今週含め残り4週となったBS再放送中のNHK連続テレビ小説(通称「朝ドラ」)『芋たこなんきん』(2006年度下半期)。 長年の朝ドラ視聴者の中では「名作」という声が多かったが、当時の視聴率は芳しくなく、SNSなどの反響を見ると、本放送時には観ておらず、16年ぶりの再放送で初めて観た人が案外多いことがわかる。 と同時に、「こんなにも良い作品なのに、なぜ低視聴率だったのだろう」と不思議に感じている人も多い。では、『芋たこなんきん』は本放送時にどのように受け止められていたのだろうか。 今のように、朝ドラ関連の記事が一般紙やスポーツ紙・雑誌のweb版やwebニュースなどで毎日公開されている時代と違い、結論から言うと、『芋たこなんきん』関連の記事は非常に少なかった。特に一般週刊誌の記事は全くないと言って良い状態。そこで、かろうじて入手できた記事の一部を引用し、ご紹介したい。 (写真:イメージマート)