世界初!「回転デトネーションエンジン」宇宙飛行実証成功と、それを記録した大容量データ装置の回収のための新型サンプルリターンカプセル 昨年7月27日未明、JAXA内之浦宇宙空間観測所から観測ロケットS-520-31号機が打ち上げられました。観測ロケットの飛行時間は短く、全長8メートルのロケットは打ち上げから8分後に海洋上に落下しました。このロケットとともに海へと落下したのはJAXAの最新型再突入カプセルに埋め込まれた、飛行に関する情報が記録されたチップです。ここから得られたデータは、新しいタイプのロケットエンジンを搭載したS-520-31号機が、世界で初めて新しいエンジンによる宇宙飛翔を6秒間にわたって成功させたことを明らかにしました。 回転デトネーションエンジン(RDE)の宇宙空間での世界初の作動の瞬間。画面左の楕円状の発光部分が二重円筒型の回転デトネーションエンジンの燃焼器部分。推力は約