中部空港(愛知県常滑市)の駐車場の利用料金が繁忙期に限って値上げする。最大で約2倍。コロナ禍で落ち込んでいた利用客が急激に回復し、収容台数を超える日も目立ってきたため、値上げで利用を抑えようとする措置だ。 空港会社によると、値上げをする繁忙期は、大型連休とお盆期間、年末年始の3回で、年計30日程度。 料金は、通常期だと1日(24時間)あたり1600円だが、繁忙期には1日3千円になる。通常期は1時間300円だったのが、繁忙期には2時間を超えると1時間500円になる。 中部空港は開業した2005年当時に4千台収容の駐車場があったが、需要に合わせて徐々に増設。19年に計7800台まで増やした。当時でも、すでに繁忙期には車があふれることがあったという。 コロナ禍に見舞われていた20年以降、閑古鳥が鳴いていた。だが今年になって旅客便の復活に伴い、車で訪れる人が激増していた。今年8月のお盆期間には、立