堂と並び立つ五重塔 この五重塔の特徴としては、上層にいくに従って塔身が

              法隆寺西院伽藍・美しさの中に悲しみを秘めた世界最古の五重塔 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き
            • 法隆寺・聖徳太子1400年御遠忌法要~コロナ収束への祈り - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

              梅原猛著「隠された十字架」を読んで以来、ずっと行きたい…と思い続けてきた、奈良県斑鳩町・法隆寺での「聖徳太子1400年御遠忌法要(令和3年4月3日~5日)」に、念願かなって行くことができました✨ 前回の1300年御遠忌法要の時は、全国から26万人も集まった大イベント❕ 百年前の法要の時は「密」ですね💦 1300年御遠忌についてのお話はコチラ☟ www.norikuma2.com 正直、コロナ禍の中で「非公開になるのでは💧」と何度も思いましたが、3日間滞りなく厳修されました。 また、法隆寺初のライブ中継も行われました。 コロナで見れない・行けないものが多い中で、これだけはコロナのおかげ…と言えるのかもしれません(;^ω^) 今回は、自分で撮った写真と、ライブ中継でのスクリーンショットを混じえつつ、世紀の法要の様子をお伝えします✨ 1400年御遠忌初日(法華・勝鬘講) 雨の二日目法要(法華

                法隆寺・聖徳太子1400年御遠忌法要~コロナ収束への祈り - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き
              • 法隆寺西院伽藍・国宝だらけの空間にようこそ - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

                今まで、奈良県斑鳩町にある法隆寺の概要についての投稿をいくつかさせていただきましたが…☟ www.norikuma2.com www.norikuma2.com 今回からいよいよ、境内の中へ入っていきたいと思います。 第一回目は、有料ゾーン①西院伽藍内をご案内させていただきます。 西院伽藍は、名実ともに法隆寺の顔となっています。 あまりにも見どころが多すぎるので、2回に分けて書かせていただこうと思います。 法隆寺「西院伽藍」とは 日本最古の金剛力士像がある「中門」 最古の建物「金堂」の中にも宝物がいっぱい 世界遺産保存への意識を高めるきっかけ~金堂壁画 まとめ 法隆寺「西院伽藍」とは 中門と五重塔(2021年1月12日撮影) 法隆寺の玄関である南大門から入ると、真っ先に目に飛び込んでくるのが、中門と五重塔です。 中門と五重塔 中門から廻廊で囲われた部分が「西院伽藍」と呼ばれており、中には、

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                • 珠玉の国宝がずらり 法隆寺・大宝蔵院 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

                  一年以上も放置していた法隆寺シリーズ、久々の再開です(;^ω^)💧 前回は、法隆寺のメインであり、1つ目の有料エリアである「西院伽藍」のことを書かせていただきました☟ www.norikuma2.com 今回は、2つ目の有料エリアである「大宝蔵院」をご紹介します。 ここは、法隆寺のいわゆる「宝物殿」です。 そうなのです、前回の西院伽藍エリアは、伽藍内の建物がすべて国宝✨(しかも、内部の仏像等も国宝・重要文化財だらけ)…というビックリ空間だったのですが、この「大宝蔵院」にも、すごい国宝が盛りだくさんです( ̄▽ ̄;) 尚、今回のエリアは以下の境内図の黄色で囲った部分となります。 法隆寺 境内図 大宝蔵院とは 悪夢を吉夢に…夢違観音 エキゾチックな美しさ…九面観音像 涙の跡が印象的…地蔵菩薩像 玉虫の羽根が敷きつめられていた…玉虫厨子 不思議な美仏・百済観音 愛らしい仏さま・橘夫人厨子と念持仏

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                  • 聖徳太子を偲ぶ~法隆寺東院伽藍 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

                    クマ子の法隆寺シリーズ、前回は「大宝蔵院」エリアをご紹介させていただきました☟ www.norikuma2.com 今回は、いよいよ聖徳太子を偲ぶエリアである、夢殿を中心とした「東院伽藍」エリアをご紹介いたします✨ 今回の記事のエリアは、以下の境内図の緑色で囲った部分になります。 法隆寺境内図 東大門を越えると広がる別世界 東院伽藍周辺には太子の「斑鳩宮」があった 美しい八角堂・夢殿 まるで拝殿のような「礼堂」 聖徳太子のエピソードが詰め込まれた「舎利殿」と「絵殿」 東院伽藍でも見どころの「回廊」 奈良時代の貴族の邸宅だった「伝法堂」 美しい威容を誇る「鐘楼」 「開けずの門」と「閉めずの門」 まとめ 東大門を越えると広がる別世界 東大門周辺は、無料エリアでご紹介する予定なので、まだ言及しておりませんが、ちょうど現在の法隆寺の境内の真ん中あたりに位置する門になります。 東大門 奈良時代・国宝

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                    • 世界遺産・法隆寺1400年の間受け継がれてきたもの - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

                      私が一番記事にしたい観光スポットのうちの一つが、奈良県斑鳩町にある「法隆寺」です。 参道の始まりにある石碑 日本で最初の世界遺産であり、世界最古の木造建築物。 所有する国宝は約150点・重要文化財を含めると約3000点…という、その素晴らしさを前に恐れをなし、なかなか手をつけることができませんでした。 でも、このままでは、いつまでたっても無理…💦 参道は 松並木 そこで思い切って、気が向いた時に少しずつ、記事にしていきたいと思います。 今回は初回なので、法隆寺についてのエッセイとなります(*ノωノ) 聖徳太子の足跡を感じる法隆寺 2021年は「聖徳太子1400年御遠忌」 法隆寺参拝情報 法隆寺へのアクセス まとめ 聖徳太子の足跡を感じる法隆寺 日本人なら知らない人はいないのではないか…と思われる「聖徳太子」。 ひと昔前の一万円札でもおなじみですね(お若い方はわからないかな💧)。 法隆寺

                        世界遺産・法隆寺1400年の間受け継がれてきたもの - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き
                      • 聖徳太子ゆかりの斑鳩の里コスモス2020年情報 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

                        ※2020年10月26日の、満開のコスモスの写真を加え、一部リライトしました(*'▽')✨ コロナ禍の中で迎えた2020年秋。 それでも、花は咲きます🌸 今年も、聖徳太子ゆかりの奈良県斑鳩町は、コスモスに彩られる季節となりました。 ※2019年の斑鳩町・法起寺のコスモスの記事☟ www.norikuma2.com 今回は、2020年10月16日現在の、斑鳩町のコスモスの状況をお伝えします(*'▽') ※コスモスの写真はすべて、2020年に撮影したものです。 コロナ禍で2020年斑鳩町のコスモスは? 2020年「中宮寺跡史跡公園」のコスモス 2020年「法起寺」のコスモス 2020年「藤ノ木古墳」のコスモス まとめ コロナ禍で2020年斑鳩町のコスモスは? 昨年も行われた「コスモスフェスタ」イベントは、2020年はコロナの影響で中止となりましたが、コスモスは今年も植えられていて、元気に花開

                          聖徳太子ゆかりの斑鳩の里コスモス2020年情報 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き
                        • 法隆寺無料ゾーンのご紹介【東院伽藍周辺】 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

                          今まで当ブログでは、数回に分けて世界遺産・法隆寺の境内をご案内してきました。 ※「法隆寺」についての最新記事はコチラ☟ www.norikuma2.com 今回からは、法隆寺の無料ゾーンについて、ご紹介していきたいと思います。 国宝・重要文化財だらけで、まるで博物館のようなお寺・法隆寺ですが、実は境内には無料で歩けるゾーンもかなりあります。 その中には、国宝の建造物も✨ もちろん私は、法隆寺の魅力を理解するためには、無料ゾーンだけでなく、有料ゾーンこそじっくり回らないと、逆にもったいないと常々思っています。 ただし、拝観料が1500円かかるため、あまり時間がない時に到着してしまったり、次の予定が急に入ったりした時に、あきらめて帰ってしまうにはあまりにも残念…。 あくまでもそんな時に、この記事を参考に、法隆寺の雰囲気だけでも味わっていただきたい…そう思って書かせていただきました。 その意図を

                            法隆寺無料ゾーンのご紹介【東院伽藍周辺】 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き
                          • 「マルト醬油」に泊まるなら…大神神社ご祭神の奥様を祀る「村屋坐彌冨都比賈神社」がおすすめ! - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

                            奈良県の田原本町に、名前を覚えるのが難しい神社があります。 その名は「村屋坐彌冨都比賈神社」。 「むらやにいますみふつひめじんじゃ」と読みます。 噛みそうですね(笑)。 田原本町と言えば、弥生時代の「唐古・鍵遺跡」で有名なところです☟ www.norikuma2.com そんな田原本町の中でも、民家より田畑が多い印象があるエリアの神社で、ひっそりと佇んでいる印象があります。 …ですがここも、行ってみたら、歴史的価値のある素晴らしいスピリチュアルゾーンでした✨ また、つい最近、この神社から徒歩3分のところに、話題の新しいお宿もオープンしましたので、今回はこの「村屋坐彌冨都比賈神社」をご紹介していきたいと思います(*'▽')✨ 大和国一ノ宮である大神神社の別宮と呼ばれている 「壬申の乱」でも功績がある神社 境内を歩く 聖徳太子の時代にも痕跡を残す 三輪山を眺めることができる位置 醤油蔵を改造し

                              「マルト醬油」に泊まるなら…大神神社ご祭神の奥様を祀る「村屋坐彌冨都比賈神社」がおすすめ! - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き
                            • 奈良県について書いてみました - クマ子の卒母DIARY

                              奈良県が現在の生息地のクマ子は、生まれは大阪府で、一時期、京都市に住んでいたこともありますが、約半世紀にわたる人生のほとんどを奈良県で過ごしています。 また、現在の勤務先は観光案内所で、プライベートでは奈良検定の最上級に目下挑戦中でもあります。 さらに、奈良好きが高じて「クマ子の奈良歩き」という、奈良県の観光案内を扱った特化ブログも書いております☟ www.norikuma2.com 春日大社(奈良市・世界遺産) 燈篭 そんな中で「奈良県について」…奈良について自由に書きたくなりました。 本来なら「クマ子の奈良歩き」の方に書くべきかもしれません。 …が、今回は、エッセイ風に感じたことを綴ってみたいと思いましたので、こちらのブログを選びました。 奈良県のイメージ ミステリアスな歴史がいっぱい 同率第3位 宮山古墳(御所市) 同率第3位 法隆寺 まとめ 奈良県のイメージ 皆さまは、「奈良」と言

                                奈良県について書いてみました - クマ子の卒母DIARY
                              • 中宮寺に行くなら 「CAFE・鍼灸 ZADAN」でホッと一息コーヒータイムはいかが♪ - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

                                2019年9月7日。 8月末の秋を思わせる涼しさから打って変わっての、残暑の日。 33℃の暑さの中、奈良県斑鳩町にある法隆寺をハイテンションで見て回り、不意に疲れを覚えた私は、近くの中宮寺に行く前に、スマホで「現在地周辺のカフェ」を検索しました。 現在地の近くで出てきた名前は「CAFE・鍼灸 ZADAN」。 不思議な名前やな~ でも、暑いし、ちょっと小腹も空いてきたし、行ってみよ! …と、お気軽な気持ちで向かったこのカフェが、すご~く良かったのでご紹介させていただきますね(*'▽') 観光にベストなロケーション 「CAFE・鍼灸 ZADAN」 中宮寺で出会える「アルカイックスマイル」半跏思惟像 まとめ 観光にベストなロケーション 「CAFE・鍼灸 ZADAN」 聖徳太子の母・穴穂部間人皇后発願の寺とも言われ、聖徳太子建立七寺にも数えられる「中宮寺」から、徒歩4分。 ですが中宮寺は、法隆寺東

                                  中宮寺に行くなら 「CAFE・鍼灸 ZADAN」でホッと一息コーヒータイムはいかが♪ - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き
                                • 世界遺産と夕陽とコスモスと…法起寺三重塔 - kumakuma blog   クマ子の奈良歩き

                                  コスモスが咲き誇るこの季節、奈良の斑鳩の里に、いわゆる「映える」名所があることをご存知でしょうか。 それは、法隆寺と共に世界遺産登録された法起寺(ほうきじ)にある、現存する日本最古で最大の三重塔周辺です。 背後にそびえる矢田山丘陵に沈みゆく夕陽と三重塔とコスモス。 その絶景をとらえようと、多くの人が夕暮れにカメラを持ち、この地に集まります。 今年は私も、そんな景色を求めて行ってきたのですが… 結論から言うと、雲が多くて夕陽を拝めませんでした;つД`) 諦めずに翌日も訪ねたのですが…なんと、じゃじゃ降り…(-_-;)ザンネン 来年こそリベンジすることを誓いつつ…そんな「映える」はず⁈ポイントをご紹介いたします(;'∀') この投稿をInstagramで見る やんまさん(@yanma222)がシェアした投稿 - 2018年10月月31日午前3時27分PDT ☝本当は、こんな写真を撮りたかった

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                                  • 聖徳太子は祟ったか? - 北斗柄の占いについて思うこと

                                    怨霊 古くは『祟る』のは神の行為であって人が祟ることは無かったとされる。祟り-Wikipediaによると、 日本の神は本来、祟るものであり、タタリの語は神の顕現を表す「立ち有り(タツとアリの複合形)」が転訛したものという折口信夫の主張が定説となっている。 とのことだ。人間で最初に祟ったとされたのは早良皇太子*1で、神祇官からそういう報告が上がったとのことだ。神祇官なので亀卜で占ったのだろう。そしてこの後、様々な人間が祟ったとされる。有名所としては、菅原道真、崇徳上皇、辺りだろうか。しかし早良皇太子が祟ってから、憑祈祷*2を使って怨霊が自らの恨みを伝えることができるようになるまでには実に200年くらいの時間を必要としている*3。 このプロセスを考えると、早良皇太子以前に人間で祟った例は無かったのではないだろうか。つまり早良皇太子よりもかなり昔の人であった聖徳太子は梅原猛や井沢元彦がいうような

                                      聖徳太子は祟ったか? - 北斗柄の占いについて思うこと
                                    • 聖徳太子という呼称を最初に用いたのは誰か、「厩戸王」と呼ぶのはなぜまずいのか - 聖徳太子研究の最前線

                                      「聖徳太子 最近の説」と入力してあれこれ検索していたら、ヒットしたうちの一つが、 宮﨑健司「″和国の教主″としての聖徳太子」 (真宗大谷派教学研究所編『ともしび』第817号、2020年11月) でした。PDFで読めます(こちら)。 宮﨑氏は真宗大谷派の大学である大谷大学の教授であって、古代の写経について綿密な研究をされている研究者です。この文章は、2020年1月の東本願寺日曜講演をまとめたものである由。ですから、最近の聖徳太子論の一つですね。 宮﨑氏の所属と講演の性格上、当然のことながら、熱烈な聖徳太子信者であった親鸞が読んで影響を受けた聖徳太子伝、つまりは『聖徳太子伝暦』と盛んに作られたその注釈の話を中心としつつ、聖徳太子研究の現状について簡単に紹介しています。 宮﨑氏は、聖徳太子という呼称については、751年の『懐風藻』に見えるため、「八世紀なかばを上限として成立したといえるかと思いま

                                        聖徳太子という呼称を最初に用いたのは誰か、「厩戸王」と呼ぶのはなぜまずいのか - 聖徳太子研究の最前線
                                      • 逆説ではなく、珍説・妄説だらけの歴史本:井沢元彦『逆説の日本史2 古代怨霊編 聖徳太子の称号の謎』(1) - 聖徳太子研究の最前線

                                        小説を書く者などは、浅はかな然し罪深いもので、そりやこそ、時至れりとばかり筆を揮つて、有ること無いこと、見て来たやうに出たらめを描くのである。と云つて置いて、此以下は少しばかり出たらめを描くが、それは全く出たらめであると思つていたゞきたい。但し出たらめを描くやうにさせた、即ち定基夫婦の別れ話は定基夫婦の実演した事である。(『玄談』日本評論社、1941年) と、ユーモア混じりに述べています。余裕ですね。実際には、露伴は歴史学者以上に幅広い教養を備えており、この小説でも、時に想像を交えつつ、軽妙な文体に託して恐るべき博識をさりげなく披露しています。 ところが、井沢氏の『聖徳太子のひみつ』は歴史小説でないのに、こうした区別に留意せず、参考にした文献に触れず、歴史の真実を明らかにしたと称して「出たらめ」を書きまくっているのです。 日本の歴史学者と違って自分は世界史に通じているという自己宣伝はどこへ

                                          逆説ではなく、珍説・妄説だらけの歴史本:井沢元彦『逆説の日本史2 古代怨霊編 聖徳太子の称号の謎』(1) - 聖徳太子研究の最前線
                                        • c:\homepage\e_umi_essay28.htm

                                          電子版 秦恒平・湖の本 エッセイ28 猿の遠景・母の松園 目次 繪とせとら論叢 猿の遠景――伝毛松「猿図」のことから…………………………3 猿と天皇……………………………………………………………5 猿と信玄……………………………………………………………15 猿と清盛……………………………………………………………25 猿と猿楽……………………………………………………………35 猿の日本……………………………………………………………43 母の松園………………………………………………………………61 球の面に繪が描けるか………………………………………………95 繪のまえで―「みる」と「わかる」と―(講演)………………113 私語の刻……………………………………………………………138 湖の本の事…………………………………………………………142 <表紙> 装画 城 景都 印刻 井口哲郎 装幀 堤

                                          • 南和の雄・越智氏の本拠・越智城界隈を巡る~越智谷散歩(1) - 大和徒然草子

                                            戦国時代の大和国(現奈良県域)では南北朝の争乱以来、激しく抗争する二つの国人がいました。 一つは添下郡筒井(現大和郡山市)を本拠として、戦国後期に大和の覇権を握る筒井順昭・順慶父子を輩出した筒井氏。 そしてもう一つが、高市郡越智(現高取町)を本拠とした越智氏です。 越智氏は大和南部を中心に勢力を伸ばし、南北朝時代には南朝方主力として活躍した他、応仁の乱では西軍・畠山義就軍の中核兵力として大和、河内、京都を転戦し、一時は筒井氏ら東軍勢力を大和から駆逐して北和にも勢力を広げました。 戦国後期には一族間の争いもあって衰退し、近世初頭に筒井順慶の策謀と家中の混乱により滅亡しましたが、越智氏は筒井氏と並んで大和を代表する武家であり、越智氏なしでは大和の中世史は語れない重要な一族です。 越智氏が本拠とした越智は、西に曽我川、東は高取川にはさまれた、標高約200mほどの山塊からなる越智岡丘陵の中央を東西

                                              南和の雄・越智氏の本拠・越智城界隈を巡る~越智谷散歩(1) - 大和徒然草子
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