抗生物質の代表ともいえるペニシリンは、1942年に医薬品として実用化されて以来無数の人々の命を細菌感染症から救ってきたことから、「20世紀における偉大な発見」の1つに数えられています。しかし、そんな抗生物質もウイルスの前には無力です。微生物学の専門家が「なぜウイルスには抗生物質が効かないのか?」を分かりやすく解説しています。 Why are there so many drugs to kill bacteria, but so few to tackle viruses? https://theconversation.com/why-are-there-so-many-drugs-to-kill-bacteria-but-so-few-to-tackle-viruses-137480 「新型コロナウイルスが大流行してからというもの、多くの研究者や製薬会社が抗ウイルス薬の開発に向けて努力