何の気なしに図書館で借りて読んでみた、この本から。 テレビヒーローの創造 作者:樋口 尚文メディア: 単行本『月光仮面』『ウルトラマン』『金曜日の妻たちへ』は、テレビのアヴァンギャルドだった。テレビドラマ、テレビ映画の面白さの秘密はどこにあるのか?新たなテレビ表現論への試み。 自分はこのへんのことをもう知っているかな?という前提だったのだけど、考えてみたらせいぜい自分の知識は「ゴジラ」や「ウルトラマン」であって、その前の白黒テレビ…月光仮面や快傑ハリマオはほとんど知らないのだ。 しかし、実はファンタジー的な創作の系譜は、テレビという大枠で語るならこちらのほうが源流のものも多い訳で、大いに蒙を啓かれました。 しかし、月光仮面は最初期待されない=製作費がほとんど出ない、であり…10分番組で10万円、駆けずり回って増額して15万円!! 当時のアメリカテレビ映画は30分で400~700万円の製作費