日本の「お家芸」柔道やレスリングは、開催まで1年となった東京オリンピックで金メダルの量産が期待されています。しかし、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中、リスクの高さが指摘されている対人競技で、選手の安全を守りながらどのようにして強化を進めていけばよいのか、競技団体や選手たちが頭を悩ませています。 新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中、東京オリンピックの開催まで1年となりましたが、強化のための対人練習すら再開できていない競技もあります。 各競技団体は練習再開にあたってのガイドラインを作り、感染防止対策を徹底しようとしていますが、感染者が全国的に再び急増していることもあり、競技団体は難しい判断を迫られています。 このうち日本レスリング協会は今月2日からいったん日本代表の合宿を再開させたものの、感染者の急激な増加を受けて方針を変更し、来月までの合宿の中止を決めました。 選手たちは当