スウェーデンに本社を持つIAR Systems Groupは、「IAR Engineering Workbench」という統合開発環境で、主に組み込み向けのソフトウェア業界では非常に有名な企業であるが、このIAR Systems Groupの日本子会社であるIARシステムズが10月29日、「IAR DevCon Tokyo 2019」を開催した。 通常であれば、ここで基調講演などカンファレンスの様子をお届け…という話題になるのだが、実のところ今回のカンファレンスでは特段の新製品などの発表があった訳ではなかったことなどもあり、IAR DevConそのもののレポートではなく、台湾Andes Technologyと米SiFiveがRISC-Vをテーマとした招待講演を行ったので、このSiFiveの招待講演の内容を中心に、昨今のRISC-Vの立ち位置と今後の動向についてレポートしたい。 日本は2~3