近くの公園で、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)がさいていました。 キク科アキノキリンソウ属の多年草で、草丈は80cm前後で、 真っすぐ伸びた茎の先に、穂状になって花を咲かせます。 花は頭状花で、中心部の筒状花と周辺部の舌状花からなります。 昔は普通に見られたお馴染みの花だったようですが、 最近はセイタカアワダチソウにとって代わられて、 写真のように、黄色く小さな花が咲く様子が、キリンソウ(麒麟草)ににているとして、 この名前がつけられました。 ただ、キリンソウは春から夏にかけて咲くベンケイソウ科の多肉性植物なので、 キク科のアキノキリンソウとは異なった種類になります。 別名は、アワダチソウ(泡立草)。花が穂状についた様子が、酒の発酵などのように泡立っているのとにていることに由来します。 よくにた名前の野草に、同じキク科アキノキリンソウ属のセイタカアワダチソウ(背高泡立草)がありますが、 草丈