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dr1000cの検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 難関のデータフロー方式に立ち向かったWave Computing AIプロセッサーの昨今 (1/3)

    非ノイマン型プロセッサーへの挑戦と挫折 新しいプロセッサーの用途が見え始めると、必ず湧いて出るいくつかのアーキテクチャーがある。例えば超ワイドなVLIW(Very Long Instruction Word:超長命令語)や、超ヘテロジニアス・プロセッサー、メモリー・セル・プロセッサー(マトリックス・プロセッサー)などの類だ。 VLIWは確かに実装が楽だからといって、10を超える命令を同時にサポートするのはやはりやり過ぎだと思うし、1つのSoCの中に異なる命令セットを持つコアを複数種類(それも2つとかならともかく4つも5つも)実装し、それらの命令セットをつなげてVLIW化するのは無茶を通り超えて無謀の域に達する。 メモリー・セル・プロセッサーというのは、消費電力を考える演算そのものよりメモリーと演算器の間のデータ移動の方が消費電力が大きいので、メモリー・セルと演算器を一体化したというアイディ

      難関のデータフロー方式に立ち向かったWave Computing AIプロセッサーの昨今 (1/3)
    • ルネサスの独自開発RISC-V CPUコアの衝撃、その狙いを読み解く

      ルネサス エレクトロニクスが2023年11月30日、独自開発の32ビットRISC-Vコアを発表したことが、半導体業界で注目を集めることとなった。外部からCPUコアを調達するのではなく、自前で用意する動きを見せた背景にはどのような意図があるのか、公になっている情報を中心に読み解いていってみたい。 ルネサスが独自開発した32ビットRISC-Vコアの機能ブロック図 (出所:ルネサス) 水面下で長年RISC-Vと向き合ってきたルネサス RISC-Vが日本で注目を集めるようになったのは2017年12月に開催されたワークショップ「RISC-V Day 2017 Tokyo」の前後ではないかと思われる。当時、同ワークショップに参加されたHisa Ando氏のレポートでは、立ち見も出る盛況ぶりであったと記されているほどの注目を集めた。折しも2016年にソフトバンクグループがArmの買収を実施。Armアーキ

        ルネサスの独自開発RISC-V CPUコアの衝撃、その狙いを読み解く
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