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scientific reports 掲載料の検索結果1 - 4 件 / 4件

  • MDPIはハゲタカジャーナル?その評判 - 日本の科学と技術

    MDPIはハゲタカジャーナルか?MDPIのインパクトファクター(JCR2018)(2019年6月発表) MDPI社の学術誌に自分の論文を投稿しても良いものかどうか、で悩んでいる人がかなり多いみたいなので、MDPIに関する評判を纏めておきます。 オープンアクセスジャーナルの発行元の一つに、MDPI (Multidisciplinary Digital Publishing Institute)という会社があります。以前はBeall氏にハゲタカジャーナルという認定を受けていたのですが、強行な抗議行動を行ったため、結局Beall’s Listからは外されました。Beall氏の最近の論文を読む限り、彼はBeall’s ListからMDPIを外しはしましたが、MDPIに対する考え方は全く変えていないようです。MDPIがいかに執拗な嫌がらせ行動を仕掛けてきたかを報告しています。 Still other

      MDPIはハゲタカジャーナル?その評判 - 日本の科学と技術
    • 読書メモ:学術出版の来た道(有田正規 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

      学術出版の来た道 (岩波科学ライブラリー 307) 作者:有田 正規 岩波書店 Amazon 何気なく手に取ったこの本、非常に面白く、ためになる内容だった。タイトルに「学術出版」とあるが、「学術書」というよりは「学術誌」(いわゆる「ジャーナル」)が主題だ。 私の予備知識は以下のようなところだった。 研究者は、論文を書くことで成果を発表し、そのことで業績を認められる。 論文は、エルゼビア、シュプリンガーなど一握りの出版社が刊行する学術誌に掲載される。 近年はインターネット上でアクセスできるようになっているが、論文数の急増、雑誌の購読料の高騰など、様々な構造的問題が指摘されている。 …ここまでは、自分も何となく知っていた。 しかし、ではそうした学術界と出版界の関係がどのように構築されてきたのか。なぜ、大手出版からたびたび研究者から非難を浴びながらも、そのビジネスを続けられているのか*1。学術書

        読書メモ:学術出版の来た道(有田正規 著) - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
      • 昨今の学術発表を考える(その1)捕食的? - わがまま科学者

        わたしが研究を始めたころは、論文投稿となると、論文原稿を封筒にいれて、海外郵便で送って、査読結果も郵送で送られてくるというような時代でした。ピアレビューによる査読システムというのも、実はそんなに歴史があるわけではなく、1980年代に確立されたもののようです。そして、インターネットで論文が簡単に公開できるようになって、投稿も査読のやり取りもインターネットで日常的に行われている時代になっています。こういう歴史を知っていると、実は今の学術出版のあり方なんていうのも、刹那的なうつろいゆくものであるということはいつも感じています。いまだに昭和の学術出版のコンセプトに支配されている日本の研究者や官僚ももっと柔軟になるべきではないでしょうか。 プランSなどとの関係でのオープンアクセス、新型コロナ研究発表でも課題になったプレプリント、更にはもっと最近ではNFT(Non-fungible token)などの

          昨今の学術発表を考える(その1)捕食的? - わがまま科学者
        • 提言:オープンサイエンスの深化と推進に向けて

          提言 オープンサイエンスの深化と推進に向けて 令和2年(2020年)5月28日 日 本 学 術 会 議 オープンサイエンスの深化と推進に関する検討委員会 i この提言は、日本学術会議オープンサイエンスの深化と推進に関する検討委員会の審議 結果を取りまとめ公表するものである。 日本学術会議オープンサイエンスの深化と推進に関する検討委員会 委員長 喜連川 優 (連携会員) 情報・システム研究機構国立情報学研究所所長 東京大学生産技術研究所教授 副委員長 引原 隆士 (特任連携会員) 京都大学図書館機構長 附属図書館館長 教授 幹 事 安達 淳 (連携会員) 情報・システム研究機構国立情報学研究所 副所長・特任教授 幹 事 村山 泰啓 (連携会員) 国立研究開発法人情報通信研究機構ソーシャル イノベーションユニット戦略的プログラムオフ ィス研究統括 久留島 典子 (第一部会員) 東京大学史料編纂

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