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2023年1月26日、トヨタ自動車は緊急取締役会を開き、役員人事を発表。代表取締役社長である豊田章男氏が代表取締役会長に、社長に佐藤恒治氏が就任する。人事発表にあたり、豊田章男氏は「ステークホルダーの皆さんへ、わたしの思いを早く、正確に伝えたい」として、オンライン会見を実施。社長交代の狙いや、佐藤次期社長に期待するところを語った。 文/ベストカーWeb編集部、写真/TOYOTA、ベストカーWeb編集部 ■「モリゾウとしての活動は変わらない」 「本日緊急取締役会を開き、役員人事を発表しました。ステークホルダーの皆さんに、より早く、正確に伝えるために緊急会見を開かせていただきました」 豊田章男氏の上記の言葉から始まったオンライン会見。豊田氏がまず語ったのは、「今回の社長交代人事のキッカケと、就任以来13年間の思い」だった。 「今回の役員人事のトリガーとなったのは、内山田会長の退任でした。これま
ガソリン価格の高止まりが続いている。3カ月連続でガソリン価格が上がった場合は、特例税率分の徴収をストップするというトリガー条項があるのになぜ発動されない。「ガソリン税×消費税」という二重課税だって放置状態。ガソリン関連の理不尽ってなんでここまでユーザーの神経を逆なでするのか?? ※本稿は2022年12月のものです 文/国沢光宏、写真/AdobeStock(メイン写真=tokyo studio@AdobeStock)、ベストカー編集部 ほか 初出/ベストカー2023年1月26日号 ガソリン価格に怒りを感じる最大の要因は「価格決定の不透明さ」にあると思う。 御存知のとおりガソリン価格って海外の原油先物相場の上昇を受け、すぐ値上がりする。 しかし下がるのは「今売っているのは高く仕入れたガソリン」などと言い訳して相当のタイムラグがあります。直近を見ても原油のダブつきを受け、代表的な先物相場であるW
寒い冬場によく起こるクルマの窓ガラスのくもり。「あれ前が見えない、なんとかしてと!」慌てる人も多い。特に冬場はガラスの外側と内側の温度差が大きいためくもりやすい。このくもりを取るにはどうすればいいのか? 実はフロントの窓ガラスのケアも必要だった! 文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、ベストカー編集部、Adobe Stock(トビラ写真/Adobe Stock@diesirae) 1月24~26日にかけて日本海側を中心に大雪が見込まれ、東京や大阪、名古屋でも氷点下3~1度となり、日中も一桁台の寒さが続く見通しになっている。 こうした冬の寒い時期には、クルマの窓ガラスがよくくもる。なぜ窓ガラスがくもるのか? 寒い外から車内に戻ってきて、エンジンをかけて暖房を入れると、窓ガラスの内側がくもってくる。特に多人数乗車だと、人の熱気が加わって一気にくもってしまう。 これは暖房で暖
デカすぎるにもほどがある! 山口県にある日本一長い「私道」を走るのは、ホイールベース15m超、総重量125トンというダブルス・トレーラー。そのお色直しが行われたとあって、早速現地に出かけてみた! 文と写真/加藤久美子 山口県宇部市に、東名東京料金所~厚木間よりも長い32kmの「私道」があるのをご存じだろうか? この距離は私道としては国内最長。長くて立派な道路は管理もネクスコ並みに行き届いている。 その私道とは、2022年9月まで「宇部興産専用道路」と呼ばれていた道路で、1968年から14年かけて建設された。山口県美祢市の伊佐セメント工場と、同県宇部市の瀬戸内海沿岸にある宇部セメント工場を結ぶ全長31.94kmの私道となる。運んでいるのは、伊佐工場で作られるセメントの中間製品「クリンカー」で宇部工場まで運ばれてセメントに仕上がると、そこから日本国内や海外に出荷される。年間の出荷量は約350万
スズキの鈴木俊宏社長が、2022年度上半期(4~9月)の決算会見で、クルマの装備について述べたことがニュースになった。「ユーザーの皆さんにも考えていただきたい。何でも付いているということが、本当に自分のクルマに必要なのか」。スズキのクルマがなぜ世界レベルで好調を持続できているのか、その要因を解き明かす。 文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、ベストカーWeb編集部、トヨタ これは最近の新車に見られる納期の遅延と、価格の上昇に関係する指摘だ。今はクルマの装備が充実して、価格も高くなった。事故を防ぐ安全装備の充実は好ましいが、快適装備も増えた。 運転席と助手席の電動調節機能、リアゲートの電動開閉機能、光の帯が流れるような方向指示機、大型のディスプレイ、スピーカーの数が多い上級オーディオ……、さまざまな上級装備が幅広い車種に採用されている。 このような装備の充実により、今のクルマの価格は、15
寒さに震える冬の季節、冷え切った車内を1秒でも早く暖めるために知っておきたいこととは……? 布団から出るのさえ嫌になるほど凍える日の朝は、クルマの中もまるで冷蔵庫のように冷え切っているもの。慌てて暖房のスイッチをオンにするものの、エアコンの送風口からは冷たい風が流れてくるばかりでなかなか暖かくならず、ブルブルと震えながら運転したという経験を持つ人も少なくないだろう。 「寒いのは苦手!」という人であればなおのこと知っておきたい、冷え切った車内を1秒でも早く暖める方法を探ってみた。 文/井澤利昭、写真/写真AC 【画像ギャラリー】寒っ!! エアコン即スイッチオンは大間違い!?(7枚)画像ギャラリー クルマの暖房をできるだけ早く効かせるためには、まずその仕組みを知っておくことが肝心だ。 暖房にはその暖かさの元となる熱源が必要となるが、EVや一部のハイブリッド車を除くガソリン車やディーゼル車では、
2022年7月16日に亡くなった、自動車ジャーナリストの三本和彦氏。三本氏がMCを務めたtvk(テレビ神奈川)の「新車情報」を観ていたという方も多いのではないだろうか。 今回、テレビ神奈川が三本和彦氏の特別追悼番組を2022年12月29日20:00~20:28分(本放送)に放映する。 文/ベストカーWeb編集部 写真/ベストカーWeb編集部、ベストカー編集部、テレビ神奈川 ベストカー本誌では古くからご意見番として歯に衣着せぬ辛辣な評論をしていただき、誠にありがとうございました。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。 三本氏は、自動車メーカー関係者に大きな影響を与えたのはもちろん、使う人の立場に立って改良すべき点を指摘するなど、ユーザーや我々メディアにとってもご意見番であり、約20年にわたりかわいがっていただいた筆者にとっては師でもありました。 自動車業界に喝を
これはベストカーが制作したCGイラスト。今回撮影された生写真はリアスタイルふだけだったが、このCGイラストとほぼ同じだった。ジムニーシエラ3ドアのホイールベースを300mm延長して2550mmとし、全長3850×全幅1645×1730mm 2018年7月の発売直後から、ジムニーシエラに5ドアの計画があることを伝えてきたベストカーだが、あれから4年経っても5ドアは出てこない。 しかし、2022年9月頃からカモフラージュされた覆面テスト車がインドで撮影され、ツィッターやインスタグラムで公開されていた。 そしてこの12月、ついにカモフラージュなしのジムニーシエラ5ドアの写真が捉えられたのだ。 3ドアにも設定されているキネティックイエローボディの後ろ姿だったが、まぎれもなく5ドアボディで、リアドア後ろの長方形のリアクォーターウインドウの大きさなど、ベストカーが制作したCGイラストとほぼ同じでドンピ
マツダ5チャンネル体制時、オートザムから1992年に発売された軽スポーツカー「AZ-1」。軽自動車唯一のガルウイングドアを採用するなど、強烈な個性を放ったモデルだ。マツダはなぜこのようなマニアックすぎる変態マイクロスポーツカーを作れたのか? マツダ AZ-1誕生の経緯とすごさをご紹介する。 文/片岡英明、写真/MAZDA、HONDA、SUZUKI、ベストカー編集部 【画像ギャラリー】ABC軍団と呼ばれた個性派軽スポーツ「AZ-1 」「ビート」「カプチーノ」をギャラリーでチェック!!(20枚)画像ギャラリー 1990年春に軽自動車は、安全性を高めるためにボディサイズを拡大するとともに排気量の上限を550ccから660ccへと引き上げている。税制改革で消費税が導入されたこともあり、この先の主役は商用のボンネットバンではなく5ナンバーの乗用車になった。乗用車なら選択の幅は大きく広がる。 1980
冬に起こりがちなクルマのトラブルで一番多いのはバッテリー上がり。気にしないで乗っていると、ある日突然動かなくなり、寒いなか、JAFの救援車を待つなんてことになりかねない。 そこで、本格的な冬を迎える今、バッテリー劣化の前兆と、最近広まってきた寿命を延ばせるパルス充電器を使った充電方法について解説していきたい。 文/ベストカーWeb編集部 写真/Adobe Stock(トップ画像=tarou230@Adobe Stock) 【画像ギャラリー】寒いなかバッテリーがあがったらもうアウト!! バッテリーからの危険信号とバッテリーあがりへの対策(4枚)画像ギャラリー 12月に入り、めっきり寒くなってきた。北海道・札幌では最低気温は氷点下の日もあり、本格的な冬を迎えている。ダウンジャケットや手袋、ホッカイロが必要になってきた。 このような冬の時期、クルマのトラブルが頻発する季節でもある。最も多いのはバ
来年度(令和5年度/2023年度)の政府予算編成が始まろうとしている。週内(12月16日頃)にも決定すると予想される政府与党の税制大綱では、かねてより自工会が「世界一高い」と言い続けている自動車関連諸税が大きな焦点のひとつ。今まさに検討されているこの問題を考えるにあたり、豊田章男会長が2022年11月の記者会見で語った言葉を改めて紹介しておきたい。 文/ベストカーWeb編集部、画像/日本自動車工業会公式サイト、ベストカー編集部 ■「日本という国をどうしたいんだ」というビジョン 税制改正の骨子をまとめた与党税制大綱が、今週末にも決定される。防衛費や社会保障費と並んで、焦点となっているのが自動車関連諸税だ。報道では「EVが普及した時代を見据えた具体的な税制の枠組みを3年後までに示す、という記述を入れ込む方向で調整中」とされている。 自動車関連諸税については、燃費のいいHVやそもそも給油を必要と
冬も本番となりスタッドレスに履き替えたという人も多いはず。このスタッドレスタイヤには、寿命を示すマークが2種類あることをご存じだろうか。ここでは夏タイヤのスリップサインとスタッドレスタイヤのスノープラットフォームという2つの「目印」について説明しよう。 文/ベストカーWeb編集部、写真/AdobeStock(トビラ写真=tkyszk@Adobestock)、ベストカーWeb編集部 【画像ギャラリー】スリップサインとスノープラットフォームとはこのことだ!(5枚)画像ギャラリー タイヤは履いているうちに摩耗する。夏タイヤの場合、その摩耗の限界は道路運送車両法で決められていて、溝の深さが1.6mm以下となったタイヤでは公道を走ることができない。タイヤの接地面には、その1.6mmを知る目印がちゃんと刻まれている。それがスリップサインで、タイヤの接地面のゴムの厚さがこのスリップサインと同じ高さになっ
原付一種は、2025年の次期排ガス規制強化を控え、存続の危機を迎えている。そこで従来の「排気量」で区分されていた枠組みを「最高出力」に変更し、現行125ccクラスの出力を下げるて「50ccクラス扱い」とする案が検討され始めた。 文/沼尾宏明 【画像ギャラリー】このバイクが原付一種扱いになる? 勝手に大予想!(4枚)画像ギャラリー このままではガソリンエンジン原チャリは絶滅の危機 「原チャリ」として親しまれてきた50ccの原付一種バイクは、免許取得が簡単で、四輪普通免許でも運転可能。特に交通機関が少ない地方では貴重な足である。 その一方で、今やほぼ日本でしか存在しない排気量帯となっている。加えて、元々50ccは車両価格が安かったが、日本専用であることと排ガス規制の強化によって徐々に価格が上昇。電動アシスト自転車など他の移動手段に人気が移行し、最盛期の約200万台から、近頃は約12万台にまで販
2022年12月7日、ホンダは「N-VAN」をベースとした新型軽商用電気自動車(以下、新型軽商用EV)を2024年春に発売することを発表。商用から趣味・アウトドアとさまざまな用途で活用され、幅広いニーズに対応されている「N-VAN」がついに電気自動車になる。 本稿では、今回発表された新型軽商用EVについてくわしく見ていこう。 文/ベストカーWeb編集部、写真/HONDA 【画像ギャラリー】新型軽商用EVのベースとなったホンダN-VANをチェックする!!(10枚)画像ギャラリー N-VANベースのEVが2024年に登場!! ホンダは、2050年にすべての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現を目指している。この実現にむけて、2030年までにグローバルで四輪車を30種類のEV展開することを発表している。 その目標のなかで、ホンダが着目したのが軽商用車のEV化だ。軽自動車が、日本におい
この30年間、日本経済は低成長を続けてきた。2022年11月に実施した日本自動車工業会の記者会見による資料では、この30年間で日本の実質GDPは約1.25倍にしか増加しておらず、他の先進諸国に比べると低い水準であり、その影響は主に「中間層の所得減」に現れているという。なぜ日本の労働者の給料は上がらないのか。その点について、トヨタ自動車の社長であり、日本自動車工業会の会長である豊田章男氏が、持論を語った。 文/ベストカーWeb編集部、画像/日本自動車工業会 ■「話し合いの場」につけない人のために何をどう報じるか 「今年の春闘(春季生活闘争)はどうなりますか?」 年末が近づいたタイミングでの大手企業のトップや経済関連団体の記者会見では、定番の質問といっていいだろう。2022年11月17日に実施された日本自動車工業会の記者会見でも、質疑応答が始まると、指名された大手新聞社記者が「お約束のひとつ」
本誌『ベストカー』創刊45周年を記念し実現した、トヨタ自動車社長、そして自工会会長でもある豊田章男氏への60分にわたる独占インタビュー。後編をお届け。 前回のインタビューはモリゾウさんに「客員編集長になってください!」と切り込んだところで終了したのだが、果たして!? 経団連にできた「モビリティ委員会」や、皆さん気になる税の話題にも言及してくれた。 【前編はこちら!】「すべてにLOVEがほしい」「定年は…」超貴重&独占インビュー! トヨタ自動車社長 豊田章男が本音で語った60分 ※本稿は2022年11月のものです 聞き手/ベストカー編集部、写真/TOYOTA、ベストカー編集部 ほか 初出:『ベストカー』2022年12月26日号 【画像ギャラリー】豊田家のルーツ、日本の自動車界を取り巻く課題をギャラリーでチェック!(6枚)画像ギャラリー ■モリゾウさん的メディアの見方 トヨタイムズにトヨタの批
シフトレバー、これが注目されるようになったのはプリウスのジョイスティック。そしてホンダの電動モデルに採用例が多いボタン式など、レバーを操作していた従来のモノとはまったく異なるモノが台頭しつつあるから。 セレナも現行モデルのe-POWER仕様にはジョイスティックを採用していたため、新型も? と予想していたが、大きく期待を裏切られたのだ。そう、新型セレナのシフトはボタン式、それもこれまでの国産モデルには、あまり見られなかったタイプとなった。 よ、よこ!? 新型セレナのシフトは横がキーワード 先に挙げたホンダのボタン式シフトはP・R・N・Dの順に縦に配置していた。これは従来のレバー式シフトから乗り換えても迷うことなく操作できる、あるいはとっさの時もパニックにならず正確に操作させるためであった。 ところが、新型セレナは「横」に並べてきたのだ。左からP・R・N・Dというイメージなのだが、これがまた超
「走行距離税」に対して、2022年11月17日に実施された記者会見にて、日本自動車工業会が異例の強い言葉で反論した。EVを含む電動車の普及により燃料税収が減少するなかで、将来の自動車関連税制をどうしてゆくかの議論が進んでいる。そうした状況で、「安易な走行距離への課税は断固反対」とする自工会の意見と立場を改めて明言したかたちだ。豊田章男会長による「ただ減らしてくれと言っているわけではない」という興味深い発言もあったので、そちらも合わせてご紹介いたします。 文/ベストカーWeb編集部、画像/日本自動車工業会 【画像ギャラリー】「自動車産業は日本経済に貢献できる」「日本の自動車関連諸税は高いだけでなく複雑」を画像で確認…たしかに高いしたしかに複雑…(9枚)画像ギャラリー ■「ただ【高いから減らしてくれ】と言っているわけではない」 「自工会としては、大変問題があると考えています」 2022年11月
つい先ほど、ワールドプレミアが終わったばかりの新型プリウス。期待を裏切らず、プリウスに乗ることを楽しみにさせてくれる内容であり、注文開始はまだかと気持ちまで焦ってしまう。 期待大の新型プリウスだが、特に選ぶべきグレードはどれなのだろう。本稿では、ワールドプレミア直後のプリウスで、最速の購入指南をしていきたい。 文/ジョー城ヶ崎、写真/トヨタ、ベストカーWeb編集部 【画像ギャラリー】ついにナマでとらえた新型プリウスの艶姿!(13枚)画像ギャラリー 新型プリウスに搭載されるエンジンは2種類だ。従来までの1.8Lハイブリッドに加えて、5世代目となる今回は、2.0Lハイブリッドが追加された。 1.8LモデルではXとUという2つのグレード、2.0LモデルではGとZの2グレードに分かれるようだ。(いずれも後者が上級グレード扱い)※グレード呼称は筆者取材内容から引用しており、実際の呼称とは異なる場合が
生産終了するバイクが相次いでいる昨今。殿堂入りするバイクのパターンを紹介する第三回は、50ccの「原付」をテーマに取り上げる。 他のクラスと違い、排ガス規制が適用されるのは3年後だが、電動化が進み、いずれエンジン版は淘汰される可能性が高い。 そして11月にはホンダが同社で初めて一般向けに原付一種&二種相当の電動スクーターを発表する模様。これがEV化の流れを加速させることになりそうだ。さらにスーパーカブ50の電動化や、電動モトコンポの噂も探った! 文/ベストカー編集部 【画像ギャラリー】原付の未来を占う、ホンダEVスクーターと電動カブ&モトコンポはこうなる!?(11枚)画像ギャラリー 2025年までエンジン版50ccは存続できるが、その先は絶滅の可能性あり 排気量50cc未満の第一種原動機付自転車(原付一種)は、販売台数、ラインナップともに減少の一途をたどっている。 1980年に国内だけで原
プロトタイプ試乗会での筆者とトヨタbZ4X(左)とスバルソルテラ(右)。ヒョンデのアイオニック5、BYDのATTO3など競合車への競争力不足が見直しの根本か? ロイターが興味深い報道をしている。「トヨタ、EV戦略見直し検討 クラウンなど開発一時停止=関係者」という記事。興味あればご一読願いたい。 内容は正しく最近トヨタ内部で「このままじゃ電気自動車競争で致命的な負け戦になる!」と危惧されているとおりのもの! エンジン車と共用プラットフォーム、e-TNGAを採用したbZ4Xの競争力不足などを受けたんだと思う。 状況は少しばかり大きな規模になるため外堀りから紹介していきたい。最近、電気自動車について「コメントできるメディア」でポジティブな記事を書くと、必ず「電気自動車なんかダメだ!」という人が大量に出てくる。 電気自動車否定の理由はさまざまだ。「むしろ二酸化炭素の排出量が増える」や「電力不足に
2022年10月9日に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GP2022決勝レースで、事件は起きた……。ペースカーが入っているところで、隊列に追いつこうとピエール・ガスリー選手(アルファタウリ)が全開で走っていた。そこでオフシャルの運転するトラックに遭遇。たしかに全開で走っていたら、これは危ない。ガスリーは無線で抗議、いっぽうオフィシャルはガスリーのこの走行に、20秒のタイム加算ペナルティを科した。この裁定に他のF1ドライバーからはガスリー擁護の発言もあり……だけどこれって、ガスリーのほうがルール違反じゃないの……? 3年ぶりに開催された日本GPスタート直後に起こったこの事件を、元F1メカニックの津川哲夫氏が解説する。 文/津川哲夫 写真/Redbull,Mercedes,Ferrari 【画像ギャラリー】雨の開催となった日本GP。波乱のレースを制したのはレッドブル!(4枚)画像ギャラリー ス
2022年10月9日(日)、鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリ、スタートセレモニーにて歌手・声優アーティストの水樹奈々氏が登場。ホームストレート上に用意された演壇で国家独唱を披露しました。 文/ベストカーWeb編集部、写真/鈴鹿サーキット 【画像ギャラリー】会場撮影した水樹奈々さんの歌う姿とホンダF1の皆さま(12枚)画像ギャラリー ■「日本のモータースポーツファンとして誇らしい」 圧巻の歌声だった。コロナ禍により3年ぶりの開催となった日本グランプリ決勝レース日。あいにくの雨模様となったが、トップ声優であり歌手である水樹奈々氏の歌声は、この日、鈴鹿サーキットに集まった9万4000人のモータースポーツファンを魅了した。 日の丸をイメージした赤と白の衣装を身に纏った水樹氏。衣装デザインは世界が注目するデザイナー、ATSUSHI NAKASHIMAが担当。 「以前、TV番組での歌唱時に
いまだに、ブレーキダストでホイールが真っ黒になっている欧州車をよく見かける。しかし、日本車は軽自動車、小型車、高級車含め、洗車を長期間していないクルマを除き、ホイールが真っ黒になっているクルマはめったに見ることはない。 この差はなんなのか? ブレーキパッドに違いがありそうなのはわかるが、具体的に何が違うのか、改めてモータージャーナリストの高根英幸氏が解説する。 文/高根英幸 写真/ディクセル、ヤナセオートシステムズ、TOYOTA、Adobe Stock 【画像ギャラリー】ホイールの黒いダスト汚れは制動力の証!? 欧州車のホイールがすぐに黒く汚れる理由(5枚)画像ギャラリー 最近はクルマの保安基準も国際化が進んで、日本車と輸入車の仕様の違いは随分と減った。 日本車の国内仕様は相変わらず右側にウインカーレバー、輸入車の右ハンドル車は左側にウインカーレバーがあるが、灯火類(それでも日本は左側通行
■中国は58協定の加盟国ではない。そもそも何なの「58協定」って 「58協定」という言葉を初めてお聞きになった方もいらっしゃるだろう。58協定は日本も参加している「国連の車両等の相互承認協定(1958年協定)」のことである。2021 年6 月現在、56ヵ国、1地域が加入しており、装置ごとに 160 の協定規則(基準)が制定されている。日本はこのうち乗用車の制動装置、警音器、幼児拘束装置等 94 の規則を採用している。 相互承認とはどういうことなのか? 身近な例としてチャイルドシートを例に挙げて説明してみたい。日本は2012年7月以降、国連協定規則ECE R44/04またはECE R129という基準をクリアしていないチャイルドシートを新規で販売することは認められていない。 認証を得られたチャイルドシートにはオレンジ色のEマークが貼られる。 58協定加盟国のいずれかの国でテストを受け合格し認証
横断歩道の歩行者から「どうぞ」と譲られたので進行したら歩行者横断妨害で捕まったという件で、すでに警察が謝罪していることはすでにベストカーWebでの記事でも紹介した。では、クルマを運転するドライバーとして横断歩道での自転車と歩行者の違いとはどういった部分にあるのだろうか? この件について、国沢光宏氏にしっかりと線引きしてもらった。 文/国沢光宏、写真/ベストカー編集部、AdobeStock(トビラ写真:xiaosan@AdobeStock) 【画像ギャラリー】ドライバーとして悩むのは、横断歩道での自転車=歩行者なのか? 結局のところ、どっちなのよ??(5枚)画像ギャラリー ここにきて「横断歩道の自転車にはどう対処したらいいのか?」ということをよく聞かれる。なかには「歩行者と同じで自転車に優先権がある」などと、拡大解釈したがる警察のお先棒を担ごうとする報道もあります。 少し前に問題となった「歩
あおり運転がなくならないのは、自分がやっている行為があおり運転だという自覚が欠落しているというのも一因かと思われる(Imaging L@AdobeStock) 厳罰化されたにもかかわらず、いまだになくならないあおり運転。それは妨害運転罪の制定を知らないというのではなく、自分がやっている行為があおり運転だという自覚が、そもそも欠落しているのではないだろうか。 クルマは動かせ方ひとつでトラブルの引き金となってしまう。そう、あおり運転をするドライバーの中には、日頃のストレスをクルマの運転によって、それも周囲のドライバーに対して攻撃的な行動を起こすことによって憂さ晴らしをしてしまう人もいるからだ。カッとなって頭に血が上り、感情を抑えられずあおり運転をする人もいる。 ヘッドライトの点滅やハザードランプの点灯などと同様、ハンドル操作やペダル操作によるクルマの動きでコミュニケーション(態度を示す、という
高速道路では車間距離を広めにとり、無駄なブレーキを減らすことで渋滞の発生を防止できる。ところが最近、ブレーキを踏まなくてもブレーキランプが点灯するケースが目立つという(beeboys@AdobeStock) 高速道路では、前走車との車間距離が詰まり、後続車がブレーキを踏み、それを見た次の後続車もブレーキを踏み……とこうしたブレーキの連鎖が渋滞の原因になることが知られている。 ゆえに、たいして混んでいるわけでもないのに、ブレーキランプを頻繁に光らせる人は、白い目で見られやすいし、ヘタクソ扱いされやすく、ブレーキランプがうっとうしいので嫌われたりすることも多い。 そうしたブレーキの無駄踏みを避けるには、車間距離を広めにとるのが有効で、渋滞発生を防ぐには、車間距離を40m以上開き、渋滞吸収走行を心がけることが推奨されている。 ところが最近、ブレーキを踏まなくてもブレーキランプが点灯するケースがあ
これが本当なら衝撃の事実としか言いようがない。マツダの販売店情報筋によると、マツダ3とCX-30に設定している同社肝いりのユニット、SKYACTIV-X搭載車の販売頭打ち傾向が顕著になり、今後の存在基盤が揺らぎそうな趨勢となっているからだ。 マツダ3は今年8月に実施された一部改良で、直噴エンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせた廉価バージョンを設定しているが、SKYXCTIV-X搭載車の存在感がますます薄くなる傾向にある。そこで、販売店筋では「近い将来、SKYACTIV-X車は生産中止に追い込まれるのではないか」と危惧しているとまことしやかな噂が流れているというが、その真相やいかに? 文/国沢光宏、写真/ベストカー編集部 【画像ギャラリー】マツダ渾身の「魂の技術」、ガソリンとディーゼルのあいのこ「SKYACTIV-X車」(17枚)画像ギャラリー 驚いたことに最近、マツダ渾身の技術である圧
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