東京の夜空に浮かび上がった1824台のドローンが、市松模様の大会エンブレムと地球を作って、五輪の開会式を幻想的に盛り上げた。 SNSでは「日本の技術はすごい!」との投稿も見かけたが、このドローンによる光のショーは、日本のハイテク技術を総結集したものではなく、米国のインテル社によるもの。 「1台の重さは約300g。高精度LEDにより、鮮明で境界のない明るさが実現する。また、特に細かいグラフィックスの表現ができるようになっている。ソフトウェアのさらなる進化とこのハードウェアにより、安定性の向上とバッテリーの長寿命化が実現した」とインテルは説明する。 五輪でドローンによる光のショーが行われたのは今回が初めてではなく、2018年平昌五輪の開会式でも行われている。平昌では1218台のドローンが使われたが、ライブではなく事前録画だった。 アニメーターが3Dソフトウェアを使って描いたプログラムに沿って、