第一昭和切手 藤原鎌足とは? 額面5円の切手というと現在の貨幣感覚では、金額が上がった送料の端数を埋めるぐらいの感覚ではないでしょうか?5円で買えるものと言えば、すぐに思い浮かぶのは5円チョコぐらいですね。 しかし、第一次昭和切手が発行された1939年(昭和12年)では、ハガキの郵便料金2銭であり、2021年現在のハガキの郵便料金63円に比べると3,000分の1の価格となります。 そう考えると、額面5円の切手は当時としては大変高額な切手だったことが良く分かります。 当時の貨幣価値と現在の貨幣価値の単純な比較は難しいのですが、ハガキの郵便料金の単純な比較をすると、1939年当時、額面5円の切手は現在価値に換算すると実に額面10,000円~15,000円に相当する大変高額な切手であったことが分かりますね。 1939年当時、主要に流通していた2銭・4銭の切手は発行数量も多く、時代も比較的新しい為