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children of bodom 名盤の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 新型ハードコア「ニューコア」は2020年代のロックのメインストリームになるか?

    ニューコアとは、2010年代中盤から増えてきた、新しいタイプのポストハードコアです。 その音楽性を端的に表現するなら、「ポップでモダンなポストハードコア」といえるでしょうか。あるいは多くの日本人には「ONE OK ROCKをヘヴィにした音楽」という表現の方が分かりやすいかもしれません。 ハードコアの一種でありながら、美しいクリーンヴォーカル、叙情的なメロディ、キラキラとした輝度の高いギターサウンド、ピアノやストリングスを使ったドラマティックなアレンジ、シンセやデジタル的なエフェクトを多用した広がり空間処理などを特徴としています。 表層的にはオルタナティブ・ロックに近く、従来のハードコアやポストハードコアのような激しい音楽を好まないリスナーでも楽しめる、聴きやすい音楽です。 メインストリームとの対立を存在意義とするハードコアに属しながら、商業主義的なサウンドへの接近を恐れないのが、ニューコア

      新型ハードコア「ニューコア」は2020年代のロックのメインストリームになるか?
    • 2019年ハード・ロック/ヘヴィ・メタル年間ベスト・アルバム10選 - 泣きながら一気に書きました

      1位『PARADIGM』/ECLIPSE Paradigm アーティスト:Eclipse出版社/メーカー: Frontiers発売日: 2019/10/11メディア: CD まさか彼らがこの段階で化けるとは思わなかった。スウェーデン産中堅ハード・ロック・バンドの7枚目。 北欧古来の美旋律ハード・ロックにジョン・サイクスのアメリカナイズされた英国ギターを加えたスタイルに、前作からはさらにそのサイクスのルーツでもあるゲイリー・ムーアのアイルランド的郷愁を追加したことで、ここに別次元のケミストリーが生まれた。 それにしても今作はエリック・モーテンソンの歌の巧さが際立っている。その格段にエモーショナルさを増した歌声は、GOTTHARDの今は亡きスティーヴ・リーを思わせる。 アンセムとも言うべき冒頭の「Viva La Victoria」が描き出す壮大なメロディは、このアルバムでひと皮剥けたバンドの圧

        2019年ハード・ロック/ヘヴィ・メタル年間ベスト・アルバム10選 - 泣きながら一気に書きました
      • ブラックメタル対談2020 : DIES IRAE

        2020年12月23日 ブラックメタル対談2020 DIES IRAEの15周年、そしてプリミティヴ・ブラックメタル・ガイドブックというニッチな書籍の発売を記念し、その「プリミティヴ・ブラックメタル・ガイドブック」の著者である田村直昭さんと対談させていただきました。 企画を進めるうち、対談の発起人であり以前からブログ等で懇意にさせていただいているゲルマニウムさんも加わることとなり、対談ではなく鼎談という形に。 そして来たる11月中旬、都内某所にてKvltなRitual(もとい濃厚な談話会)が開催されました。 本エントリーでは、その黒々しいトーク内容を余す事なく公開! ■登場人物(敬称略) 田村 "BLOOD FIRE DEATH” 直昭(Twitter) : 1971年生まれ。disk union勤務。「Shadows of Evil」(2010)、「プリミティヴ・ブラックメタルガイドブッ

          ブラックメタル対談2020 : DIES IRAE
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