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1q84 青豆の検索結果1 - 8 件 / 8件

  • 村上春樹のヒロイン・登場人物たちのつながり

    鼠「鼠」は「風の歌を聴け」に始まる「鼠四部作」に登場する。主人公の友人であるが、ある日突然行方をくらまし、「羊をめぐる冒険」では自ら死を選ぶ。語り手と主人公の仲は深く、あたかも語り手の半身のようである。己の半身が半ば死の世界にいるというモチーフはこの後に何度も繰り返される。 この半身のように親しい友人は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のなかでは幻想パートの「影」に姿を変える。彼は語り手の半身であり、語り手の記憶を保持している。壁の中に閉じ込められた世界を脱出するためには二人がそろっていなければならないが、土壇場で語り手は壁の内側にとどまることを選び、影は死ぬことになる。 「ノルウェイの森」では彼は「キズキ」になる。物語の序盤で排気ガスによる死を選んだことが語られ、交際相手であった直子の死の遠因となる。 また、直接の半身ではないにせよ親しい友人で自ら死を選ぶ点で共通しているのは

      村上春樹のヒロイン・登場人物たちのつながり
    • 「1Q84」~アラサー必読~:村上春樹 [感想][あらすじ][解説]

      はじめに今回は村上春樹が書いた「1Q84」について私🍏なりに、あらすじ、感想、そして解説をしていきたいと思います。 村上春樹の作品は独特の文体で綴られており、初心者の方は読みにくいと思うかもしれませんが一度読むとクセになり気づいたら読みすすめてしまう魅力が村上文学にはあります。 今回ご紹介する「1Q84」はハードカバー3冊と長く、内容も神秘的で不思議な物語が綴られていますが、気が付いたら本をめくる手が止まらなくなっているので村上作品の中でもオススメの作品です。 関連記事:「海辺のカフカ」の記事はこちら 「1Q84」を読む前に「1Q84」はジョージーオーウェルの書いた近未来小説「1984」を元ネタに書かれた近過去の小説です。 学生運動、宗教問題。日本がまさにカオスの世界に入ろうとしている時代背景。そして「1984」という作品はディストピアを描いた作品であり、ディストピアの世界とカオスな世界

        「1Q84」~アラサー必読~:村上春樹 [感想][あらすじ][解説]
      • 杏 さん、柄本時生 さんが 村上春樹 氏の『1Q84』を朗読、アマゾン の 聴く読書 Audible!? ≪めちゃ推しYouTube≫ - YANO-T’s blog

        [本ページはプロモーションが含まれています] スポンサーリンク ブログの前のみなさ~ん!!! 今回もYANO-T's blogへお越し頂き、 ありがとうございます。 感謝感謝。 (引用:PRtimesサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000164.000036126.html) アマゾンの聴く読書、Audible プロのナレーターが朗読した本をアプリで聞けるサービスです。 このAudibleのインタビューシリーズのYouTube動画がいつも好評なので、今回もアップさせていただきました。 このサービスの扱っている作品で、 村上春樹 氏 の『1Q84』、 この作品の朗読を、女優の 杏 さんと俳優の 柄本時生 さんがされています。 その時のインタビューがYouTubeに上がっていました(´▽`) それがこちら↓↓↓ www.youtube.com

          杏 さん、柄本時生 さんが 村上春樹 氏の『1Q84』を朗読、アマゾン の 聴く読書 Audible!? ≪めちゃ推しYouTube≫ - YANO-T’s blog
        • 杏 さん、柄本時生 さんが 村上春樹 氏の『1Q84』を朗読、アマゾン の 聴く読書 Audible!? ≪雑記・めちゃ推しYouTube≫ - YANO-T’s blog

          [本ページはプロモーションが含まれています] スポンサーリンク ブログの前のみなさ~ん!!! 今回もYANO-T's blogへお越し頂き、 ありがとうございます。 感謝感謝。 (引用:PRtimesサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000164.000036126.html) アマゾンの聴く読書、Audible プロのナレーターが朗読した本をアプリで聞けるサービスです。 このAudibleのインタビューシリーズのYouTube動画がいつも好評なので、今回もアップさせていただきました。 このサービスの扱っている作品で、 村上春樹 氏 の『1Q84』、 この作品の朗読を、女優の 杏 さんと俳優の 柄本時生 さんがされています。 その時のインタビューがYouTubeに上がっていました(´▽`) それがこちら↓↓↓ www.youtube.com

            杏 さん、柄本時生 さんが 村上春樹 氏の『1Q84』を朗読、アマゾン の 聴く読書 Audible!? ≪雑記・めちゃ推しYouTube≫ - YANO-T’s blog
          • 杏 さん、柄本時生 さんが 村上春樹 氏の『1Q84』を朗読、アマゾン の 聴く読書 Audible!?【雑記・めちゃ推しYouTube】 - YANO-T’s blog

            スポンサーリンク ブログの前のみなさ~ん!!! 今回もYANO-T's blogへお越し頂き、 ありがとうございます。 感謝感謝。 イメージ アマゾンの聴く読書、Audible プロのナレーターが朗読した本をアプリで聞けるサービスです。 このAudibleのインタビューシリーズのYouTube動画がいつも好評なので、今回第6弾をアップさせていただきました。 このサービスの扱っている作品で、 村上春樹 氏 の『1Q84』、 この作品の朗読を、女優の 杏 さんと俳優の 柄本時生 さんがされています。 『ひょっとしたら、と彼女は思う、世界は本当に終わりかけているのかもしれない。 夜空に不思議な月が浮かび、「リトル・ピープル」が棲む1Q84年の世界……深い謎をはらみながら、主人公・青豆と天吾の壮大な物語(ストーリー)が始まる。 1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆

              杏 さん、柄本時生 さんが 村上春樹 氏の『1Q84』を朗読、アマゾン の 聴く読書 Audible!?【雑記・めちゃ推しYouTube】 - YANO-T’s blog
            • 影響を受けた100作 - ささやかな終末

              好きな小説を100冊選ぶという企画は、長年何度もチャレンジしながらも最後まで選びきれずに失敗し続けていた心残りである。しかし今回、「好き」だけではなく「影響を受けた作品」との条件を追加し、100冊ではなく100作、小説だけではなく映像作品等も込みにすることで、めでたく完成させることができた。1作1作コメントを書いていきたいところなのだが、影響を受けているだけあって思い入れの強い作品ばかりが並び、コメントが非常に長くなってしまいそうなので、まずは作品タイトルのみで記事を公開する。「出会った順」で番号を付けた。なお、コメントの追加時期は未定である。 追記1:コメントは順調に追加できており、順調すぎるあまり後半に行くにつれ長くなる一方であるため、読むときは注意が必要であると思われる。「紹介」と「思い出語り」がメインであり、重要な展開等のネタバレはしていない。 追記2:予想以上に多くの方々に閲覧し

                影響を受けた100作 - ささやかな終末
              • 村上春樹の世界観をオーディブルで味わう!Audibleで聴ける村上春樹作品まとめ - 日々の栞

                Amazonの「耳で聴く」読書、Audible(オーディブル)が、2022年1月から聴き放題に移行したのに伴い、村上春樹の作品が10作品オーディオブック化されるが決定した。 村上春樹作品は海外ではオーディオブック化されていたが、日本でオーディオブック化されるのはこれが初めてだ。 制作予定の作品は、『1Q84』、『ねじまき鳥クロニクル』、『騎士団長殺し』、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、『海辺のカフカ』、『螢・納屋を焼く・その他の短編』、『東京奇譚集』、『神の子どもたちはみな踊る』、『職業としての小説家』、『辺境・近境』の10作品だ。 村上春樹作品の世界観をオーディブルに落とし込むにあたり、選ばれたナレーター陣もかなり豪華だ。『ねじまき鳥クロニクル』を藤木直人、『騎士団長殺し』を高橋一生、『海辺のカフカ』を木村佳乃、『職業としての小説家』を小澤征悦、『東京奇譚集』をイッセー尾

                  村上春樹の世界観をオーディブルで味わう!Audibleで聴ける村上春樹作品まとめ - 日々の栞
                • 「大きな胸を小さく見せるブラ」について思うこと - 「童貞のまま結婚した男」の記録

                  トップの画像は、私のブログに突如表示された広告だ。 この広告が表示されたことに対して、私は猛然と抗議したい。 「けしからん」全くもって「けしからん」 大きい胸を小さく見せるとは、なんて「けしからん」ブラなのだ。 この商品は、世の中の幸せの総量を減らしているのだ。 こんなことを書くと、『月曜日のたわわ』のように炎上してしまいそうだ。 だけれども、女性の方にしたって、自らの容姿を武器にして男を手球に取るような輩がいるのだから、感覚は「人それぞれ」ということになる。 村上春樹『1Q84』 主人公の1人である青豆さんは、バーで見ず知らずの中年の男性を引っ掛けて行為に及ぶほど、積極的で魅力的な女性という設定だが、胸の小さいことにコンプレックスを抱いている。 著者が男性だから、男性目線だと言われればそれまでだが、女性からしたところで、「大きい胸」を自らの武器として考えているところはあるのだ。 「大きく

                    「大きな胸を小さく見せるブラ」について思うこと - 「童貞のまま結婚した男」の記録
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