並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 7 件 / 7件

新着順 人気順

花芽なずな 前世の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • ⑧『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    続きでございます、九蔵の左手の中には???ヾ(๑╹◡╹)ノ" 下の方に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 「夫婦《ふうふ》の人の歎《なげ》き、親の身にては断」と少人の手を見れば、不思議や、十三年が其の間、終《つい》に開かぬ手を開けば、親立《おやたち》も玄斎《げんさい》も「是ハ/\」と驚き、立ち寄り手の内を見れば、少《ちひ》さき紙《かミ》に一首の哥を書き付けぬ。 「無き人も今ハ仏に成りけらし 名のミ残《のこ》りて苔《こけ》の下露《したつゆ》」[「苔の下[墓の下]」と「下露[草木の露]」を掛けてつなげた] 玄斎、是に気の付きて文字に直《なお》して見れバ、高野山にて切り付けたる、 「無人今成仏《むにんこんじやうぶつ》 名残苔下露《めいざん

      ⑧『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    • 「マイ・インターネット」で印象に残った回答・コンテンツまとめ - 世界のねじを巻くブログ

      私とインターネット はてなブログで「My Internet」を公開しバトン的なものを回してみると、 思った以上にたくさんの方に回答していただいたので、 (いまさらですが)印象に残ったものをまとめてみました。 ・My Internet 特集が面白いので自分もやってみた話 - 世界のねじを巻くブログ はてなブログの「引用機能」が有効なブログは「引用貼り付け」、 オフにしている場合はGoogle Chromeの「選択箇所へのリンク」でやってみました。 (クリックすると参照元の各ブログに飛べるはず!) 私とインターネット 最近、面白いと思ったネットミームや投稿は? どんな種類のYoutube動画をみてますか? Tiktokを使ってますか?どんな動画が出てきますか? インスタグラムをどう使ってますか? Twitterでつぶやいてますか? バズったことはありますか?どんな感じでしたか? あなたのTwi

        「マイ・インターネット」で印象に残った回答・コンテンツまとめ - 世界のねじを巻くブログ
      • ヘビをも倒す!三本足のカエル最強伝説!? その1 【再読】 ~『金玉ねじぶくさ』巻七の二より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

        それでは、『金玉ねじぶくさ』巻七の二「蛙も蛇を取る事」を読んで行きましょうヾ(๑╹◡╹)ノ" 霞亭文庫書誌詳細 ※この記事では霞亭文庫の画像を適宜改変して使用しています。 【原文】 蛙《かへる》も蛇《へび》を取る事 唐土《もろこし》にハ鴆《ちん》と言ふ鳥《とり》有りて、一切有情《いっさいうじやう》の大毒《だいどく》なれバ、一日に千里《せんり》を走る猛虎《もうこ》も僅《わずか》か雀《すゞめ》程なる鴆を恐れて竹の林を城郭とせり。 竹ハ又、鴆の為大毒にて、藪《やぶ》有る上《うへ》を飛びぬれバ、己《おのれ》と落《お》ちて死するとかや。 此《こ》の鳥、江に降りて水を飲めバ、一切諸鳥、毒有らん事を恐れて其《そ》の水を飲まず。 山より犀《さい》と言ふ獣《けだもの》出て、又、其の水を飲みぬれば、毒を消《せう》せん事を計《はか》つて、其れより諸鳥も飲むとかや言ひ傳《つた》へ侍り。 然《しか》れども、其れは見

          ヘビをも倒す!三本足のカエル最強伝説!? その1 【再読】 ~『金玉ねじぶくさ』巻七の二より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
        • [6]茗荷宿 ~弥次喜多道中記より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

          『木曽街道続膝栗毛三編下巻』(十返舎一九作、文化九[一八一二]年刊) 続膝栗毛 3編 木曽街道膝栗毛 下 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 【原文】 コレ、見なされ、爰《こゝ》に置くさかい、明日取つて行かんせ。 良《ゑ》いか、爰《こゝ》じやに/\」 ト、釣仏壇の障子を開けて入れて置く所を弥次に見せて入れ置く。 此の宿ハ、座敷にも、台所にも、六畳ばかりの所、たつた一間《ひとま》。 押し入れと言ふ物も無く、破れ障子を横にして囲ひたるハ、夜具《やぐ》などの置き所と見へたり。 流し元に亭主と女房、何やらぶつ/\囁《さゝや》き、夜食《やしよく》の拵《こしら》へするとて、煮《に》るも炊くも鍋一つ。 漸《やうや》うの事にて出来、 亭主「サア、御方《おかた》、膳立《ぜんだ》てセんかい」 女房「飯椀《めしわん》が一つ

            [6]茗荷宿 ~弥次喜多道中記より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
          • ⑦『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

            行き当たりばったりで書いてるので、見事にペース配分をミスって、今回はちょっと短めになってしまいました、テヘペロヾ(๑╹◡╹)ノ" 下の方に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 「さればこそ、是《こ》の九蔵《くぞう》は、近頃、一国の若衆と、牛《うし》使いの三平、あの口汚き男さへ、昨日も今日と褒《ほ》めけるが、されども、何たる業因《ごういん》にや、生まれし時より今日まで、左《ひだり》の手を開かず、色〻 療治《れうぢ》も尽くし、惣堂《そうだう》のお坊《ぼん》に頼ミ、祈祷《きたう》まで致せども、更に印《しるし》も無く、人の褒むるに付けても、此の事の悲しさ」と、 【現代語訳】 「その通り、この九蔵《くぞう》は、近頃は、「国で一番の若衆」と、あの

              ⑦『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
            • [3]灯台鬼 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

              2023年11月28日17:03 [3]灯台鬼 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) それでは、続いて、小袖の手とセットで描かれている灯台鬼をどうぞヾ(๑╹◡╹)ノ" 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢燈臺鬼 蝋燭《らうそく》の 流るゝ時は 燈臺の 鬼の目にさへ 涙見えけり  寸美丸《すみまる》 【現代語訳】 ▢灯台鬼《とうだいき》 頭のロウソクが流れ

                [3]灯台鬼 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
              • [11]舐め女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

                2023年12月18日18:53 [11]舐め女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 今回は長い舌でペロペロと人を舐める、妖怪舐め女ですヾ(๑╹◡╹)ノ" と、言っても、この妖怪の詳細も実はよく分からなかったりします。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢舐《な》め女 化かしたる 客を送りて 後ろから 長き舌出す 舐め女かな  墨縄《すみなわ》 【

                  [11]舐め女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
                1