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  • 2021年のマンガ新作ベスト10+5+7+5 - 名馬であれば馬のうち

    序 【2021年に第一巻が発売された継続連載作】 ベスト10 『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』ナガノ 『FX戦士くるみちゃん』原作・でむにゃん、作画・炭酸だいすき 『ムシ・コミュニケーター』ムネヘロ 『すぐに溶けちゃうヒョータくん』戸倉そう 『ディノサン』木下いたる 『ムサシノ輪舞曲』 河内遙 『ブランクスペース』熊倉献 『泥濘の食卓』伊奈子 『地球から来たエイリアン』有馬慎太郎 『ダンジョンの中のひと』双見酔 +15選 『まじめな会社員』冬野梅子 『ニックとレバー』ミヤタキョウゴロウ 『るなしぃ』意志強ナツ子 『サイコの世界』原作・井龍一、漫画・大羽隆廣 『スノウボールアース』辻次夕日郎 『フール・ナイト』安田佳澄 『あんじゅう』幾花にいろ 『九条の大罪』真鍋昌平 『アフターゴッド』江野朱美 『さよなら幽霊ちゃん』sugar. 『フォビア』原作・原克玄、作画・ゴトウユキコ 『MI

      2021年のマンガ新作ベスト10+5+7+5 - 名馬であれば馬のうち
    • 【2021年まとめ】海外文学の新刊を読みまくったので、一言感想を書いた - ボヘミアの海岸線

      2021年は、海外文学の新刊を読みまくった。 『本の雑誌』の新刊ガイド連載「新刊めったくたガイド」の海外文学担当になったからだ。 「新刊めったくたガイド」は、ジャンルごとにわかれて、毎月4冊以上の新刊を紹介する連載だ。日本文学、海外文学、SF、ミステリ、ノンフィクションと、ジャンルごとに担当者が書いている。 本の雑誌463号2022年1月号 本の雑誌社 Amazon これだけ新刊まみれになるのは人生はじめての経験だったので、記憶が飛ばないうちに、読んだ海外文学の感想を書いておくことにした。 ここで言う「新刊」の定義は以下のとおり(『本の雑誌』ルール)。 ・2021年に発売した、海外文学の翻訳 ・新訳、復刊は対象外 目次 ■2021年のアイ・ラブ・ベスト本 【アメリカ】ローレン・グロフ『丸い地球のどこかの曲がり角で』 【アメリカ】 ジェニー・ザン『サワー・ハート』 【ポルトガル】 ゴンサロ・

        【2021年まとめ】海外文学の新刊を読みまくったので、一言感想を書いた - ボヘミアの海岸線
      • 世界文学を100ヶ国分読んでみた【全100冊紹介】 - ゴミ本なんてない

        元々読書好きを自称してはいたものの、なんだかんだいって結局読んでいるのは欧米や日本人作家の作品ばかり…。そんな折にこの、世界各国の代表的な小説を一年で196冊読んだ方の記事が目に飛び込んできて、早速自分もやってみようと決意したのが2016年初頭。それからちょこちょこ特定の国の本を探しては、読み進める事丸三年!ようやく100冊読み終える事ができました。まさかここまで時間がかかるとは思っていなかったものの、海外文学の造詣を深めるとびきり良い機会になりました。ひとところに居ながらにして、ここまで自分の世界が拡がるとは思わなかったなぁ。 読んだ世界の小説100冊 今回の試みでは、各国に所縁のある作家の作品を読み、あらすじと感想を地域順に並べています。そのため、舞台が必ずしもその国に設定されているとは限りません(例えば、ポーランド出身の記者が描いたアフリカのルポ作品は「ポーランド」に分類)。この方が

          世界文学を100ヶ国分読んでみた【全100冊紹介】 - ゴミ本なんてない
        • 『すずめの戸締まり』新海誠監督が影響受けた、オススメしている作品 - 社会の独房から

          今もっとも勢いのあるアニメ映画監督といえば『君の名は。』『天気の子』そして『すずめの戸締まり』と大ヒットを続けている新海誠で異論はないと思う。 今回はそんな新海誠監督に影響を与えてきたり、オススメしている作品をまとめたので紹介していく。SF小説と、ダメな大人が出てくる作品が多め。 ダ・ヴィンチ 2022年12月号 より ダ・ヴィンチ 2022年12月号 [雑誌] 『三体』 劉慈欣著 三体 作者:劉 慈欣 早川書房 Amazon 中国のSF作家劉慈欣による長編小説。現代でSF小説といえば本作といっても過言ではない程有名なので、読んだことない人でもタイトルぐらい聞いたことある人は多いだろう。全5巻と長いのでAudibleで聞くのもアリ。映像化も予定されている。 本の雑誌であるダ・ヴィンチらしい質問としてオススメの本の質問に対して新海誠監督は『三体』と答えている。スペースでも同じようにオススメし

            『すずめの戸締まり』新海誠監督が影響受けた、オススメしている作品 - 社会の独房から
          • ハワイの日系二世作家が描く、対立した文化と社会(All I Asking For Is My Body by Milton Murayama) - 未翻訳小説を頑張って日々読んでいる日記

            実は私はかなりのボクシングファンなのだが、それを知っている編集者の友人が面白いことを教えてくれた。ハワイの日系二世作家が書いた作品に、貧困から抜け出すためにボクシングを始めるという描写があるという。さらに、著者の意向で邦訳NGとなっているそうだ。それがミルトン・ムラヤマ(1923-2016)の連作短編集All I Asking For Is My Bodyだ。早速取り寄せて読んでみたが……この作品はボクシング小説云々以前に、文化と文化との間に揺れ動く人々を103頁に一文の無駄もなく詰め込んだ、移民文学の傑作だ。 ミルトン・ムラヤマ(1923-2016)は、九州からのハワイ移民の子として生まれる。1941年、高校卒業後にハワイ大学へ進学。同年12月、真珠湾攻撃によって日本とアメリカが交戦状態となると、ムラヤマは日本語話者として台湾へ送られ、日本兵捕虜などに対して通訳などの任務に就いていた。戦

              ハワイの日系二世作家が描く、対立した文化と社会(All I Asking For Is My Body by Milton Murayama) - 未翻訳小説を頑張って日々読んでいる日記
            • 『去年の今日』(長島有里枝・著)『いのちのパレード』(恩田陸・著)『可哀そうな蠅』(武田綾乃・著) - つるひめの日記

              昨年末から年明けにかけて読み、感想が下書きに保存したままになってたこちらの三作品、今頃ですが簡単にまとめました。 『去年の今日』(長島有里枝・著) 主な登場人物は、40代後半のライターである未土里とその息子の大学生の樹木、未土里のパートナー・睦。 家族の愛犬「PB」が突然亡くなってしまい、それからの日々を、それぞれの視点で、家族や愛犬への思いが綴られている連作短編集。 程よい距離感で相手を思いやる気持ちが伝わって来る話だった。 子供は苦手であり、ずっと家庭を持つつもり無く生きてきた睦と、樹木との、手探りのような遠慮がちな会話とその距離感が読んでいて心地よかった。 樹木は、高校卒業直前でのコロナ緊急事態宣言で、卒業式も入学式も中止になり、大学の授業もずっとリモートのまま。 3歳の頃からずっと一緒だった、妹のような存在だった愛犬PB。 PBが亡くなり、台所仕事をしながらも涙が止まらない母に対し

                『去年の今日』(長島有里枝・著)『いのちのパレード』(恩田陸・著)『可哀そうな蠅』(武田綾乃・著) - つるひめの日記
              • 心が引き裂かれるような痛みを伴う魂の叫び |

                それは確かに何かを抱えていそうだな。 彼女たちがどうやって自分なりの道を 見つけていくのか、気になるな。 『絶唱』 湊 かなえ (著) 新潮文庫あらすじ双子の妹・毬絵が死んでから、姉の雪絵の人生もまた失われた。 奪われた人生を取り戻すために向かったのは、ある島だった。 誰にも言えない秘密や心の傷を抱えて四人がたどり着いた南洋の島。 そこからまた彼女らの人生は動きはじめる。 英語もろくに話せないのに1人で南洋の島へとやってきた雪絵。 彼女が島へやってきた目的とは。 そして雪絵が島へ来るきっかけを与えてくれた理絵子の過去。 同じ宿に泊まった若い母親と、手のかけられていない様子の5歳の娘の、この島にたどり着いたいきさつ。 そして日本人宿泊客を受け入れる島の宿の女主人、尚美が今ここにいる理由。 まとめそれぞれが抱える心の痛みや叫び出したくなるような思いを綴る連作短編集。 人の死を通して自身も身を引

                • 【速報】第162回芥川龍之介賞・直木三十五賞 候補作発表! | ニュース

                  1992年生まれ。医師・小説家。2012年、「肉骨茶」で第44回新潮新人賞受賞。17年京都大学医学部卒。17年度京都市芸術文化特別奨励者。 〈作品〉「肉骨茶」2012年新潮11月号=第148回芥川賞候補、単行本は13年新潮社刊。「影媛」14年新潮12月号=第152回芥川賞候補、単行本は15年新潮社刊。 千葉雅也(ちば まさや)    「デッドライン」 (新潮    九月号) 写真:新潮社写真部​ 1978年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。2013年刊の『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』で紀伊國屋じんぶん大賞および表象文化論学会賞を受賞。『勉強の哲学――来たるべきバカのために』、『意味がない無意味』などを刊行。19年、初の小説作品「デッドライン」で第41回野間文芸新人賞を受賞。 〈作品〉『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』2

                    【速報】第162回芥川龍之介賞・直木三十五賞 候補作発表! | ニュース
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