みなさんは禁忌肢という言葉を聞いたことがありますか? 聞いたこともないし、そもそも何て読むの!?と思われた方も多いと思います。 (禁忌肢の「忌」は忌引(きびき)の「忌」で「きんきし」と読みます) 馴染みのない言葉ですが、実はこれからお医者さんを目指す人たちの間では頻出のワードなんです。 禁忌肢(きんきし)って何? 禁忌肢とは、四択問題などの選択問題で、選んだ時点で失格になるような選択肢のことを指します。 禁忌肢の「禁忌(きんき)」は「してはいけないこと」「タブー」という意味なので、 禁忌肢 = 選んではいけない選択肢、とも言えます。 試験によっては、1回でも禁忌肢を選ぶと失格になるものから、複数の禁忌肢付きの問題があって、規定の回数以上、禁忌肢を選択すると失格になるものがあります。 医師国家試験で見られる禁忌肢 冒頭で、お医者さんを目指す人にとって禁忌肢は頻出ワードだとお伝えしましたが、実