ガソリンスタンドで給油をする際、注意点には必ず「エンジン停止」と書かれています。これにはどういった理由があるのでしょうか。 給油時のエンジンはなぜ切る必要がある? ガソリンスタンドで給油をする際、さまざまな注意点が書かれていますが、なかには「エンジン停止」との表記も見られます。 これにはどういった理由があるのでしょうか。 危険物の規制に関する政令(取扱いの基準)第27条6項第1号では、「自動車等に給油するときは、自動車等の原動機を停止させること。」と定められています。原動機とはエンジンを指します。 このため、マナーやガソリンスタンドが決めたルールなどではなく、給油時のエンジン停止は法律で定められています。 では、そもそもなぜエンジンを停止する必要があるのでしょうか。 ガソリンは、消防法により「危険物第4類第1石油類」に指定されています。 ガソリンは マイナス40℃以下といった低温でも気化し